本記事では「おすすめの赤系水草を10種」ご紹介します。
数ある赤系水草の中から、レイアウトに取り入れやすく、見た目が印象的なものを選んで見ました。
どの種類も特徴的で可愛らしいものばかりですので、ぜひレイアウトに取り入れてみてください。
なお、水草を真っ赤に育てる方法については別記事をご用意してありますので、興味のある方はぜひご覧くださいませ。

タップする目次
- ロタラsp.”ハラ”
- ルドウィジアsp.”スーパーレッド”
- アルアナの夕焼け
- ネサエアsp.”レッド”
- ハイグロフィラ・ロザエネルビス
- レッドカボンバ
- アルテルナンテラ・レインキー”斑入り”
- エキノドルス・ルビン
- タイガーロータス・レッド
- レッドファイヤーモス
- 真っ赤に育てやすい
- トリミングで大きな茂みに!
- 成長が早い
真っ赤な水草の代表種といえばこちら!
登場以来、様々なレイアウトシーンで使われ続けている赤系水草のスターです。
真っ赤に育てるにはCO2添加が必須ながら、比較的赤く維持しやすいのもポイントです。
赤い水草は何を植えようかな?
と悩んでいるなら迷わずこちらをおすすめします。
カルシウムやマグネシウムなどの微量元素欠乏になるとあまり赤くなりません。
「光」「CO2」など十分な環境を用意しているのに赤くならない場合は肥料添加を検討しましょう。
- ワインレッド
- 小ぶりの丸葉
- 赤く維持しやすい
赤というよりもワインのような色彩が魅力の水草。
小さくて丸い葉が可愛らしいので、水景の良いアクセントになります。
環境の適応範囲が広く、他の水草が色が薄くなってしまうような環境でも赤色を維持しやすい傾向があります。
性質上、茂みの密度があまり高くならないので、まとまった茂みを作りたいなら最初から多めに植え込みましょう。
そこまで成長の早い種類では無いため、小型水槽でも使いやすいです。
- オレンジを濃くしたような赤
- 小型
- 砂利、砂系底床に向く
真っ赤というよりは、濃いオレンジ色のような雰囲気になる水草。
小型で成長も緩やかなので、小型水槽に向きます。
砂利、砂系底床でも簡単に赤みを引き出すことができますので、ソイルが苦手な方にもおすすめです。
「アルアナの夕焼け」という名前も浪漫を感じてなんだか素敵ですね。
- 渋みのある赤色
- ややウェーブの入る葉
- 成長が緩やか
渋みのある赤色が魅力の古くから知られている水草。
しっかり水中葉になると、葉の縁が波打ち良いアクセントになります。
成長が緩やかなので小型水槽にも使いやすく、小さくカットして植えれば一時的に前景草としても利用できます。
ダッチアクアリウムなどのレイアウトスタイルにピッタリの種類ですよ。

「成長が緩やかであること」から、小型水槽が普及した今の状況にマッチしているので、もっと流行っても良いのにと思っています!
- ピンク!
- 成長が早い
- ピンク色の維持は難しい
ピンク色の葉が可愛らしい水草。
成長が早く、頭頂部がもっとも鮮やかな色になるので、後景に配置するのがおすすめです。
ピンク色を維持するのは難しく、「明るい環境」と「養分少なめな環境」を両立させるるのがコツです。
CO2無添加でも育成できますが、キレイに発色させるなら添加することをおすすめします。
- 赤いフサフサ
- 成長がとても早い
- マメなトリミングが必要
金魚藻でお馴染みのカボンバの仲間。
真っ赤なフサフサとした葉が可愛らしく、とても良く目立ちます。
成長がとても早い種類なので、後景に植えるのがおすすめです。
すぐに水面に達するので、マメにハサミを入れてカットしてあげましょう。
頭頂部を上から見てもキレイな水草なので、オープンアクアリウムにもおすすめですよ。
- 赤色+白い葉脈
- 程よい大きさ
- 成長が緩やか
真っ赤な白い葉脈が入る葉が特徴の水草。
大型な種類が多いアルテルナンテラの中では比較的小型なので、小型水槽でも使いやすいです。
成長が緩やかなので、中景のワンポイントに使うのがおすすめですね。
藻類対策要員であるヤマトヌマエビなどの食害に会いやすい水草です。
そのため、藻類が落ち着かないうちは植えないほうが良いですよ。
- 新芽が赤色
- センタープラントにピッタリ
- 大きくなる
赤系エキノドルスの代表種といえばこちら。
数あるエキノドルスの改良品種の中でも、特に丈夫な種類なので初心者の方はでも育てやすいですよ。
大きくボリュームのある葉は、ぜひセンタープラントとして主役してお使いください。
エキノドルスの中でも大きく育つほうなので、できれば120cm以上水槽で楽しみたいですね。
CO2無添加の場合、発色は悪くなってしまいますが、あまり大きくなりません。
60cm程度の水槽でも、十分にレイアウトできるでしょう。
センタープラントとは、大きくインパクトある見た目の水草をレイアウトの主役として使うことを言います。
こちらで一覧にしてありますので、興味のある方はぜひご覧ください。
- 赤黒い葉
- スイレンの仲間
- 浮葉が雰囲気良し!
赤黒い丸い葉が特徴のスイレンの仲間。
まん丸の葉は目を引くので、水景の良いアクセントになります。
調子よく成長すると、水面に浮葉を出します。
浮葉は水中と空中を分ける境界線として強く水中感を演出します。
自然な雰囲気を演出する時に重宝しますよ。
- 赤いコケ
- 成長が緩やか
- 赤い絨毯が作れる?
赤い海藻のような雰囲気のコケの仲間。
レイアウトに使いやすいかというと、ちょっと微妙なところですが、成長が緩やかなので様々なレイアウトシーンに組み合わせやすいです。
平たい石などに広げて活着させれば、赤い色の絨毯が作れるかも?
水草を真っ赤に育てるには「光」「CO2」など育成に必要な各要素を高レベルで揃える必要があります。
「赤く育てる方法」はこちらの記事で詳しく解説しましたので、興味のある方はぜひご覧ください。

赤い水草は全体の30%程度を目安に配置するようにしましょう。
特別な狙いがない場合は、30%より多く配置すると、うるさく感じてしまいます。
アクセント程度に取り入れるとまとまりの良いレイアウトになりますよ。
「水草の配置のコツ」はこちらの記事で詳しく解説しました。
興味のある方はぜひご覧ください。

「直感で選ぶ水草図鑑」にて、赤系水草の一覧を作りました。
赤い水草をお探しの際に、ぜひご活用ください。

水草は随時追加していきます!

今回は「おすすめの赤い水草を10種」紹介しました。
赤い水草が1つでもあると、華やかな水景になります。
真っ赤に育てるには「ライト」「CO2添加」など機材を揃える必要がありますが、それだけの価値はあると思いますよ。
赤い水草を植えたら、次は「真っ赤」に育てることにチャレンジしてくださいね!

「ロタラsp.”ハラ”」がイチオシです!