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【黒髭苔に効果抜群!】シルバーフライングフォックス

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本記事は黒髭苔をよく食べてくれるお魚「シルバーフライングフォックス」をご紹介します。

今まで黒髭苔対策といえサイアミーズフライングフォックスでしたが、試した結果、本種の方がより藻類を食べてくれることが分かりました。

黒髭苔は硬度の高い環境で増殖しやすい「硬い藻類」なのでお掃除が大変です。

本種は黒髭苔をしっかりと食べてくれますので、お困りの方はぜひ導入をご検討ください。

藻類対策の基礎

藻類対策はお掃除屋さんを入れれば解決するものでもありません。

こちらの記事で藻類対策の基本をまとめましたので、藻類でお悩みの方は先に目を通すことをおすすめします。

苔対策水槽で生える藻類(苔)対策まとめ ー増殖原因、藻類一覧、お掃除屋さんの適正数などを丁寧に解説ー
この記事の著者
轟元気

プロアクアリスト

轟元気

とどろきげんき

プロフィール

業界歴15年の中堅。現在は埼玉県坂戸市にあるアクアリウムショップ「e-scape」の店長をしています。本ブログ、Ordinary-Aquariumでは「水草水槽の知識」を中心に今までの経験を基にした実践的な知識、技術を初心者の方にも分かりやすく解説していきます。プロフィール詳細リンク、転載、引用について

シルバーフライングフォックスとは

シルバーフライングフォックス

銀色の鱗がキラリと光る流線型をしたコイ科のお魚です。

常に何かの表面を突くようにご飯を探し回って活発に泳ぎ回ります。

黒髭苔だけでなく、藻類全般をよく食べてくれる働き者ですよ。

MAX17cm程度と決して小さなお魚ではありませんので、小型水槽では終生飼育が難しいですが確かな藻類除去能力があります。

名前シルバーフライングフォックス
学名Crossocheilus reticulatus
分布東南アジア
サイズ15~17cm程度
食性雑食
元気
元気

ヤマトヌマエビに次ぐ藻類対策のスタンダードになると思います!

黒髭苔対策として有能!

黒髭苔を食べる前
BEFORE
黒髭苔を食べた後
AFTER(1ヶ月後)
黒髭苔を食べる前その2
BEFORE
黒髭苔を食べた後その2
AFTER(1ヶ月後)

今まで黒髭苔対策を担当してきたお掃除屋さんとは一線を画するほどの駆除能力を持っています。

藻類の量など環境にもよりますが、50Lに1匹程度で十分な予防能力がありますよ。

黒髭苔以外にも全般的に藻類をよく食べるので、優秀なお掃除屋さんと言えます。

17cm程度まで成長するので小型水槽には不向きですが、小さいうちなら小型水槽のお掃除屋さんとしても活躍できるでしょう。

投入数の目安

水槽サイズ予防駆除
60cm1匹1~3匹
90cm1~3匹3~5匹
120cm3~5匹5~8匹
150cm5~8匹8~10匹
180cm8~10匹12~15匹
予防

藻類が少ない状態で入れる数の目安

駆除

藻類がある程度増殖している状態で入れる数の目安

駆除できる藻類

  • 珪藻
  • トロロ昆布状の藻類
  • 糸状藻類(アオミドロ)
  • 糸状藻類(芝生状)
  • サンゴ苔(カワモズク)

などなど様々な藻類を食べてくれます。

特に平たい面に付いている藻類が得意なので、石や流木の表面で増殖している藻類をよく食べてくれます。

苔対策水槽で生える藻類(苔)対策まとめ ー増殖原因、藻類一覧、お掃除屋さんの適正数などを丁寧に解説ー

眼に頼って藻類を探している?

