私が行っている苔対策まとめ

【ソイルor砂利?】水草水槽の底床選び ー水槽環境別におすすめの底床を解説ー

ソイル or 砂利

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本記事は「水草水槽の底床選び」を解説します。

巷ではよく「水草をやるならソイルでしょ!」というお話が多いですよね。

事実、ソイル系の底床を使うと水草の育成は楽になります。

しかし

「ソイルに変えたらコケがたくさん出ちゃった。。。」

というお声もたくさんありますよね。

「うちは大磯砂だけど上手くいってるぜ!」

という方もいるでしょう。

実は、ソイルを使っても、砂利、砂を使ってもキレイな水草水槽を作ることができます。

スタイルに合わせて底床を選べるようになると、レイアウトの幅が広がり、管理も楽になりますのでもっとアクアリウムが楽しくなりますよ。

これから「水槽環境別」におすすめの底床をご紹介していきます。

初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説しますので、ぜひご覧ください。

底床とは

底床ていしょうとは、水槽における「土壌」のことです。

主にソイル、砂利(砂)が使われます。

【2020年版】私が水草水槽にオススメする底床 ー実際に使って確認していますー

ソイルと砂利(砂)

底床は大きく分けると「ソイル」と「砂利(砂)」の2種類に分類できます。

それぞれメリット、デメリットがありますが、どちらのタイプを使用したとしても「キレイな水草水槽」を作ることが出来ますよ。

それぞれ詳しく掘り下げた記事がありますので、興味のある方はこちらをご覧ください。

ソイルとは?「ソイル」とは何か? 水草用ソイルを徹底解説砂利とは?「砂利」とは何か?砂利系底床を水草水槽向けに徹底解説

底床選びのポイントは「養分量」

ポイントは「底床に含まれている養分量」です。

ご自分の水槽が「どれだけ養分を必要としているか」ということをしっかりと把握してから底床選びを行うと良いでしょう。

「養分をそれほど必要としない水槽」なのに養分の多いソイルを使用したり、逆に「たくさん養分を必要とする環境」なのに養分の少ない砂利系を使用したりすると管理が大変になってしまいます。

予備知識がある中での選択なら

養分が余るからマメに換水しなきゃ

養分少ないからマメに肥料を入れよう

と対応することができます。

しかし、「水草水槽=ソイルじゃないとダメ」みたいなステレオタイプな意見だけを頼りにすると失敗する可能性が高くなってしまいますよ。

どんな底床を選ぶかは「作りたいレイアウト」「使用機材」を考えて選びましょう。

水槽に合わせたおすすめの底床

番号水槽スペック栄養系ソイル吸着系ソイル砂利、砂系底床
・高光量
・CO2有
・陽性水草メイン
・高光量
・CO2有
・陰性水草メイン
・低光量
・CO2有
・低光量
・CO2無し
陽性水草

「明るい環境」が必要な水草のことです。

  • 絨毯になる前景草
  • 赤系水草
  • 茂みを作る有茎草

などなど

陰性水草

「暗くても育つ」水草のことです。

  • コケの仲間
  • シダの仲間
  • アヌビアスの仲間
  • クリプトコリネの仲間

などなど

①高スペック水槽で陽性水草メインの場合

おすすめの底床
  • ◎:栄養系ソイル
  • ◯:吸着系ソイル
  • ◯:砂利、砂系底床

高光量ライト、CO2添加キットなどの水草育成用器材が揃っている環境では、水草の代謝が高くなるため養分要求量が高くなります。

このような環境で、成長が早く養分をたくさん必要とする陽性水草を育てるなら、「栄養系ソイル」がおすすめです。

栄養系ソイルを使用するとセット後しばらくは追肥を行わなくても水草がある程度は成長するので、一番難しい肥料の使用を抑えられますよ。

立ち上げはやや不安定ですが、一度安定すると長期間にわたり調子を維持しやすいため慣れると手放せなくなります。

初めて水草水槽にチャレンジする方は「吸着系ソイル、砂利、砂系底床」から始めると失敗が少ないですよ。

水草水槽を管理する上で一番難しい時期は「セット初期」です。

栄養系ソイルと比べ、吸着系ソイル、砂利、砂系底床は含まれる養分が少ないため「養分過多」からくるトラブルが起きづらいです。

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元気

「立ち上げのスムーズさ」「水草に必要な養分をある程度含んでいる」この2点を併せ持つ吸着系ソイルは初心者の味方です!

