
プレミアムモス
Riccardia chamedryfolia
- 低光量~中光量
- 必要
- 軟水
- 2mm~5mm
- コケの仲間、活着、ワンポイント
- ヨーロッパ、アジアに広く分布?
- プレモス、ナミガタスジゴケ
レイアウトのコツ
小型で成長の緩やかなコケです。とても繊細な雰囲気を持っています。
流木や石などの構図素材に活着させることで「細かく作り込んだ雰囲気」を出すことが出来ます。
もともとの活着力は弱く、成長が緩やかなので糸で巻くとあまり上手く活着しません。また糸が目立ってしまいますよ。「接着剤」を使用して活着させるとキレイに仕上がります。
コケの中では明るい色彩なので、たくさん使用しても暗い雰囲気にはなりませんよ。

育成のコツ
基本的に丈夫なので枯れてしまうことは少ないです。
キレイに仕上げるにはCO2を添加して少しでも成長を早くしてあげると良いですよ。成長が遅いと、その分だけ藻類が着きやすくなってしまいます。
「以下に藻類を生やさないか」がプレモスをキレイに育てるポイントです。


葉が茶色くなる場合
- 硬度が高い
- 高水温
これらの条件下では葉が茶色くなる傾向があります。
これはコケの仲間に共通する特徴ですが、キレイに育てるなら「軟水」「30℃以下にキープ」することを心がけましょう。
※硬度が高い、高水温下でも枯れてしまう訳ではありません


バラでは手に入りづらい
葉が細かい、成長が緩やかであることからプレモス「だけ」が流通することは稀です。
多くは石や流木など「何かに活着させてある状態」で流通します。
また、バラ物が手に入ったとしても細かすぎて活着させづらいことが多いので、「何かに活着させてある状態」のものを手に入れて、自分でバラして活着させた方がキレイに仕上がりますよ。
組織培養のプレモス
バラで手に入れたいなら「組織培養」のプレモスがオススメです。

分類
スジゴケ科 スジゴケ属 プレミアムモス
おすすめの水草まとめ
「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。
実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。
水草選びの参考までにぜひご覧ください。

水草水槽に欠かせない5つの要素
- 光
- CO2
- 水質
- 肥料
- 温度
こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。
水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。
初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。
こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。

水草の育て方

当ブログ「Ordinary-Aquarium」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。
実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。
1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。
水草レイアウトの作り方
私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。
水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。
初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。

水草の育たない原因をチェック
30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。
水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。
結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!

水道水の硬度をチェック
水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。
水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。
当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。
まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。
