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【フィルターまとめ】各フィルタータイプの特徴を詳しく解説

本記事は「各フィルターの特徴」について詳しく解説します。

タイプごとの特徴を初心者の方にも分かりやすく解説していきますので、ぜひ読んでみてください。

「このフィルタータイプがベスト!」というものはありません。どのフィルターも、使いこなせば「キレイな水槽」を作ることが出来ますよ。

「水槽サイズ」「レイアウト」「飼育スタイル」などの違いから適したフィルターが変わってきますので、皆さんが最適なものを選べるようにお手伝いしますね!

水草水草のフィルターをお探しの方はこちらにまとめましたので見てみてください。

はじめに
この記事は私がアクアフォレストのブログに書いたものを加筆修正したものです。

各フィルターの特徴

現在、出回っているフィルターはこちらの8種類に大別することが出来ます。それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

  1. 外掛け式フィルター
  2. 投げ込み式フィルター
  3. 外部式フィルター
  4. 底面式フィルター
  5. 加藤式フィルター
  6. 上部式フィルター
  7. 背面式フィルター
  8. オーバーフロー式フィルター

外掛け式フィルター

AT-30

水槽に引っ掛けるだけで簡単に設置出来るフィルターです。
小型水槽セットに含まれていることが多く、現在、一番普及しているタイプです。30cmクラスの水槽には十分なろ過能力を持ち、メンテナンスも簡単なので初心者の方にオススメのフィルターです。

ろ材量が少ないため45cm以上の水槽には不向きです。また、水槽に引っ掛ける構造上、背面かサイドにスペースが必要です。ちょっと悪目立ちしちゃいますね。

参考 ATシリーズテトラ 参考 ATシリーズの設置方法やメンテナンスの動画テトラチャンネル
メリット
  • 設置が簡単
  • メンテナンスが楽
  • 安い
デメリット
  • 美観があまり良くない
  • 設置スペースが必要
  • 45cm以上の水槽には適さない

元気

小型水槽にオススメです!

投げ込み式フィルター

・エアーリフト式

水作エイトコア
昔ながらのフィルターです。
金魚水槽のフィルターと言えばこれをイメージする方が多いのでは?お魚なメインの小型水槽なら十分な能力がありますよ。

フィルター本体を水槽に全部入れる構造のため、どうしても見映えが悪いのが欠点です。石や流木などで上手く隠すと良いのですよ。

参考 水作エイトコア水作
ベタのフィルター
ブリラントフィルター

いわゆる「スポンジフィルター」と呼ばれるものです。
こちらも主にお魚飼育がメインの水槽で使うタイプです。特にテトラ「ブリラントフィルター」はかなりろ過能力が強いのでグッピーやアピストグラマ、レッドビーシュリンプなどのブリーディングによく利用されます。また、店舗のお魚水槽にも良く使われるプロ御用達フィルターです。

こちらもフィルター本体が丸ごと水槽に入るので美観は良くありません。小型水槽なら十分なろ過能力です。45cm水槽くらいまでなら十分カバー出来ますよ。

参考 ベタのフィルタースドー 参考 ブリラントフィルターテトラ
「泡の力」で水を循環させる様式のことです。空気を水槽の中に送り込み、水面に向かって上がってゆく泡で水を動かします。より水が動きやすいように「煙突状」になっているものが多いです。 空気を送り込む必要があるので別途エアーポンプが必要ですよ。エアーリフト

・モーター式

スペースパワーフィット

モーター式なので電源を入れるだけで可動できます。初心者の方でも簡単に取り扱えますよ。45cm以下なら十分にろ過出来ますので、小型水槽用のフィルターとしてオススメです。

こちらもフィルター本体が丸ごと水槽に入るので美観は良くありません。構造的に隠しやすいので「コーナーカバー」などを利用すれば美観を良くすることは出来ますよ。

参考 スペースパワーフィット水作
メリット
  • 設置が簡単
  • 比較的静か
  • 安い
デメリット
  • 美観が良くない
  • 水槽内が狭くなる
  • 45cm以上の水槽には適さない

外部式フィルター

・モーター内蔵タイプ

2213

 

現在、水草水槽に一番オススメのフィルターです。
フィルター本体を「水槽の下」に設置するため水槽内を広く使うことが出来ます。水槽とはパイプやホースを使って接続するだけなので美観も良いですよ。

フィルターと水槽をホースで接続することから、正しくセットしないと水漏れリスクがあります。また可動方法、メンテナンスなど多少の知識が必要なので中級者以上の方にオススメです。

