- ライトを当てる
- 水質の最適化
- 肥料の添加
こちらの3点をしているなら、ヒーターとCO2添加を検討しましょう!
水温が低い、CO2無添加の場合は、水草の代謝が上がらないためあまり養分を吸収しません。
そのため、肥料添加は控えめに行いましょう。
(18℃)22℃~28℃(30℃)
※()内は一応の下限と上限です
こちらが水草の適温です。
水温調整をしなくても適温にある時期は問題ありませんが、冬と夏は調整が必要になります。
冬場はヒーターを、夏場は冷却ファン、水槽用クーラー、エアコンなどを使い対応しましょう。



CO2添加をすることで水草は劇的に成長するようになり、中には添加をしないと育てられない水草もありますので、添加をすることで水草の選択肢が大きく増えます。
CO2添加をするにはある程度まとまった予算が必要ですが、その価値は十分ありますよ。
まだCO2添加はいいかな、、
という方は、CO2添加をしなくてもある程度育つ水草を選ぶようにすると良いでしょう。
種類を選べば十分にレイアウトを楽しめますよ。




- 照明もある、、
- ヒーターも使っている、、
- CO2も添加している、、
などなど水草に必要なことをしている場合でも、もしかしたら「量が不十分」「適正値では無い」などの可能性もあります。
これから、各チェック項目を簡単に解説していきますので、水草が上手く育たない方はぜひご覧ください。
また、それぞれの事柄について、詳しく解説している記事へのリンクもご用意しました。
お時間のある際に確認していただけると新しい発見があるかもしれません!

サイズ | 丈夫な水草 | 本格水草水槽 |
---|---|---|
30cm | 350lm程度 | 700lm程度 |
45cm | 1000lm程度 | 2000lm程度 |
60cm | 1500lm程度 | 3000lm程度 |
90cm | 3000lm程度 | 6000lm程度 |
120cm | 4000lm程度 | 8000lm程度 |
180cm | 6000lm程度 | 12000lm程度 |
こちらが水槽サイズ別の光量の目安です。
ライトの「lm」という単位を元にチェックしてみましょう。
もし、光量が足りないのなら
- ライトの台数を増やす
- 強力なライトに交換
こちらのどちらかで対応しましょう。
水草水槽におすすめの照明は別記事で紹介していますので、お探しの方はぜひご覧ください。
どれも実際に使っておすすめできると感じたものばかりですので、きっとお役に立つはずです。



こんな感じで「商品パッケージ」か「メーカーHP」に記載があるので確認しましょう。
値段の安い照明ほど暗い傾向があるので、安易に値段で選ばないほうが良いですよ。

詳しい店舗の方に確認するのが確実です!


(18℃)22℃~28℃(30℃)
※()内は一応の下限と上限です
こちらが水草水槽の適温です。
冬場はヒーターを入れて加温、夏場は冷却ファン、水槽用クーラー、エアコンなどを使い水温を下げましょう。
冬はヒーターをセットすれば解決しますが、大変なのは夏場ですね。
最近ではゴールデンウィーク明けくらいから30℃を超える日が出てきますので、5月になったら暑さ対策の準備をすると良いでしょう。



水量 | 添加量(陰性水草メイン) | 添加量(陽性水草メイン) |
---|---|---|
15L | 3秒/1滴 | 2秒/1滴 |
30L | 2秒/1滴 | 1秒/1滴 |
60L | 1秒/1滴 | 1秒/ 1滴 ~ 2滴 |
100L | 1秒/2滴 | 1秒/ 2滴 ~ 3滴 |
150L | 1秒/3滴 | 1秒/ 3滴 ~ 4滴 |
300L | 1秒/4滴 | 1秒/ 5滴 ~ 7滴 |
650L | 1秒/8滴 | 1秒/ 9滴 ~ 15滴 |
こちらが水量別CO2添加量の目安です。
添加量が単純に足りていないケースは意外と多いので、水草の成長が鈍いと感じたらちょっとCO2添加量を増やして様子を見る作戦は有効ですよ。
CO2カウンターを使い、きっちりと添加量は確認することをおすすめします。
しっかり添加してるけど効いてる気がしない、、
なんて場合は、後述する「水質」に問題があることが多いですよ。



弱酸性の軟水(pH 5.5~6.5)
こちらが水草に最適な水質です。
もし水質がずれていると(特にpHが高い場合)、水草が必要なものを吸収できなくなってしまいます。
- CO2の吸収効率が低下
- 肥料の吸収効率が低下
pHが高い場合はこのような弊害がありますので、いくらCO2を添加しても、肥料を入れても水草が吸収しないので、あまり意味がありません。
そればかりか、余った分が藻類の増殖に使われてしまうので逆効果です。
CO2添加しているけど効いてる気がしない、、
肥料入れてるけど、藻類ばかり増える、、
なんて時は水質をチェックしてみましょう。



- 龍王石
- 青龍石
- 昇竜石
などなどレイアウトで使う石の中には「硬度」を大きく上昇させるものがあります。
このようなタイプの石を多用している水槽は「硬度上昇⇒pHが下がらない」という悪循環に陥るので、水草が育ちづらい傾向があります。
そんな時は、「水質調整をする」「硬度が高くても育つ水草を植える」ことで対応しましょう。



水草は養分不足が進み症状が重くなると、このように色が抜けて白くなります。
こうなる前に肥料を入れて予防するのが理想なのですが、なかなか難しいのが現状です。
肥料は水草が元気でないとあまり利用されませんので、1番最後にチェックするようにしましょう。
まずは、前述の4つの項目をクリアしてから肥料を添加すると失敗が少ないですよ!

