どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事では「良質な記事を書くための12のポイント」を解説します。
「良質な記事」とは一体どのようなものなのでしょうか?
曖昧なことですし、明確な定義などないのかもしれません。
しかし、明確でなくても指針を持つことは記事執筆において大切だと考えます。
そこで今回は、サイト開設以来ずっと考え意識していることをお伝えします。
あくまで私が個人的に考えていることですが、ブログ記事執筆に悩んでいる方に向けて「なるべく多くの方に分かりやすく情報をお伝えするため」に12のポイントをご紹介します。
なるべく分かりやすく解説していきますので、興味のある方はぜひご覧ください。
- 読者ターゲット
- 明確な記事タイトル
- 論理的な記事構成
- 結論から書く
- 段落分け
- なるべく専門用語は避ける
- 1記事=1つのテーマを扱う
- 実体験に基づくものを扱う
- 学習コストはなるべく少なく
- リズムの良い文末
- 関連する記事へのリンク
- 読む人が不快にならない表現
① 読者ターゲット
「アクアリウム初心者だった頃の自分」
これが当ブログの読者ターゲットです。
- 自分が分からなかったこと
- 自分が疑問に思ったこと
- 「あの時知っていれば、、」と後悔したこと
などなど、以前の自分と同じ悩みを抱える方をメインターゲットにすることで、実体験に基づいた情報をお届けできるように心がけています。

「書きたいことが見つからないよ、、」という方は昨日までの自分に教えるものを考えると自然と書く記事が決まると思いますよ。
② 明確な記事タイトル
このように、タイトルから記事内容を連想できるものにしています。
「難解なもの」「タイトルと記事内容が剥離しているもの」などは読者が内容を把握できないだけでなく、目的の情報に辿り着けなくなってしまいます。

ありきたりなタイトルが結局は一番分かりやすいですよね。
③ 論理的な記事構成
このような記事構成を心がけています。
「原因があって結果がある」ように論理的に記事を構成することで、記事内容を理解しやすくなります。
また、基本的な記事構成を統一することで、リピートユーザーの方は当ブログの文章が読みやすくなるよう意識していますよ。
④ 結論から書く
超重要ポイント!
「探している答えに素早く辿り着けること」
これは優れたコンテンツの条件です。
当ブログでもできるだけ早く結論を書くようにしています。
あなたがネットで情報を探している時、答えから見つけませんか?
すぐに答えにたどり着けないコンテンツは良いものと言えません。
⑤ 段落分け
現在、当ブログユーザーの70%程度がスマホで記事を読んでいます。
スマホでは文と文の間隔が狭くなるため、長文が読みづらいです。
そのため、基本的に一文ごとに段落を分けるようにしています。
グスコーブドリは、イーハトーヴの大きな森のなかに生まれました。
おとうさんは、グスコーナドリという名高い木こりで、どんな大きな木でも、まるで赤ん坊を寝かしつけるようにわけなく切ってしまう人でした。
ブドリにはネリという妹があって、二人は毎日森で遊びました。
グスコーブドリは、イーハトーヴの大きな森のなかに生まれました。おとうさんは、グスコーナドリという名高い木こりで、どんな大きな木でも、まるで赤ん坊を寝かしつけるようにわけなく切ってしまう人でした。ブドリにはネリという妹があって、二人は毎日森で遊びました。
⑥ なるべく専門用語は避ける
アクアリウムブログは基本的に専門用語だらけになる傾向があります。
これでは初心者の方がとっつき難いですし、なにより理解しづらいです。
当ブログではなるべく専門用語を避けて解説するよう心がけています。
記事構成上、専門用語が必要な場合はこのような「タップすると広がるボックス」を用意して簡単な説明を入れていますよ。
水が酸っぱいか苦いかということです。 「ペーハー」「ピーエイチ」などと読みます。
酸っぱい = 酸性
苦い = アルカリ性
水の中に酸っぱいものが多ければ酸性に、苦いものが多ければアルカリ性になると思っていただいてOKです。
ほとんど淡水魚、水草は弱酸性を好みます(pH5.0~6.5程度)。
また、専門用語を解説する記事もご用意しています。
ユーザーが記事を少しづつ読み進めることで専門用語を吸収し、さらに記事を読みやすくする工夫です。
【アクアリウムの水質】重要な18の水質を知ろう :測り方、調整方法、除去方法まとめ
⑦ 1記事=1つのテーマを扱う
基本的に1つの記事は1つのテーマだけを扱います。
複数の内容が交差する記事は難解なだけでなく、ユーザーが目的の記事を見つける妨げになります。
「水草の肥料」と「水槽で何匹魚が飼えるの?」は同じ記事で語ることではないですよね。
できる限りテーマをはっきりと区別することで、ユーザーが目的の記事を探しやすくなります。
⑧ 実体験に基づくものを扱う
当ブログの記事は管理人である私「轟 元気」の実体験を基にしています。
おすすめする内容な全て私が「実際に試し」「おすすめできる」と考えているからです。
記事構成上、「体験していないこと」「使ったことの無い器具」などをご紹介する際は必ず記事中に分かるような一文を入れます。
アクアリウムの情報、知見、機材など真偽、良し悪しが定かで無いものが多数あります。
全てを試した訳ではありませんので「ベスト」では無いかもしれませんが、「現状、私がベターだと考えていること、もの」を基に記事を書いています。
⑨ 学習コストはなるべく少なく
「読みやすい記事 ≒ 学習コストの少ない記事」
優れた情報であってもユーザーの理解が得られなければ意味がありません。
そのため、記事内容を吸収するためのコストが最低限になるよう工夫しています。
こちらのように使える手段は全て使って分かりやすい記事になるよう努めています。
- 箇条書き
- 囲む
- 表
- イラスト
- 画像
これは「箇条書き」ですね。
文章だけでは伝えづらい情報も他の手段を使うことで理解しやすくなります。
線で囲って強調する方法や
名前 | 魚 | 水草 |
---|---|---|
ネオンテトラ | ◯ | |
グリーンロタラ | ◯ |
表を活用して一覧を作ったり


