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【透明な水を手に入れよう!】水槽の濁り対策

今回は水槽の「濁り対策」について解説します。

せっかくオシャレな水槽セットを買って作ってみたものの、お水が濁っていたら台無しですよね。セットした直後から透明にするのはちょっと難しいのですが、適切な対応をすることで「水が見えないくらい透明の水槽」を作ることが出来ます。

はじめに
この記事は私がアクアフォレストのブログに書いたものを加筆修正したものです。

濁りの原因は4つ

水槽のお水が濁る原因はこちらの4つに大きく分類出来ます。

  1. ゴミが舞っている
  2. 着色料が溶けている
  3. 流木などのアク
  4. 悪玉バクテリア

それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
まずはザッと各濁りの特徴について説明し、後ほど詳しい対処法について解説していきます。

初心者の方にも分かりやすく解説していきますので、ぜひ読んでみてください。そして「透明」で美しい水槽を作ってくださいね。

ゴミが舞っている

ソイルや砂、砂利、石、流木などから出るカスのようなものが舞って濁っている状態です。濁りの中で最も簡単に対処出来ます。

白、灰色がかって見えることが多いです。

主に水槽の中をいじった時に発生するので、新規セット時に発生しやすいです。また、金魚やドジョウなどの「底床を掘り起こす生き物」がいると継続的に発生することもありますよ。

このタイプに濁りを放置しておくと、悪玉バクテリアの発生原因になってしまうことがあるので、なるべく早く対応しましょう。

対処法
  • 換水
  • 物理ろ材を使う
  • 凝集剤を使う
MEMO
セットしたばかりの水槽の濁りは大体これです。

対処法解説

・換水

セット初期の濁りなら「換水」をするのが一番早い解決策です。「透明になるまで換水する」これがシンプルで一番ですね。


・物理ろ材を使う

ウールマットなどのろ材をフィルターに多めに入れることで素早く濁りをとることが出来ます。物理ろ材は目が細かいので強力にろ過をしてくれますが、その分、目詰まりするのが早いのでマメに交換するか、落ち着いたら取り除いてしまうと良いでしょう。


・凝集剤を使う

ADAクリアウォーターなどの凝集剤を使うことで簡単に処理できます。規定量を投入してしばらくすれば透明な水になりますよ!

参考 クリアウォーターADA

着色料が溶けている

主にエサに含まれている着色料が原因で起こる濁りです。

水が黄ばんだように見えたり、赤く濁ったように見えることが多いです。

水に溶けやすい「フレークタイプ」のエサを与えすぎていることが原因であることが多いですよ。また、エサの量が多くなりがちなお魚をたくさん飼育している水槽で起こりやすいです。

対処法
  • 換水
  • 活性炭を使う
  • 着色料を使っていないエサにする
MEMO
キョーリンのエサは水が汚れづらいので全般的にオススメです。

対処法解説

・換水

シンプルに換水すれば濁りが薄まります。換水だけではこの濁りの原因を取り除くことが出来ないので注意が必要です。


・活性炭を使う

活性炭をフィルターに入れて吸着させることで着色料を取り除きます。お手軽ですがこちらも原因を取り除く訳では無いので注意が必要です。オススメの活性炭はキョーリン「ブラックホールシリーズ」です。

「活性炭の詳しい解説」へ飛ぶ

参考 ブラックホールキョーリン

・着色料を使っていないエサにする

もし、エサに着色料が含まれているものを使っているなら、常に水に色をつけているようなものです。すぐに違うエサに変えた方が良いですよ。パッケージに「着色料は使っていません!」みたいな記述があるものを選べば問題無いでしょう。

