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水槽を綺麗にしてくれる水草8選

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本記事では「水槽を綺麗にしてくれる水草8選」をご紹介します。

水槽を初めてみたもののなんだか水槽が汚い、、、

なんてことありますよね。

今回はそんな時に頼りになる「水質浄化能力の高い水草」をご紹介します。

どれも本格的な水草育成設備が無くてもある程度育つ丈夫な種類ばかりです。

水槽を綺麗にしてくれる水草をお探しの方はぜひご覧ください。

MEMO

水草は成長する過程で水質浄化能力を発揮するので最低限、水草が育つ環境が必要です!

動画で簡単に見る

この記事の著者
轟元気

プロアクアリスト

轟元気

とどろきげんき

プロフィール

業界歴15年の中堅。現在は埼玉県坂戸市にあるアクアリウムショップ「e-scape」の店長をしています。本ブログ、Ordinary-Aquariumでは「水草水槽の知識」を中心に今までの経験を基にした実践的な知識、技術を初心者の方にも分かりやすく解説していきます。プロフィール詳細リンク、転載、引用について

水槽を綺麗にしてくれる水草とは

  • 成長が早く、養分吸収に優れている
  • 育てやすい
  • 管理しやすい

こちらの3点を満たす水草を私は「水槽を綺麗にしてくれる水草」としています。

基本的にどの水草にも水質浄化能力がありますが元気に成長していないとその能力を発揮しません。

タフで育成しやすい水草の方がより「水槽を綺麗にしやすい」と言えます。

特に成長の早い水草は養分吸収量が多いのでより水質浄化能力が高いです。

今回はそんな水草たちをご紹介しますのでぜひお試しください!

元気
元気

見た目も考慮して選びました!

水槽を綺麗にしてくれる水草8選

ナヤス

キングオブ水槽浄化水草。

かなりの成長スピード&増殖スピードでガンガン伸びます。

その過程で水槽から養分をたくさん吸収するので綺麗になるというわけです。

間接的に藻類予防、濁り予防にもなりますので「水槽が綺麗になる水草は?」と聞かれたら一番にご紹介しています。

販売している店舗があまり無いので手に入れることが難しいのですが、よく増えますから少量でも手に入れば自力で増やせます。

水中を浮遊するように生活しているので植える必要もありませんし、育成が簡単な点も高評価です!

元気
元気

一度水槽に入れると全部取り出すのが大変なのが玉に瑕です。

マツモ

元祖水槽浄化水草。

ナヤス同様に水中を漂うように生活している水草なので、水槽にポンと入れるだけで良いのでお手軽です。

アンモニア態窒素を好むのでフィルターを付けていない水槽や睡蓮鉢などの浄化用におすすめ。

しっかりとフィルターが機能している水槽では、アンモニア態窒素が硝酸態窒素にすぐに分解されてしまうので養分不足になることがあります。

強力な水質浄化能力がありますが、元気に成長していなければ力を発揮しませんので環境に合わせて取り入れましょう。

ハイグロフィラ ポリスペルマ

茎のある水草(有茎草)ならこちらがおすすめ。

CO2無添加の水槽でも育てやすく、ライトグリーンの葉色が美しいので見栄えも良いです。

古くから熱帯魚水槽の水草として親しまれているので、どこか懐かしい雰囲気があります。

1本2本では浄化能力に限界がありますので10本、20本と植えて大きな茂みにするとよいでしょう。

本種は私が選ぶ丈夫な水草3選の一角ですので、育てやすい水草をお探しの方におすすめです。

ツーテンプル

テープ状の葉が爽やかな印象の有茎草です。

ハイグロフィラ ポリスペルマとほぼ同等の丈夫さなので育成しやすいのがポイント。

成長はやや緩やかですが、群生させることで強力な水質浄化能力を発揮します。

葉が長いので後景に配置するのがおすすめです。

レイアウトも楽しみつつ水質浄化も期待したい時にどうぞ!

