どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事では「藻類予防におすすめの浮草3選」をご紹介します。
藻類が生えてしまうと見苦しくて水槽を見たくなくなりますよね?
水槽セット初期など、余分な養分が多い時期は藻類が発生しやすくなりますよ。
そこで今回は藻類予防効果の高い浮草を3つご紹介します。
成長が早く、すぐに増える水草は藻類を予防する効果が高いです。
中でも成長の早い浮草は藻類予防にうってつけですよ。
見た目も楽しみつつ、藻類を予防したい方はぜひご覧ください。
【藻類対策の心得】お掃除屋さんの適正数、水槽で増える藻類一覧
こちらの浮草が藻類予防におすすめです。
どれもポピュラーな種類なので手に入れやすく、安価なので使いやすいですよ。
水槽にポンと入れるだけで藻類予防になります。
- 簡単に入れられる
- 簡単に増える
- 簡単に取り除ける
こちらの3点がおすすめする理由です。
いちいち植えるのは面倒ですし、育てるのが難しくては藻類予防のために行う作業が増えてしまいます。
また、浮草なら水面に浮かんでいるので取り除くのが簡単です。
藻類が落ち着いたタイミングで簡単に水槽から取り出すことができますよ。
- 水槽セット初期
- お魚メインの水槽
水槽内に余分な養分が多いタイミングで入れると効果的です。
セットしたばかりの水槽や、お魚飼育をメインにした水槽は養分が余りがちなので藻類が生えやすいです。
浮草を入れて常時養分を吸収させることで藻類を予防することができますよ。

順調に浮草が成長をすると水面を覆い尽くすように増殖していくので、水槽内に光が入らなくなってしまいます。
水草が入っている場合、暗くなると傷んでしまうかもしれませんので適度に間引きましょう。
お魚だけの水槽なら、ある程度暗くても問題はありません。
見た目に気になるようなら間引く程度の感覚でOKですよ。

浮草は増殖スピードが早いのですぐに水面がいっぱいになります!
藻類予防のメカニズムはこんな感じです。
浮草が成長、増殖する際に養分を使うので、結果、水中の養分が少なくなり藻類の発生量が少なくなるという流れです。
増殖した浮草を間引いて取り除けば、水槽から余分な養分を取り除いたことになります。
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- 成長の早い水草
- 増殖スピードの早い水草
- 丈夫な水草
浮草に限らず水草は水中の養分を吸収するので藻類予防になると言えます。
特にこちらの条件を兼ね備えた水草は効果が高いですよ。
成長が早く、どんどん葉を展開していく水草は、水中の養分をたくさん必要とするため藻類予防効果が高いと言えます。
- ハイグロフィラ・ポリスペルマ
- パールグラス(CO2添加が必要)
- グリーンロタラ(CO2添加が必要)
- リシア(CO2添加が必要)
こちらは水草レイアウトに良く使われる人気の水草ですが、成長、増殖スピードが早いので藻類予防効果が高いです。
レイアウトを考える際はこれらの水草を組み込むことで、藻類に悩まされづらい水槽になりますよ。

すでに藻類が発生しているなら水草で予防するだけでは不十分です。
「お掃除屋さんを入れる」「環境を改善する」など具体的な藻類対策が必要ですよ。
こちらの記事で私が普段より行っている藻類対策をまとめてありますので、お困りの方はぜひご覧ください。
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今回は「藻類予防におすすめの浮草3選」をご紹介しました。
自然な見た目も楽しめて藻類予防にもある浮草は、一石二鳥ですね。
すぐに増えて水面を覆い尽くしてしまうのが弱点ですが、浮かんでいるから簡単に取り除けるのでそれほど苦になりません。
水草を使って藻類予防をしたい方はぜひ取り入れてください!

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