「直感」で選ぶ水草図鑑を作りました!

【水草の活着とは?】活着する水草、活着方法を徹底解説

今回は水草の「活着」についてご説明します。
活着とは石や流木に水草が根を張る事を言います。
水草が着いている石、流木って長い時の流れを感じさせて素敵ですよね。
コツを掴めば初心者の方でも簡単に取り入れられるレイアウトテクニックです。
分かりやすく丁寧に解説しますので、ぜひ読んでみてください。

活着とは

「植物が根付き成長を始める」ことを差しますが、アクアリウムの世界では主に石や流木に着くことを差します。
ほとんどの水草はやりようによっては活着させることが出来ますが、今回は簡単に活着させることが出来る水草だけを紹介します。

活着する水草

こちらの水草は自然界でも石や流木に着いて生活しています。そのため、水槽内でも簡単に活着させることが出来ます。

  • アヌビアスの一部
  • ミクロソリウムの仲間
  • ボルビティスの仲間
  • ブセファランドラの仲間
  • コケの仲間

アヌビアスの一部

丈夫な水草として有名なアヌビアスですが、活着させることも出来ます。
様々な種類がありますが活着させやすいのは
アヌビアス・ナナの仲間
アヌビアス・バルテリーの仲間
だけなので注意してください。

MEMO
柄の長いタイプは直接植え付けた方が調子が良いです。

活着するまでの時間
・1ヶ月~2ヶ月

オススメの活着グッズ
・ビニタイ
・ボンド

アヌビアス・ナナ

ミクロソリウムの仲間

こちらも丈夫な水草として有名です。
比較的短期間で活着するのでレイアウトに取り入れやすいです。
活着するまでの時間
・1ヶ月程度

オススメの活着グッズ
・ビニタイ
・ボンド
ミクロソリウム・プチ

ボルビティスの仲間

透明感のあるグリーンの葉色が美しいシダの仲間です。比較的短期間で活着するのでレイアウトに取り入れやすいのですが、キレイに育てるには水質を軟水に保つ必要があります。
活着するまでの時間
・1ヶ月程度

オススメの活着グッズ
・ビニタイ
・ボンド
ボルビティス・ヒュディロッティー

ブセファランドラの仲間

小型で使いやすい活着水草です。
同じく小さな石や流木に活着させた方がレイアウトしやすいです。

活着するまでの時間
1ヶ月~2ヶ月程度

オススメの活着グッズ
・ビニタイ
・ボンド

ブセファランドラ

コケの仲間

自然感の演出には欠かせません。
短時間で活着するものが多いのでレイアウトに取り入れやすいです。

種類によって活着する力に差があります。
弱く活着するタイプは溶けない糸かボンドで固定することをオススメします。

強く活着する
  • ウィローモス
  • ウィーピングモス
  • ウォーターフェザー
弱く活着する
  • 南米ウィローモス
  • プレミアムモス
  • フレイムモス
※似た見た目のコケは大体同様の活着力です
※活着力の弱いコケは活着する時間も長くなります

活着するまでの時間
10日~1ヶ月程度

オススメの活着グッズ
・糸
・ボンド
MEMO
リシアはコケの仲間ですが活着しませんので注意しましょう。

南米ウィローモス

活着方法

活着するまでの間、固定出来ればなんでもOKです。
糸やビニタイで縛る、ボンドで接着しましょう。
動いてしまうと活着するまでの時間が長くなってしまうのでしっかり固定しましょう。
ようするに固定出来ていれば良いので、ここで紹介するもの以外のでも全然OKです。いろいろ工夫して楽しんでください。

  • ビニタイ
  • ボンド
固定にはこれらのアイテムを使用すると良いでしょう。

糸には「溶ける糸」と「溶けない糸」があります。

溶ける糸
自然素材で出来ているものはバクテリアに分解されて1ヶ月程度で溶けて外れます。糸が無くなる方が見栄えは良いのですが、活着する前に外れてしまうと意味が無くなってしまいます。

MEMO
溶ける糸は1ヶ月以内に活着する水草向きです。

モスコットン

溶けない糸
ナイロン等の化学繊維はずっと溶けません。
活着するのに時間のかかる水草はこちらを使いましょう。
化学繊維は目立つので見切れる場所には使わない方が見た目がキレイだと思います。