パールグラス

細かな葉を密に茂らせる可愛らしい水草ながら水質浄化能力もなかなかのものです。

1本1本は小さいのですが成長が早く新しい芽がたくさん生えてくるので、すぐに大きな茂みになります。

水質への適応範囲が広く育成しやすい水草なので初心者の方にもおすすめ。

ボトルアクアリウムにおすすめの水草の1つですので小型水槽でも扱いやすいです。

アナカリス

金魚藻としてお馴染みのアナカリスは水質浄化能力が高い水草の1つです。

かなりタフな種類なので初心者の方でも育てやすいです。

ヒーターを使用してない水槽でも育つのでメダカ水槽などにもおすすめ。

水槽に浮かべるだけでも育ちますがあっちこっちに伸びるので底床ていしょうに植えたほうが見栄えが良いです。

金魚におすすめの水草はこちらの記事でまとめてご紹介していますのでご覧ください。

アマゾンフロッグピット

水面に浮かぶ丸い葉が可愛らしい水草です。

基本的に浮草の仲間は増殖スピードが早く、その分養分をたくさん吸収することから水質浄化能力が高いです。

根がビローンと長く伸びるので適時カットすると見栄え良く維持できます。

短くカットし過ぎてしまうと調子を崩してしまうので3~5cm程度は根を残すようにしましょう。

温かい時期なら屋外でも育てられるので睡蓮鉢用としてもおすすめです。

サルビニア ククラータ

根が短いタイプの浮草をお探しならこちらがおすすめ。

アマゾンフロッグピットと同じくらい丈夫で育てやすいです。

水質浄化能力もほぼ同等でしょう。

根が短いため、横から見ることが多い水槽向きと言えます。

浮草は藻類予防にも使えるのでぜひ一度お試しください。

藻類予防におすすめの浮草はこちらの記事でまとめています。

水質浄化とは?

水草による水質浄化とは、ざっくりと分けるとこちらの3点の効果による結果です。

窒素、リン、カルシウム、マグネシウムなどは植物の必須栄養素なので水草も吸収します。

水草の生活に欠かせないものではあるのですが、水槽中に多量にあると藻類が増やすくなってしまいます。

  • ガラス面が茶色、緑色になってしまった
  • 緑色の糸のようなものが出てきた
  • 水が薄っすらと濁っている

このように藻類が増えると美観が損なわれてしまうので汚くなったように見えます。

水草に水中から養分を吸収させて藻類の増えづらい環境にすることで見た目の良い水槽になるというわけです。

MEMO

基本的に藻類自体は生き物に無害なので「藻類がたくさん生えている水槽=環境の悪い水槽」というわけではありません。あくまで美観の話です。

窒素分を吸収

  • 生き物のフン
  • 残り餌

などからアンモニアなどが発生しこれを硝化菌が分解すると亜硝酸、硝酸へ変化します(硝化作用)。

アンモニア態窒素、硝酸態窒素窒素のどちらをより好むのかは水草の種類によって違いがあるのですが、基本的にどちらも吸収してくれます。

多量にあると藻類の原因になりますので水草を入れて吸収させると藻類を予防できるということです。

アンモニア、亜硝酸を除去する方法硝酸を除去する方法は別記事でも詳しく解説していますのでご覧ください。

リンを吸収

主に餌から供給されるリンは多量にあると藻類増殖の原因になります。

リンも水草の必須栄養素ですから水草を繁茂させることで減らすことができます。

リンに関してはろ材などでも吸着除去することもできますので、水草と合わせて対応するとより効果的です。

リン酸塩を除去する方法はこちらの記事をご覧ください。

カルシウム、マグネシウムを吸収

カルシウム分、マグネシウム分が多く溶けている水を硬水こうすいと呼びます(=硬度の高い水)。

「硬度の高い水=水槽が汚くなる」とは必ずしも言えないのですが、硬度が高い環境ではより硬い藻類が増えます。

硬い藻類はヤマトヌマエビやオトシンクルスなどの藻類を食べてくれる生き物が好んで食べないので残りやすいのです。

カルシウム、マグネシウムは水草の必須栄養素なので、水草に吸収させることで硬度を下げることができます。

水草の硬度を下げる作用はそこまで強くないので、硬い藻類でお悩みの方は硬度を下げる方法も合わせて行うとより効果的です。

MEMO

硬度の高い環境では黒髭苔サンゴ苔などの除去が難しい藻類が増えやすくなります。

藻類対策

水草で水槽を綺麗にしようとお考えの方は藻類でお悩みの方が多いハズ!

当ブログはに藻類対策をまとめたページもありますのでぜひご覧ください。

藻類のタイプ別に対策方法をまとめてありますので見た目の似ている藻類対策の記事からご覧になると良いでしょう!

まとめ

今回は「水槽を綺麗にしてくれる水草8選」をご紹介しました。

本記事でご紹介した以外の水草にも基本的に水質浄化能力があります。

「元気に水草が育っている水槽≒綺麗な水槽」になりやすいですから、ぜひ水草を茂らせて美しい水槽を作ってください!

元気
元気

水草がワサワサと茂っているとそれだけで美しいですよ!