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水槽で飼育できる魚の匹数 ー水槽サイズ別に一覧表でまとめました!ー

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本記事では水槽で飼育できる魚の数を解説します。

アクアリウムを初めたものの「今の水槽で何匹飼えるの?」と疑問に思う方も多いはず。

そこで今回は水槽の水量に応じた「飼いやすいお魚の数」をご紹介します。

水槽サイズ別に一覧表にし、一目で確認できるようにしました。

数の目安となる考え方もご説明しますので、ご自分の水槽水量に合わせて調整してみてください。

初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきますのでぜひご覧ください。

この記事の著者
轟元気

プロアクアリスト

轟元気

とどろきげんき

プロフィール

業界歴15年の中堅。現在は埼玉県坂戸市にあるアクアリウムショップ「e-scape」の店長をしています。本ブログ、Ordinary-Aquariumでは「水草水槽の知識」を中心に今までの経験を基にした実践的な知識、技術を初心者の方にも分かりやすく解説していきます。プロフィール詳細リンク、転載、引用について

匹数の目安

1Lあたり、1~3匹程度(2~3cm程度の魚の場合)

これが水槽で飼育できるお魚数の目安です。

水槽の水量に合わせて魚の数を決めるのがポイント。

あくあまで目安ですので、状況に応じて数は調整してくださいね。

水槽サイズ別匹数の目安

通称名水槽サイズ水量の目安匹数の目安
20cm水槽W20×D20×H206L5匹程度
30cm水槽W30×D18×H2410L10匹程度
36cm水槽W36×D22×H2616L15匹程度
30cmキューブW30×D30×H3022L25匹程度
45cm水槽W45×D27×H3030L30匹程度
60cm水槽W60×D30×H3655L60匹程度
45cmキューブW45×D45×H4579L80匹程度
60×45水槽W60×D45×H45107L100匹程度
90cm水槽W90×D45×H45155L150匹程度
120cm水槽W120×D45×H45204L200匹程度
150cm水槽W150×D60×H60465L500匹程度
180cm水槽W180×D60×H60559L600匹程度

こちらがネオンテトラを例にした場合の匹数の目安です。

水槽サイズごとにざっくりと匹数を表にしましたので参考までにご覧ください。

無理にたくさん飼う必要はありませんので見た目なども勘案して数を決めると良いでしょう。

基本的に水量をベースに匹数が決まるので、上記の表に無いサイズの水槽の場合は水量を計算してみましょう。

こちらの記事で簡単に水槽の水量を計算する方法をご紹介していますのでご覧ください。

サイズの大きいお魚

  • 5~6cm程度のお魚 = ネオンテトラ2匹分
  • 10cm程度のお魚 = ネオンテトラ5匹分

サイズの大きなお魚はその分多めに換算しましょう。

こんな感じで大きさに合わせて調整しましょう。

藻類対策のお掃除屋さんは数に含めなくてOK

  • オトシンクルス
  • オトシンクルス ネグロ
  • ミナミヌマエビ
  • ヤマトヌマエビ
  • サイアミーズフライングフォックス
  • シルバーフライングフォックス

