リシア
Riccia fluitans
- 光量中光量~高光量
- CO2必要
- 水質軟水~中硬水
- 葉長3~5mm
- 自生地世界中
- 通称名カズノゴケ
- タグ中景草、ユニーク、茂みになる草
レイアウトのコツ
ライトグリーンの葉色が美しいコケの仲間です。
適した環境では酸素の気泡をたくさん付ける姿が観察できますよ。
本来は湿地などの地面を覆うように生えています。水槽に入れる際は「石や流木」に釣り糸で巻き付けて配置します。
「活着」しないので釣り糸などの「水に溶けない糸」で巻き付けましょう。
中景にポイント的に配置すると綺麗にレイアウトできます。
もともと水に沈まないので、茂みが大きくなると浮力が大きくなって巻き付けたところから外れてしまいます。
外れてしまったら、もう一度巻き直しましょう。
ランナーで増殖する水草と組み合わせて配置すると絡まって成長するので浮き上がりづらくなりますよ。
ヘアーグラス、ヒドロコティレsp. “ミニ”などと組み合わせると良いでしょう。
育成のコツ
高光量、CO2添加があれば簡単に育てることができます。
気泡の付き方から簡単に調子を判断することができるので、水草の調子を判断する良い練習になります。
・調子良く育つ=気泡を付ける水草
なので、CO2量、水質の良いバロメーターになりますよ。
また、新陳代謝がとても早いので肥料不足の症状もすぐに現れます。葉の色が「白色」や「黄色」くなってきたら肥料を添加しましょう。
ハッキリと葉色が変わるので肥料添加の良い練習になるはずです。
下処理・植え方
- コケの仲間の下処理・植え方
本種の下処理・植え方はコケの仲間と同様です。
水草の下処理・植え方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
トリミング
- 古い葉をカット
- 剥がれたらもう一度活着する
本種はこちらの2つの方法でトリミングできます。
水草のトリミングはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
増やし方
- 株分け
本種は株分けで増やすことができます。
じんわりと広がるように成長するので、伸びた部分をカットして別の石や流木に活着させると株を増やすことができます。
水草を増え方・増やし方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
主な自生地
分類
ウキゴケ科 ウキゴケ属 リシア
おすすめの水草まとめ
「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。
実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。
水草選びの参考までにぜひご覧ください。
水草水槽に欠かせない5つの要素
- 光
- CO2
- 水質
- 肥料
- 温度
こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。
水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。
初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。
こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。
水草の育て方
当ブログ「Ordinary-Aquarium」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。
実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。
1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。
藻類対策
美しい水草水槽を作るには上手に藻類と付き合うことが大切です。
こちらの記事で藻類対策の方法をまとめてありますので、お時間のある際にぜひご覧ください!
水草レイアウトの作り方
私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。
水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。
初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。
水草の育たない原因をチェック
30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。
水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。
結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!
水道水の硬度をチェック
水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。
水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。
当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。
まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。