②高スペック水槽で陰性水草メインの場合

おすすめの底床
  • ◎:吸着系ソイル
  • ◯:砂利、砂系底床

高スペックの水槽で成長の緩やかな陰性水草を中心としたレイアウトを作る際は「吸着系ソイル」がおすすめです。

養分が多く含まれる底床の場合、養分を上手に処理しないと苔が出てしまいますが、立ち上がりの早い吸着系ソイルなら安心して陰性水草を育てることが出来ます。

また、「砂利、砂系底床」もおすすめです。

シダやコケの仲間だけでレイアウトしている場合など、養分をほとんど必要としないような水槽ならソイルでは無く「砂利、砂系底床」を使うことでメンテの手間を少なく出来ます。

③低光量だけどCO2を添加している場合

おすすめの底床
  • ◎:吸着系ソイル
  • ◯:砂利、砂系底床

「今まで熱帯魚メインで楽しんでいたけど、CO2を添加を始めてみた」なんて方はこの状態であることが多いですね。

CO2を添加していても低光量なら、そこまで水草の代謝は上がらないので「栄養系ソイル」は使わない方が良いでしょう。養分過多から苔に悩まされてしまいますよ。

使うなら「吸着系ソイル」「砂利、砂系底床」がおすすめです。

④低光量、CO2添加無しの場合

おすすめの底床
  • ◯:吸着系ソイル
  • ◯:砂利、砂系底床

低スペックの場合、水草の代謝が低いままなのでたとえ成長の早い水草であっても、あまり養分を必要としません。

なるべく「養分の少ない底床」を使うことでトラブルを未然に防ぐことが出来ますよ。

そのため、「吸着系ソイル」「砂利、砂系底床」がおすすめです。

高光量、低光量?

サイズ低光量高光量
30cm350lm程度700lm程度
45cm1000lm程度2000lm程度
60cm1500lm程度3000lm程度
90cm3000lm程度6000lm程度
120cm4000lm程度8000lm程度
180cm6000lm程度12000lm程度

こちらが水草水槽の光量の目安です。

丈夫な水草なら低光量程度の光を当てれば十分に育てることができます。

「絨毯になる前景草を育てる」「真っ赤に育てる」「大きな茂みを作る」など本格的な水草水槽を作るなら高光量を目安にライトを選びましょう。

こちらの記事で「水草水槽におすすめのライト」をまとめてあります。

ライトをお探しの方は、ぜひご覧ください。

おすすめライト【2020年版】私が水草水槽にオススメするライト ー実際に使って確認していますー【水草水槽の光とは?】必要な光量、点灯時間など徹底解説
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元気

水草水槽の「光」について掘り下げた記事もありますので、こちらもどうぞ!

水草水槽におすすめの底床

こちらの記事で私が水草水槽におすすめする底床をまとめてあります。

全て試してみて、「これは使える」と感じた製品なので、きっとお役に立つはずです。

良い底床をお探しの方はぜひご覧ください。

【2020年版】私が水草水槽にオススメする底床 ー実際に使って確認していますー
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元気

「栄養系ソイル、吸着系ソイル、砂利、砂系底床」すべてあります!

底床別立ち上がりの目安

  • 養分が多い = バクテリアの発生量が多い

ということが言えますので、吸着系ソイル、砂利、砂系底床よりも栄養系ソイルの方がバクテリアが増えやすいです。

一概にバクテリアが増えやすいから良いとも言えないのですが、水槽が立ち上がるのが早いのは確かです。

こちらの記事でバクテリアの増殖過程などを詳しく解説しましたので、興味のある方はご覧ください。

生物ろ過の仕組み【ろ過バクテリア】生物ろ過を詳しく解説

ベストな底床はあるのか?

底床選びに「これがベストだ!」というものはありません(ココまで書いてきてなんですが)。

本格的水草水槽は砂利系底床でも出来ますし、水草の代謝に低い環境でも栄養系ソイルで綺麗な水槽を維持している方はたくさんいます。

管理次第でどうにでもなるのです!

  • コンテスト用だから栄養系ソイルで頑張るか
  • 換水面倒だから吸着系ソイルにしよう
  • この砂の色がイイ
  • 今回のレイアウトは砂利で作ろ~

こんな感じで私は割と軽いノリで底床を決めてしまいます。

後のことは肥料添加であったり、換水であったり、各水質調整剤で割とどうにかなっちゃうので「見た目優先」ですね。

なので皆様も自由な感覚で底床を選んで頂けるともっとアクアリウムが楽しくなるんじゃないかなと思っています。

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元気

そのためには勉強しなきゃいけないこともありますが、簡単すぎるよりは難しいほうが歯応えがあって楽しいでしょ(笑)

まとめ

今回は「水草水槽の底床選び」を解説しました。

水槽のスタイルに合わない底床を選んでしまうと、その後の管理が大変です。

また、場合によっては水草が育ちづらくなってしまいますよ。

水槽環境、底床の特徴を掴めば、自由に底床を選べるようになりますが、慣れるまでは「養分の少ない底床」の方が管理が簡単ですよ!

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元気

初心者の方は「吸着系ソイル」「砂利、砂系底床」の方が使いやすいと思いますよ!