などなど、藻類を食べさせるために入れているお掃除屋さんは数に含めなくてOKです。

コリドラスなど残り餌対策として入れているお掃除屋さんは数に含めましょう。

フィルターの無い水槽

1~2Lあたり、1匹程度

ボトルアクアリウムなど、フィルターの無い水槽の場合はこれくらいを目安としましょう。

お魚は徐々に増やす

【例】60cm水槽の場合

1週目:10~20匹追加

2週目:10~20匹追加

3週目:10~20匹追加

4週目:10~20匹追加

お魚を水槽へ入れる際は、いきないたくさんの数を入れてしまうと問題が発生することが多いです。

1週間程度の間隔で徐々に数を増やしていきましょう。

生き物が元気に育つ水槽とは「ろ過バクテリア」が十分にいる水槽と言えます。

ろ過バクテリアとは、簡単にいうと「残り餌」「排泄物」などの汚れを食べてくれる小さな生き物のこと。

作ったばかりの水槽にはろ過バクテリアがいないので不安定になりがちです。

そこで、ろ過バクテリアの増殖に合わせてお魚を増やしていくわけです。

ろ過バクテリアを利用して水が綺麗になる仕組みを「生物ろ過」といいます。

生物ろ過の詳しい仕組みについてはこちらの記事で解説しました。

お時間のある際にぜひご覧ください。

バクテリア剤の使用も有効

新規で立ち上げた水槽にはろ過バクテリアがほぼいないので増殖するまで時間がかかります。

そんな時に便利なのがバクテリア剤です。

バクテリア剤はピンキリなので良い製品を適切に使用することが大切です。

おすすめのバクテリア剤や使用方法をこちらの記事で解説していますので、バクテリア剤を使う際はぜひご覧ください。

パイロットフィッシュ

水槽に1番初めに入れるお魚のことを「パイロットフィッシュ」と呼びます。

環境が不安定な時期から水槽に入れるわけですから丈夫なお魚を選ぶようにしましょう。

丈夫なお魚と言っても様々な種類がいますから、いざ選ぼうとすると迷ってしまいますよね。

こちらの記事で流通や店舗の在庫管理なども勘案したおすすめのパイロットフィッシュをご紹介しています。

初めて水槽にお魚を入れるという方はぜひご覧ください。

お魚の飼育数を増やすには

お魚の飼育数を増やすにはこれらの施策が効果的です。

要は「水を綺麗にする力」を強めるということですね。

フィルターのランクアップ

  • 60cm用⇒ 90cm用

このように使っているフィルターをより大きな水槽用のものにランクアップすればそれだけろ過能力がアップします。

フィルターには様々なタイプのものがありますので水槽や管理スタイルにあったものを選ぶことが大切です。

こちらの記事で各フィルターの特徴を詳しくご紹介していますのでフィルターに詳しくなりたい方はぜひご覧ください。

フィルターの増設

  • 上部式フィルター+内部式フィルター
  • 底面式フィルター+外部式フィルター
  • 外掛式フィルター+内部式フィルター

などなど、フィルターを複数台設置することでグンと水質が安定するようになります。

大きな汚れを取る物理ろ過をメインにしたフィルター、バクテリアを活かした生物ろ過のフィルターと役割を分けるのがコツです。

換水量を増やす

換水

通常は「週1回、50%程度の換水」が目安ですが、回数を増やすことで水の劣化を防ぐことができます。

管理の負担が増えますので、あくまで補助として考えてフィルターのランクアップ、増設を行うことをおすすめします。

たくさんお魚を飼育するのに向くフィルター

底面式フィルター

スライドベースフィルター
  • 安価
  • 強力な物理ろ過と生物ろ過

恐らくアクアリウムショップで最も使われているフィルターです。

安価ながらかなりのろ過能力を持っているので、お魚をたくさん飼育するならイチオシですよ。

欠点は活性炭などの吸着系ろ材が使いづらいこと。

サブで活性炭などを入れやすいフィルターを使うとより環境が安定しやすいですよ。

上部式フィルター

上部式フィルター
  • 設置が簡単
  • メンテナンスが楽

60cm水槽セットに付属することが多く、かつては1番メジャーなフィルターでした。

その名の通り水槽上部に設置するため水槽に手を入れずにメンテナンスすることができます。

設置が簡単で、メンテナンスをしやすいことから初心者の方にも使いやすいフィルターです。

構造上、目詰まりに強いので細かなろ材と相性が良く物理ろ過、生物ろ過ともに強力です。

欠点は水槽上部が塞がれてしまうので水槽が暗くなってしまうこと。

生体の管理を優先するとき用として割り切ると良いでしょう。

お魚の数が多すぎると

  • 水が濁る
  • 水が臭う
  • お魚が調子を崩す

お魚が多いとその分汚れの発生量が増えるため、これらの問題が発生しやすくなります。

もし、何か問題が発生するのであれば「お魚の飼育数を増やす」を参考に対策をしてみてくださいね。

水の濁り対策臭い対策については別記事で詳しく解説していますのでお困りの方はぜひご覧ください。

餌の与えすぎに注意

餌の量の目安

適正な数を飼育していても、餌を与えすぎていると水が汚れやすいことから問題が発生しやすいです。

水槽で発生する問題の多くは餌の与えすぎから起こりますので注意しましょう。

餌の与える量の目安、回数などをこちらの記事で詳しく解説しています。

餌の与え方に興味のある方はぜひご覧ください。

見た目も考えて泳がせる数を決める

いくら100匹泳がせられる水槽でも、100匹泳がせたら窮屈に見える場合があります。

見た目の印象も考えながら匹数を調整すると、綺麗な水槽に仕上がりますよ。

元気
元気

ちょっと少なめくらいが自然な印象になり見栄えが良いです!

どうしてお店はたくさん魚が飼えるの?

  • ろ過システムを最大限に活用
  • お魚の飼育が最優先
  • 餌やりの最適化

経験を積み、これらのポイントを抑えることで、店舗の販売水槽ではお伝えしている適正数よりも遥かに多くお魚を飼育しています。

t店舗では上部式フィルター、底面式フィルター、内部式フィルターなどを使用することが多いですよ。

元気
元気

45cm水槽でネオンテトラ300匹くらいを飼育する感じです。

まとめ

今回は水槽で飼育できる魚の数を解説しました。

あまりたくさんの数を泳がせてしまうと、窮屈に見えるだけでなく「白濁」「臭い」「お魚の健康悪化」に繋がります。

最初のうちは少なめに飼育して、慣れてきたら数を増やすようにすると失敗が少ないですよ。

上手にお魚と向き合ってアクアライフを楽しんでくださいね!

元気
元気

くれぐれも餌の与えすぎにご注意ください!