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どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
今回は「オープンアクアリウム」を解説します。
オープンアクアリウムとは「フタの無い」スタイルのアクアリウムです。
特に「吊り下げ式ライト」を使っている水槽のことを差します。
水上部分が大きく開けているので開放感のあるスタイル。
最近の水草水槽はフタを使わないことが多いので、ほとんどがオープンアクアリウムと言えるでしょう。
あまりメジャーではありませんが、水上部分に植物を配置することができます。
実は陸上植物には「水草以上の水質浄化能力」があります。
水上部分に大きな茂みを作ると、目に見えて「藻類」の増殖量が少なくなります。
見た目にも楽しく、水も綺麗になるなんて素敵ですよね。
オープンアクアリウムに興味のある方はぜひご覧ください。
オープンアクアリウムとはフタをせず、水面をオープンにした水槽のこと。
特に水から飛び出すように植物を茂らせるのが素敵です。
画像の水槽は「テラリウム」と呼ばれるレイアウトスタイルです。
流木や石などで足場を作り水に強い観葉植物を茂らせるなどするのが特徴です。
陸上植物は水草と比べて水質浄化能力が高いので、水上部分に陸上植物を茂らせることで水槽が綺麗になります。
特に藻類予防効果が高いので、陸上植物が茂らば茂るほどガラス面に藻類が付かなくなるのが実感できると思います。
「水上部分にもレイアウトできること」
なんと言ってもコレですね!水中から陸上にかけて、連続した水景を作ることができます。お部屋の中にリアルな「水辺」を作ることができますよ。場合によっては陸上部分を主役にしても面白いですね。
「陸上植物の水質浄化能力」
水草よりも陸上植物の方が遥かに栄養を必要とします。そのため、水中から養分をたくさん吸収しますよ。これにはかなりの藻類予防効果があります。
「水面の揺らめき」
透明な水が作る水面はそれだけで美しいものです。フィルターなどで流れを作ってあげるとさらに雰囲気が良くなりますよ。
難しく考える必要はありません。
石や流木で土台を作り配置するだけ!
水草の水上葉や水に強い観葉植物を配置するのがおすすめですよ。
動いてしまうと植物の成長が悪いので石や流木に挟むようにするのがコツ。
場合によっては水草を活着させる要領で、糸やビニタイで縛ったり接着剤で固定しましょう。
- ADA 侘び草シリーズ
- 観葉植物
こちらの2つがおすすめ。
観葉植物は一口に言ってもたくさんの種類がありますから特におすすめの種類をご紹介します。
簡単に水上部分で植物を茂らせるならADA社の「侘び草」がおすすめです。
侘び草とは一言でいうなら、水草の水上葉を集めたコケ玉のようなもの。
全部水草でできているので、水に入る部分は「水中葉」に、陸上に出る部分は「水上葉」になります。
そのため、水面を境にして自然な情景を簡単に表現することができる便利なアイテムですよ。
「配置する土台が無い、、」という場合はこちらの侘び草ハンガーを使うと楽ちんです。
水槽にひっかけて侘び草を乗せるだけなのでお手軽ですよ!
- モンステラ
- ワイヤープランツ
- ポトス
- ツデー
などがおすすめです。
ホームセンターなどでハイドロカルチャー用として販売されている観葉植物はたいていの種類がオープンアクアリウムに使えます。
お好みに合わせて色々と組み合わせてお楽しみください。
どれも「鉢から出して土を落として」から、根の部分が水に浸かるようにしておけば大丈夫です。
私は流木や石の隙間にはめ込むように配置するようにしています。
根っこが見切れないように隠すと綺麗に仕上がりますよ。
オープンアクアリウムの魅力を最大限に引き出すには「吊り下げ式ライト」がおすすめです。
水上部分をしっかりと育てるためには「明るい環境」が必要です。特に水辺に植えてある植物は暗いと代謝が悪くなり「根腐れ」してしまいますよ。
なるべく明るいライトを使用しましょう!
天井をイジれる方はこんなライトもおすすめです。
水槽上部を本当にオープンにできるので、好きにレイアウトできるようになります。
いつでもライトを増設できるので拡張性がとても高いです。
天井から照らすので水底まで光が届かないことが多いので、あくまで「水上の植物を育てる用」として割り切ると良いでしょう。
ちょこっとスペースがあれば陸上部分を楽しめますのでリフトアップできるライトならなんとかなります。
水位を下げることでスペースを作る方法もあります。
この方法だとお魚の飛び出しも防げるので、お魚メイン水槽ならこの方法がおすすめですよ。
- お魚の飛び出し
- 水の蒸発が早い
- 赤ちゃんや動物のイタズラ
フタをしていないので基本的に「よくジャンプするお魚」は入れないほうが良いでしょう。
あまりジャンプしないお魚もたまに飛び出してしまうことがあります。
水面が広く空いているので水の蒸発が早いです。マメな足し水が必要です。
赤ちゃんがお菓子を入れてしまったり、猫がお魚を狙ったりするケースを確認しています。
「外掛け式フィルター」を工夫することで簡単にオープンアクアリウムを楽しむことができます。
これなら、わざわざ水面をオープンにする必要もないのでどのような水槽でも陸上植物を楽しむことができます。
当然、陸上植物の水質浄化能力も活かせるので、簡単にオープンアクアリウムを楽しみたい方はチャレンジしてみてください。
外掛け式フィルターに観葉植物を植える方法はこちらの記事で詳しく解説しています!
今回は「オープンアクアリウム」について解説しました。
私はフタをしていない水槽の場合、水上部分になんらかの植物を配置するようにしています。
藻類予防にとっても効果的だからです。
佗び草ハンガーを使えば「引っ掛ける」だけで水上部分に佗び草を配置できるので、特に工夫しなくてもすぐに取り入れられるはずです。
水中と水上の境目に連続して植物があると「水辺感」があってとても素敵な水景になりますよ。
ついでに藻類予防に高い効果がありますので、皆さんもぜひ取り入れてみてください。
陸上植物を育てる方が水草より簡単です!
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