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どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事では「相性の良い水草の組み合わせ」をご紹介します。
水草にはたくさんの種類があるのでノープランで選んでいると散らかった印象のレイアウトになりがち。
隣り合う水草は違う見た目のものを選ぶのがコツです。
今回は手軽に再現でき、かつ「映える」組み合わせをまとめましたのぜひご覧ください!
目次 閉じる
- レイアウト的な「映え」
- 育てやすさからのアプローチ
こちらの2つの方向から相性の良い水草をご紹介していきます。
「映え」はもうその通り、見た目の良い組み合わせです。
同様の環境で育成できるなど、管理面も考慮して考えた組み合わせです。
水草には周りの水草の成長を抑制する働きがあります。
その強さは種類によって変わるのですが、働きの強い水草では周りに他の水草を配置できないなんてこともありますので、そのあたりも考慮して選定しています。
無限にあるのでは?と言えるくらいありますので、特に私が多用しているものをご紹介していきます。
他にもたくさんの良い組み合わせがありますので色々と試しながらお試しください!
- グリーンロタラ × ロタラ マクランドラ ‘グリーン’ × ロタラ ‘ナンセアン’
- ラージリーフハイグロ × ニードルリーフルドウィギア
- グロッソスティグマ × ショートヘアーグラス
- ミクロソルム × ウィローモス
- バリスネリア スピラリス ‘レッド’ × ソーシャルフェザーダスター × オレンジミリオフィラム
- ロタラ ロトンディフォリア ‘レディッシュ’ × ロタラsp. ‘ベトナム’
- アヌビアス ナナ × クリナム アクアチカ ‘ナローリーフ’
- アルテルナンテラ リラキナ × トニナ ‘ベレン’
- パールグラス × セイロンロタラ × ルドウィギア レペンス
- ジャイアントアンブリア × リムノフィラ ルゴーサ
- エキノドルス × オーストラリアンクローバー × ナヤス
手軽かつ「映える」組み合わせはこちら。
ある程度流通量の多いもので揃えましたので再現性も高いはず。
あくまで目安ですのでご自由に組み合わせてお楽しみください!
THE王道の水草水槽らしい組み合わせです。
ロタラの仲間は多彩かつ柔らかな質感から、どなたが見ても美しい水景が作れます。
ロタラの仲間を集めるだけでも十分に美しい水景になります。
似通った種が多いので見た目がかぶらないように組み合わせるのがコツ。
ラージリーフハイグロのような大型のハイグロフィラは細かな葉のルドウィギアの仲間と好相性です。
どちらも水質への適応範囲が広いので育てやすいのもポイント。
ラージリーフハイグロの変わりにテンプルプラントを使っても面白いです。
どちらもメジャーな水草ながらあまり使われない組み合わせなので新しさもあります。
丸葉と細葉の前景草の組み合わせは水草レイアウトの定番テクニックの1つ。
前景草は1種類だけ使うよりも複数種組み合わせることでグッと自然感が高まります。
- 背の低い前景草⇒ 前景のメイン
- 背の高めの前景草⇒ 石や流木の際など
このように植え分けるのがおすすめ。
この中から2~3種を組み合わせて配置するだけで自然感のある前景になります。
ポイント的にスタウロギネ レペンスやロベリア カージナリス’ミニ’ などの葉が大きめの前景草を配置するとさらに雰囲気が良くなりますのでお試しください。
シダの仲間であるミクロソルムとコケの仲間であるウィローモスの組み合わせ。
どちらも活着する水草なので石や流木に配置するのがおすすめ。
素材に水草を活着させる時は複数種を活着させると自然感が激増します。
この他にも
などを組み合わせるのもおすすめです。