元気

着色料を使っていないけど、特に記述していないエサも多いので詳しくは店員さんに聞いてみましょう。

流木などのアク

流木などから滲み出すアクが原因で起こる濁りです。

薄めた紅茶のような色になります。

特に大きな塊状の流木からはアクがたくさんでます。予めフィルターの中に活性炭を入れておくと予防出来ますよ。

対処法
  • 換水
  • 活性炭を使う
  • 予めアク抜きをする

対処法解説

・換水

シンプルに換水すればアクが薄まります。換水を繰り返すだけでも、徐々にアクは薄まっていきますよ。


・活性炭を使う

活性炭をフィルターに入れて吸着させることでアクを取り除きます。予めフィルターに強力な活性炭を入れておけば、アク抜きをしていない流木をそのまま使ってもそれほどアクは気にならないはずです。

オススメの活性炭はキョーリン「ブラックホールシリーズ」です。

「活性炭の詳しい解説」へ飛ぶ

参考 ブラックホールキョーリン

・予めアク抜きをする

予めアク抜きをしてから水槽へ流木を入れれば、あまりアクで悩まされることは無いでしょう。アク抜きをしても全てのアクが抜け出る訳ではありませんが、一番最初に出る「濃いアク」は水槽へ出ませんので、あまり気にならないはずです。

元気

採集してきた流木はたくさんアクが出るので「アク抜き」と「フィルターに活性炭」を入れるのダブルで対応した方が良いですよ。

悪玉バクテリア

何らかのバクテリアが大量に発生することで濁っているように見えます。最も対処することが難しい濁りです。

「まあまあキレイなんだけど、何となくモヤっとしている」みたいな感じで、ちょっとだけ濁っている場合はだいたいこれです。

余分にある養分、有機物をエサにして増えた悪玉バクテリアが増えることで発生していると思われます。

フィルター内の環境が安定してくると「ろ過バクテリア達」が水中を漂うバクテリアを食べてくれるようになるので、自然と透明になりますよ。

対処法
  • 換水
  • エサを余らせないようにする
  • 活性炭を使う
  • 凝集剤を使う
  • フィルターを成熟させる

対処法解説

・換水

換水をすることで余分にある「養分」「有機物」を取り除くことで予防出来ます。あくまで予防なので直接この濁りを抑えることは出来ないので注意してください。


・エサを余らせないようにする

「余ったエサ」=「余分な養分、有機物」です。
エサが残らないように与えることで、このタイプの濁りを予防出来ます。あくまで予防なので直接この濁りを抑えることは出来ないので注意してください。


・活性炭を使う

活性炭をフィルターに入れておけば、余分な有機物を吸着させることが出来ます。特にセット初期の水槽などは多めに活性炭を入れることで余った有機物由来の濁りを予防することが出来ます。あくまで予防なので直接この濁りを抑えることは出来ないので注意してください。

オススメの活性炭はキョーリン「ブラックホールシリーズ」です。

「活性炭の詳しい解説」へ飛ぶ

参考 ブラックホールキョーリン

・凝集剤を使う

凝集剤を使うことで水中を漂う余分な有機物を除去出来ます。また浮遊しているものはまとめて凝集除去できるので一時的に透明な水になりますよ。あくまで一時的な対処、予防なので直接この濁りを抑えることは出来ないので注意してください。

参考 クリアウォーターADA

・フィルターを成熟させる

このタイプの濁りに対処出来る唯一の方法です。一言で説明するなら「生物ろ過」を成熟させることで透明な水になります。

・発達したバイオフィルムによる凝集効果
・原生動物などによる浮遊バクテリアの捕食

主にこの2つの効果によって透明な水が出来上がります。
長くて読むの大変ですが「生物ろ過」についてはこちらの記事でまとめましたので、ぜひ読んでみてください。透明な水を手に入れるためには必須の情報かと思います。

濁り対策は「臭い対策」にもなる

今回ご紹介した濁り対策は結果として「臭い対策」にも繋がります。

臭い対策についてはこちらで詳しく解説しましたので興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

まとめ

「透明な水」
水槽のお水を透明に維持するにはそれなりの努力が必要です。しかし、透明な水の水槽はそれだけで美しいものです。

なかなか最初からは上手く透明にならないかもしれませんが、水槽と向き合ううちに徐々に感覚的に掴めてくると思います。特に「生物ろ過」の成熟は一筋縄では行かないと思いますので、気長に向き合ってみてくださいね。

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