イラスト、画像を使ってより分かりやすい内容となるよう努めています。
時には長い文書よりも一枚のイラストのほうが説得力が生まれます。
イラストを作るのは文書を書くよりも時間がかかりますが、学習コスト低減になるなら時間をかけて作るべきであると考えていますよ。
⑩ リズムの良い文末
「読みやすい文章 ≒ 文末のリズムが良い」
同じリズムの文末が続くとつまらないだけでなく、読みづらいです。
「です」「ます」「でしょう」「でしょうか?」「ですよね」「ですね」「ですよ」など、文末の表現を豊かにすることで長文でも理解しやすくすることができます。
明日の天気は晴れです。
川に魚を取りに行くなら天気の良い日がよいですよね?
そこで今回は天気情報が確認できるアプリをご紹介します。
明日の天気は晴れです。
川に魚を取りに行くなら天気の良い日がよいです。
そこで今回は天気情報が確認できるアプリをご紹介します。
⑪ 関連する記事へのリンク
その記事を読むユーザーが興味を持つような関連記事へのリンクを作ります。
自分の書いた記事であることがべストですが、他のサイト、記事であってもユーザーにプラスになると判断したものは積極的にリンクを貼ります。
⑫ 読む人が不快にならない表現
「煽るような表現」「暴力的な表現」「傲慢な表現」などユーザーが不快感を持つような表現は好ましくありません。
どんなに優れた内容であっても、人を不快にさせる表現があるとユーザーは離れていきます。
今回は「良質な記事を書くための12のポイント」を解説しました。
- 読者ターゲット
- 明確な記事タイトル
- 論理的な記事構成
- 結論から書く
- 段落分け
- なるべく専門用語は避ける
- 1記事=1つのテーマを扱う
- 実体験に基づくものを扱う
- 学習コストはなるべく少なく
- リズムの良い文末
- 関連する記事へのリンク
- 読む人が不快にならない表現
私は記事を書く際はこちらのポイントを意識して書いています。
全ての記事で完璧にできているわけではありませんが、なるべくこの方針を守って執筆を続けていくつもりです。

「ユーザーが求めているコンテンツとは何か?」を追求することが良質は記事を生むと考えています!