石と石のつなぎ目、流木の切り口など、素材の見苦しい部分を隠すように活着させるとより美しい仕上がりになります
バリスネリアの仲間は意外とレイアウトに合わせづらいです。
葉幅が微妙に広く、他の水草と変なコントラストが生まれ浮いてしまいがちです。
そこでソーシャルフェザーダスターなどの細いテープ状の水草を重ねるとあら不思議。
有茎草と組み合わせても浮きません。
バリスネリアの仲間はあまり密生感がありませんので、合わせるなら同様にミリオフィラムの仲間やラージマヤカなど、あまり密生しないタイプがおすすめです。
アマゾンチドメグサやタイワンガガブタ、アヌビアス バルテリーなど、大きな丸葉タイプの水草も浮きがちですが、テープ状の水草と組み合わせて配置すると水景に馴染むようになりますのでお試しください。
レディッシュなどの真っ赤になる水草は水景の主役として配置したくなりますが、あまりの赤さに浮きがちです。
そこで活躍するのがオレンジや黄色の水草。
赤い水草の対極にあるのがグリーンの水草ですが、間に中間色を挟むことでグッと馴染みやすくなります。
グリーンの隣に真っ赤な水草を配置するビビットなデザインも面白いですが、中間色を配置してグラデーションのようにすると自然感を演出できます。
アフリカ原産水草の組み合わせ。
なぜそうなのかは分かりませんが、近い産地の水草は似合います。
この組み合わせはアフリカを彷彿とさせ、泳がせるお魚もコンゴテトラやぺルヴィカクロミスの仲間などアフリカン原産の種で揃えたいですね。
他にも南米の水草で揃えたり、日本産の水草だけを集めたレイアウトも場所ごとの個性が出て面白いです!
こちらは南米の組み合わせ。
どちらも特徴の強い水草でレイアウトに馴染みづらいのですが、2つを組み合わせるとあら不思議。
絶妙にマッチします。
アルテルナンテラなら基本的にどの種類でも似合いますのでお気に入りの種類でどうぞ。
トニナも見た目的にはどの種類でも似合うのですが、2種の水質の好みを考えると適応範囲の広いトニナ ‘ベレン’ がおすすめ。
どこか懐かしい雰囲気になる組み合わせ。
水質の適応範囲の広い水草チームなので育てやすいです。
長期維持しやすい種類なので長く楽しめます。
派手さはありませんが落ち着いた雰囲気から飽きのこない水景を作れます。
トリミングの練習にも丁度よい水草なので初心者の方におすすめの組み合わせです。
リムノフィラの仲間の組み合わせ。
同じ仲間でもこれだけ違うのかと水草の奥深さを感じますね。
葉形はまったく違いますがどこか似た雰囲気もあり、そこが組み合わせやすさに繋がっています。
ジャイアントアンブリアは下部が間延びしたように見えがちなので、手前にリムノフィラ ルゴーサを配置するのがおすすめ。
ニューオランダプラントなどのシソクサタイプのリムノフィラを組み合わせるのも面白いです。
エキノドルスの仲間が調子良く茂ると、その周りでは他の水草が育ちづらくなります。
オーストラリアンクローバーやナヤスは影響を受けづらいので周りに配置しやすいです。
フレイムモスなどの縦方向に成長するコケの仲間をエキノドルスの下部に配置するのも面白いです。
水草の配置はちょっとしたコツを守ることでバランスが良くなります。
こちらの記事で水草レイアウトのコツを解説していますので本記事と合わせてご覧ください。
当ブログの「直感で選ぶ水草図鑑」では、レイアウトの雰囲気や使いたい場所、水草の種類・タイプなどから簡単に水草を探すことができます。
どなたでも無料で使えますので、水草レイアウトの制作にぜひご活用ください!
今回は「相性の良い水草の組み合わせ」をご紹介しました。
本記事でご紹介した組み合わせはあくまでも目安ですので、慣れてきたら自由に組み合わせてお楽しみください。
水草は多種多様ですから自分だけの組み合わせも探すのも面白いですよ!
水草の組み合わせを考えるの楽しいですよ!
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