フレイムモス
Taxiphyllum barbieri ‘Flame’
- 光量低光量~中光量
- CO2不要
- 水質軟水~中硬水
- 葉長3~10mm
- 自生地アジア
- 通称名フレームモス
- タグ中景草、活着、丈夫な水草
レイアウトのコツ
炎のようにユラユラと縦方向に伸びるコケの仲間です。
コケの仲間は横、下方向に成長する種類が多いですが、フレイムモスは縦に伸びます。そのため中景草として使用すると良いでしょう。
一応、活着はするのですが活着力は弱いです。ある程度密に茂ってくると自然と剥がれてしまいますよ。
石や流木などの構図素材に活着させてレイアウトするよりも、小石などに巻き付けてポイント的に配置するのがおすすめです。
育成のコツ
基本的に丈夫で枯れてしまうことは少ないです。
綺麗に仕上げるにはCO2の添加が有効です。
- 硬度が高い
- TDSが高い
- 高水温
これらの条件下では葉が茶色くなる傾向があります。
これはコケの仲間に共通する特徴ですが、キレイに育てるなら「軟水」「TDS100以下を目指す(できれば50以下)」「30℃以下にキープ」することを心がけましょう。
※TDSについては種によって上限に違いがありますが、総じて低めにキープした方がコケの仲間はキレイに育ちます。
バラでは手に入りづらい
多くは石や流木など「何かに活着させてある状態」で流通します。
バラ物はなかなか手に入らないので、「何かに活着させてある状態」のものを手に入れて、自分でバラして活着させる必要があります。
下処理・植え方
- コケの仲間の下処理・植え方
本種の下処理・植え方はコケの仲間と同様です。
水草の下処理・植え方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
トリミング
- 古い葉をカット
- 活着しているなら手でむしる
本種はこちらの2つの方法でトリミングできます。
水草のトリミングはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
増やし方
- 株分け
本種は株分けで増やすことができます。
じんわりと広がるように成長するので、伸びた部分をカットして別の石や流木に活着させると株を増やすことができます。
水草を増え方・増やし方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
主な自生地
分類
ハイゴケ科 キャラハゴケ属 フレイムモス
おすすめの水草まとめ
「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。
実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。
水草選びの参考までにぜひご覧ください。
水草水槽に欠かせない5つの要素
- 光
- CO2
- 水質
- 肥料
- 温度
こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。
水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。
初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。
こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。
水草の育て方
当ブログ「Ordinary-Aquarium」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。
実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。
1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。
藻類対策
美しい水草水槽を作るには上手に藻類と付き合うことが大切です。
こちらの記事で藻類対策の方法をまとめてありますので、お時間のある際にぜひご覧ください!
水草レイアウトの作り方
私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。
水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。
初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。
水草の育たない原因をチェック
30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。
水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。
結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!
水道水の硬度をチェック
水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。
水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。
当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。
まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。