このように影になっているところはあまり食べない。

恐らくは眼に頼って藻類を探しているようで、影になっているところなど目立たない場所への対応は遅くなります。

とはいえ、目立ったところの藻類が無くなれば、順次食べてくれますので、そこまで気にするものでもありませんが。

こんな水槽におすすめ

ヤマトヌマエビなどが入れられない水槽

ヤマトヌマエビ

このような水槽では、ヤマトヌマエビなどエビ系のお掃除屋さんが活躍しずらいので、シルバーフライングフォックスで代用すると良いでしょう。

特にエンゼルフィッシュやディスカスなどのある程度大きくなるシクリッドは、エビを突くので食べられてしまったり、隠れて出てこなくなってしまいます。

シルバーフライングフォックスなら、そんなお魚の中でも元気に藻類を食べてくれますよ。


オープンスペースが多いレイアウト

60cmレイアウト

光がよく当たる目に付きやすい部分の藻類をよく食べてくれることから、このような開けたデザインのレイアウトでは活躍しやすいと言えます。

活発に泳ぐお魚であることから、オープンスペースで元気に泳ぎ回る姿が観察できるはずです。

シルバーフライングフォックスは、銀の体色が美しいお魚なのでお魚自体を楽しむ場合にも良いでしょう。


石、流木など素材が多いレイアウト

120cm

石、流木などの構図素材が多ければ多いほど、それらに付く藻類が気になるようになります。

そのため、構図素材が多い水槽ほど、シルバーフライングフォックスが活躍しやすいと言えるでしょう。


陰性水草中心のレイアウト

などなど、成長が緩やかで葉の硬いタイプの水草は黒髭苔などの硬いタイプの藻類が付きやすい傾向があります。

葉が硬い分、シルバーフライングフォックスが食べる際の水草へのダメージも少ない傾向があるので、積極的に導入しやすいと言えるでしょう。

陰性水草と陽性水草陰性水草と陽性水草 ー必要な光量で水草を分類ー

硬度の高い環境

黒髭苔

黒髭苔、サンゴ苔などの厄介な藻類は硬度の高い環境ほど増殖しやすい傾向があります。

そのため、硬度が高めの環境の方が、シルバーフライングフォックスが活躍しやすいと言えるでしょう。

MEMO

水草水槽の場合、硬度が高いと水草がキレイに育ちづらくなります。

pHと硬度を下げる方法【水草水槽向け】pHと硬度を下げる方法

藻類をたくさん食べてもらうコツ

餌を与えすぎない

残り餌が大量にあるなど、たくさんの餌がある場合は、その分藻類を食べる量が減ってしまいます。

適切な給餌量を守って、お掃除屋さんが藻類に集中してくれる環境を作りましょう。

餌の量の目安【お魚に餌を与える方法】与える量、回数、バランスの目安

コケの仲間の食害に注意!

シルバーフライングフォックスはあまり食害をしないお魚ですが、藻類が少なくなり食べるものが少なくなるとコケの仲間を食べてしまうことがあります。

特にフサフサとしたコケは食べられやすいので注意しましょう。

水草に苔が付いている場合

藻類の付いた部分ごと引きちぎるようにして食べる

柔らかい水草はシルバーフライングフォックスが藻類を食べる時に、葉が破れてしまうかもしれません。

有茎草の仲間などに藻類が付いている場合は、ある程度のダメージは許容しましょう。

元気
元気

水草はまた生えてきますから藻類対策を優先して考えましょう!

他のお魚との相性

群れで泳ぐシルバーフライングフォックス

同種間である程度縄張り争いをしますが、他種のお魚には割と無関心です。

この仲間の特徴として、大きくなると気が強くなる傾向があるので、10cmを超えるようになったら注意して観察したほうが良いかもしれません。

まとめ

今回は「シルバーフライングフォックス」をご紹介しました。

正直なところ、これほど黒髭苔を食べてくれるとは思っていませんでした。

ある程度気の強いお魚と一緒に入れられるので、お魚メインの水槽で活躍させやすいですね。

小さなうちは小型水槽でも十分飼育できますので、黒髭苔でお悩みの方はぜひお試しください。

元気
元気

自宅の120cm×60cm×60cm水槽には5匹入れていますが、1ヶ月ほどで黒髭苔が無くなりました!