コーナーカバー内へ配管をまとめることで、さらに美観を良くすることが出来ます。特に盛り土をする場合は必須ですよ。

参考 クラシックフィルター2213エーハイム

・モーターが水槽内に入るタイプ

アクアコンパクト
オートパワーフィルターAX-45

 

簡易タイプの外部式フィルターです。
水槽内にモーターを設置するので、その分、美観はあまりよくありません。設置や作動時の操作が簡単なので、初心者の方でも扱いやすいフィルターです。

モーターパワーが弱い機種が多いので45cm以下の水槽向けです。「小型水槽」だけど「外部式フィルター」にチャレンジしてみたい。そんな時にオススメですよ。

パワーの関係で設置場所は「水槽の横」が良いです。水槽下にスペースが無いなど、モーター内蔵タイプの外部式フィルターが使えない際に「妥協案」として採用することもあります。

参考 アクアコンパクトエーハイム 参考 オートパワーフィルターAX-45テトラ
メリット
  • 美観が良い
  • 比較的静か
  • 比較的ろ材量が多い
デメリット
  • 設置がやや難しい
  • 高価
  • 水漏れリスクがある

底面式フィルター

スライドベースフィルター
スライドベースパワー

ソイルや砂利、砂など「底床」をフィルターとして使うタイプです。そのため「水槽セット時」にしか設置することが出来ません。「安価」で「高いろ過能力」を持つことから店舗のお魚水槽用として広く使われています。

水草水槽にオススメ出来るフィルターの1つですよ。

短期間の使用なら初心者の方でも問題無く行えますが、長期維持をしようとすると技術がいる玄人向きな性質があります。

エアーリフトとモーター、2つの方法で可動させることが出来ます。

エアーリフトの場合
エアーの量によって「水流を細かく」調整出来ます。お魚を中心とした水槽向きの方式です。店舗のお魚水槽はほとんどがコレです。
モーターの場合
水草水槽の場合はこちらがオススメです。モーターが水槽内に入るのでちょっと美観が悪いです。石や流木を使って上手く隠しましょう。
参考 スライドベースフィルターニッソー 参考 スライドベースパワーニッソー
メリット
  • ろ過能力が高い
  • 安い
デメリット
  • 長期維持が難しい
  • 後から設置出来ない

底床の厚さについて

底面フィルターを使う場合

最低でも3cm、煙突付近は5cm以上欲しいですね。
底床の美観を考えると最前面はなるべく薄い方が良いのですよ。煙突付近はもっと盛っても問題ないので「山岳レイアウト」にも使えます。

ちなみにこちらで紹介している底床は全て「底面式フィルター」で使用できます。また、水草水槽向けに詳しくセッティング方法をまとめましたので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

加藤式フィルター

現在「GEX」に在籍している加藤さんが開発したユニークなフィルターです。一言で表すと「水槽の横にもう一つ水槽を用意してそれをフィルターにする」みたいな感じです。「連通管」の原理を利用しています。

ヒーターやCO2配管など見苦しいものをフィルター部分へ収納することが出来るのでとても美観が良いです。「水槽内に機材がまったく無い状態」を作ることが出来ます。また、水漏れリスクが無い作りになっているので初心者の方でも安心して使うことが出来ますよ。

構造上、水槽とのセットで流通させるしか無く、現在はGEXから発売されている「AQUA-U」のみとなっています。今後の展開に期待です!

DIYが好きな方はご自身で工夫してみるのも面白いと思います。加藤さんが色々と公開していますので興味のある方は、見てみてくださいね。

「加藤水槽」へ飛ぶ

参考 AQUA-UGEX
メリット
  • 取り扱いが簡単
  • 配管、配線を隠すことが出来る
  • 水漏れリスクが無い
デメリット
  • 1機種しか無い

上部式フィルター

スライドフィルター600

60cmレギュラー水槽にセットで組み込まれていることが多く、かつては一番普及してたフィルターです。構造が単純なので初心者の方でも十分に使いこなすことが出来ます。ろ材量が比較的多いのでろ過能力も高いですよ。

構造上、水槽上部を専有してしまうので「ライトが増設出来ない」「美観が悪い」という欠点があります。ライトの能力に縛られないお魚中心の水槽に向いているフィルターですね。

参考 スライドフィルター600ニッソー
メリット
  • 取り扱いが簡単
  • 比較的ろ過能力が高い
  • メンテナンスしやすい
デメリット
  • 美観が悪い
  • ライトを増設出来ない

