
ニューラージパールグラス
Micranthemum tweediei ‘Montecarlo’
- 中光量~高光量
- 必要
- 軟水~中硬水
- 10mm~15mm
- 有茎草、前景草、丸葉
- アルゼンチン
- ニューラージ
レイアウトのコツ
丸い葉が可愛らしい前景草です。
ベタッと地面を覆うように伸びるので、背の低い絨毯を作りたいときに便利です。
垂れ下がるように伸びる性質があるので、石や流木の上に配置すると、それを覆うように伸びてくるので個性的な水景を作ることが出来ますよ。
背が低い分、構図素材との際が不自然になりやすいです。
ショートヘアーグラスなどのちょっと背が高い前景草と組み合わせて「なだらかな丘」のようにすると自然感のある水景になります。
トリミング
厚く層にを作るように成長していきます。
ある程度、層が厚くなると下部から枯れてくるので、そうなる前にトリミングをしましょう。
トリミングした場所は黒~茶色に変色してしまい美しくありません。「新しい芽」が切った場所を覆うまでキレイでは無くなってしまいますよ。
下部が茶色になってしまったら?
一度引き抜き茶色の部分を取り除いてから植え直しましょう。
「厚く層を作ること」はニューラージの性質です。厚くなり下部が枯死してくるのは仕方のないことですので、定期的に引き抜いて下部を取り除くようにしましょう。
育成のコツ
- 光量とCO2量のバランス
- カリウム肥料をマメに添加
この2点がニューラージをキレイに育てるコツです。
・光量とCO2量のバランス
光量に応じて、CO2要求量が大きく変わる性質があります。
高光量下では「CO2要求量が増大」し低光量下では「CO2要求量が低下」します。
高性能なライトを使っているけど、キレイに育たない方は「CO2添加量」を見直して見ると良いでしょう。
「暗くする」という手段も有効ですよ。
ちなみに、低光量下では葉が小さく育ちます。

影になっているところがキレイに育っていて、光が良く当たる場所は育っていないようなら「CO2不足」です!
・カリウム肥料をマメに添加
一度、肥料切れを起こすと、そこから復活させることが難しいです。
特にカリウム不足から調子を崩すことが多いので、マメに添加するように心がけましょう。
CO2添加をしなくても育つ?
低光量下ではCO2要求量が低下する性質があることからCO2を添加していないくてもなんとかキレイに育つ場合があります。
上級者向けではありますが「軟水をキープ」「pHを6.4以下にキープ」することで、育てることが可能です。
分類
ゴマノハグサ科 ミクランサム属 ニューラージパールグラス