テグス

ビニタイ

細い針金をビニールでコーティングしたようなものです。とても簡単に扱えますよ。目立ちやすいのでなるべく見えないようにしましょう。
コケ以外はこちらを使用した方が作業が簡単です。

ビニタイ

水草用ボンド

ほとんどの場合に有効な便利アイテムです。
ボンドのおかげで活着作業が格段に楽になりましたよ。
水分に反応して硬化しますので素早い作業が必要です。

手順1
水分を拭き取る
水分に反応して硬化してしまうのでなるべく水草から水分を拭き取りましょう。
手順2
ボンドをつける
ほんのちょっとで大丈夫ですよ。手についてしまうと水草が手に張り付いてしまい、肝心の付けたいところに付けられなくなってしまうので注意してください。
手順3
固定する
硬化するまで押さえておきましょう。手よりもピンセットを使用した方が良いと思います。
手順4
霧吹き
霧吹きで湿らせて硬化させましょう。水草の乾燥を防ぐ意味もありますよ。
手順5
完了!
何度か繰り返して作業してコツを掴みましょう。
こんな感じの手順で進めると良いと思います。
硬化すると白くなるので水草で上手く隠すと仕上がりがキレイです。

元気

手についてしまったら、お湯で洗うと落としやすいですよ。

クイックジェル

活着させるベース

石や流木が定番です。
表面がザラザラしているものなら何にでも活着します。
例えば、プラスチック板にヤスリをかれば活着するようになりますよ。
ジブリのロボット兵、ズゴック、モアイ像等何にでも活着させられますので浪漫が広がりますね!

活着のメリット、デメリット

メリットしかないと思いますが、一応デメリットも考えてみました。

メリット
  • 自然感の演出
  • 移動が簡単
  • 植えなく良い
デメリット
  • 活着力の強いタイプは剥がすのが大変
  • 根が露出して見栄えが悪い場合がある
なんと言っても自然感の演出ですね。
コケの仲間、ミクロソリウム、アヌビアス等組み合わせて活着させることで、遥か昔からあったような「時間の流れ」をレイアウトに表現出来ます。
「植えなくて良い」のも楽ちんですよね。
そのため砂やソイルを敷いていない水槽でも育てることが出来ます。
お掃除の際に簡単に移動出来るのもポイント高いです。

ウィローモス等の活着力の強い種類は1度活着させてしまうと外すのが大変です。また、ミクロソリウム等は大きく育つと根をたくさん出すようになるのでレイアウトによっては悪目立ちしてしまいます。

ハイグロフィラ・ピンナティフィダの活着について

ピンナティは活着する水草として紹介されているのを見かけますが厳密には違います。

①底床に根付く
②成長する
③子株を出すようになる
④大きな茂みになる

こんな感じで成長します。
この③の子株は横に這うように成長していきます。
その途中に石や流木があると根を下ろすので活着しているように見えます。
そのため、買ってきた株を最初から石や流木に固定しても上手く育たないことが多いので注意してください。
組織培養カップで販売されているタイプは最初から子株状なのでボンド等で固定しておくと活着しやすいですよ。

元気

すぐに活着させたいなら組織培養タイプをオススメします。

ハイグロフィラ・ピンナティフィダ

その他の水草を活着させるには

厳密に活着するわけではありませんが
「ほとんどの水草は何かに固定しておくだけでも育てることが可能です」
水草は体全身を使って水中から養分吸収するため植え付けなくても大丈夫なんです。
成長を始めるためには体が「固定」されていることが重要です。
何かで動いてしまうと成長を始めないので、しっかりと固定しましょう。

ニューラージパール石
ニューラージ配置

こちらはニューラージパールグラスを小石に巻き付けたものです。
このような形にしておけば
「流木、石の上等の植え付けることの出来ない場所にも配置出来ます」

元気

一歩進んだレイアウトテクニックです。ぜひご活用ください。

ショートヘアーグラスやオーストラリアンクローバーなども同様の形でレイアウトに使用しています。小石に巻き付けるだけの簡単テクニックですので初心者の方でも取り入れやすいと思いますよ!
以前、職場で撮った動画です。参考までにぜひ見てみてください。

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