背面式フィルター

グラシア ネクスト

水槽を区切って一部分をフィルターとして機能させるフィルターです。水槽内は狭くなってしまいますが、ろ過槽部分ヒーターやCO2配管などを隠すことができるので美観が良いです。

ライトやタイマー以外はすべて水槽内で完結する「オールインワン」タイプなので水槽内だけで無く、水槽周りもスッキリさせることが出来ます。

予め水槽に加工しなければならず、あまり商品が無いのが欠点です。

参考 グラシア ネクストプレココーポレーション
メリット
  • 配管、配線を隠すことが出来る
  • 比較的ろ過能力が高い
  • 水漏れリスクが無い
デメリット
  • 水槽内が狭くなる
  • 拡張性が無い
  • メンテナンス性が悪い

オーバーフロー式フィルター

オーバーフロー式フィルター

水槽の下にもう1台を水槽を置いてそれフィルターにしてしまうというダイナミックなシステムです。群を抜いてろ材を入れることが出来るので、超大型水槽や大型魚、海水魚など高いろ過能力が必要な場面で活躍します。

ろ過槽内に機材類をまとめることが出来るので、水槽内に無駄なものを入れる必要が無く美観が良いです。

濾過槽内から水槽へ水をポンプで送り、溢れる水が濾過槽へ帰ってくる仕組みです。構造上、水の落下音がするので静音性は低いです。また、仕組みを良く理解していないと水漏れリスクがあるので玄人向きのフィルターですよ。

参考 オーバーフロースターターキットプレココーポレーション
メリット
  • 配管、配線を隠すことが出来る
  • ろ過能力がかなり高い
  • 大型水槽ほど割安
デメリット
  • 水の落下音がする
  • システム全体の理解がいる
  • 小型水槽ほど割高

フィルター一覧表

タイプ美観排熱静音ろ過能力コスパ扱いやすいさメンテナンス性CO2ロス水草水槽適正
外掛け式
投げ込み式×※1※3
外部式
底面式※1※3
加藤式
上部式××
背面式
オーバーフロー式×※2

※1 静音性はエアーポンプに左右されます
※2 大きいサイズの水槽ほど割安です。90cmくらいが分岐点
※3 エアーリフト式のものはCO2ロスが大きいです

各フィルターの特徴を一覧表にまとめてみました。

各項目の定義はこんな感じです。

・美観

水槽内に配管が入らない、ろ過槽に機材をまとめられるものは高評価です。水槽内に入る部分が大きいものは低評価です。


・排熱

モーターが水から離れているものは高評価です。モーターからの熱の影響が大きいものは低評価です。特にモーターが水中にあるタイプは水温上昇の原因になります。逆に冬場はメリットになるので、考え方しだいですね。


・静音性

シンプルに「静か」なものは高評価です。企業努力によりどのタイプもかなり静かになったと思います。大きなモーターを使っているものほど音が大きいので、大型水槽ほどうるさいです。


・ろ過能力

他と比較してみてろ材の入る量が多いものは高評価です。どのタイプも適正サイズを守れば十分飼育出来ますので参考までに。


・コスパ

単純に高いものは低評価にしました。高いものほどろ過能力が高くなる傾向がありますので予算と水槽スタイルと合わせて考えると良いです。


・扱いやすさ

セッティングが簡単なものほど高評価です。配管を組むなど作業が必要なものは低評価です。初心者の方はここ評価を参考にしてフィルターを選ぶと良いかも。


・メンテナンス性

簡単にメンテナンス出来るものは高評価です。時間や労力が必要なものほど低評価です。低評価のものを頻繁にメンテナンスが必要な水槽(魚が多い、カメ水槽など)に使うと大変なので注意しましょう。


・CO2ロス

循環の過程でCO2が逃げないものは高評価です。水が空気と混じって流れるタイプはCO2ロスがあるので低評価です。


・水草水槽適正

生物ろ過と相性が良い、CO2ロスが少ないものは高評価です。基本的に上部式フィルター以外はなんとかなると思うので参考程度にお考えください。


まとめ

今回は「各フィルターの特徴」について詳しく解説しました。

ろ過能力はろ材に棲む「ろ過バクテリア達」の状態に大きく左右されます。「透明な水」にするにはバクテリアのことを知る必要がありますよ。

こちらで詳しく解説しましたのでお時間のある時にでも読んでみてください。皆様のアクアライフの参考になれば幸いです!

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