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【水草水槽】油膜対策を詳しく解説 ー3つの方法をご紹介ー【海水水槽】

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今回は「油膜対策」を解説します。

油膜とは水面の浮かぶ膜のような汚れのこと。

今はキラキラとした水面を楽しむ「フタをしないスタイル」が主流なので、油膜があると気になりますよね。

そこで今回は「油膜を除去、予防する3つの方法」を詳しく解説していきます。

どれも簡単に行える方法ですのでぜひ取り入れてキレイな水面を維持しましょう。

油膜とは?

油膜

油膜とは水面に浮かんだ汚れ?が膜状になったものです。

水面のキラキラ感が無くなり汚らしく見えてしまいます。

油膜の害

  • 見た目が悪い

見た目の悪さが1番の害です。

生き物や水草への直線的な害はありません。

油膜がある=悪い環境なの?

セット初期など、環境は不安定な時期に出やすいので一応、環境の目安にはなります。

ただし必ずしも「油膜がある=悪い環境」というものではありませんよ。

がっつり油膜が出る水槽でもお魚が元気ということは良くありますので。

CO2中毒の危険が高くなるかも

油膜が出ている場合、CO2が空気中にあまり逃げなくなるためCO2中毒の危険が高くなることがあります。

CO2添加をしているなら中毒への対処法を知っておいた方が良いでしょう。

こちらの記事で詳しく解説しましたのでぜひご覧ください。

【CO2過多】お魚やエビがCO2中毒になった時の対処法

油膜の原因

油膜の発生原因は今現在(2020年5月)はっきりと分かっていません。

私の勉強不足かもしれませんが判明したらお知らせします。

油膜が何からできているかというと、以下の3点が有力候補です。恐らくはこれらが、複合して油膜となっているのだと考えられます。

  • バクテリアの死骸
  • 有機物
  • 鉄バクテリア

バクテリアの死骸

セット初期に発生する油膜はコレと有機物が原因だと考えています。

死骸は常に水槽の中で発生して、他のバクテリアのご飯になります。

セット初期はバクテリアの数が足りないので、食べきれず、余ったものが油膜になっていると考えられます。


有機物

くくりが大きすぎて投げやりな感じですが、有機物が多く含まれる栄養系ソイルを使うと油膜が出やすいので恐らくは原因の一つだろうと考えています。

通常、有機物はバクテリアのご飯になります。そのため、バクテリアが繁殖した環境ではあまり余りません。

「ろ過が安定したら油膜が消えた!」というのはこの辺りが理由なんだと考えています。


鉄バクテリア

水中の二価鉄などを食べるバクテリアです。

こいつは通常、水槽の中にたくさんいます。セット初期(特に栄養系ソイルを使った水槽)の養分がたくさんある状態だと異常に増えてしまい油膜になることもあるのかな?と考えています。

沼や水溜まりに七色に光る油のようなものが浮かんでいるのを見たことはありませんか?それの原因もコイツです。

参考 鉄バクテリアWikipedia

油膜の出やすい水槽

  • CO2添加している水槽
  • 海水水槽

こちらの2つの水槽は油膜が出やすいですね。

このようなスタイルの水槽を管理するなら予め油膜対策をすることでキレイな水面をキープすることができます。

油膜を除去、予防する3つの方法

  • 油膜取りを使う
  • 水面を動かす
  • ブラックモーリーに食べてもらう

油膜を除去する方法は大きく分けるとこちらの3つ。

それぞれメリット、デメリットを交え詳しく解説します。どの方法でも油膜を除去できますのでお好みで選んで大丈夫ですよ。

3つとも「原因を取り除き油膜が発生しないようにする」と言うよりも「油膜が発生しているけど見た目に気にならないようにする」ための方法と捉えると良いですよ。

MEMO
海水水槽の場合、油膜取り(エーハイムスキマ-350)を使うことをおすすめします。

油膜取りを使う

もっとも確実に、かつ素早く油膜を除去できます。

小型の水中フィルターみたいなものなので、30cm以下の水草水槽ならフィルターとして使ってしまっても良いと思います。

油膜を強力に除去できる代わりに目詰まりが早いです。

メンテナンスはマメにする必要がありますよ。

おすすめの油膜取り

  • エーハイム スキマー350
  • ADA ブッパⅡ

エーハイム スキマー350

スキマー350

自宅で使っているのはコイツです。

コストパフォーマンスがとっても良いです。

もちろん油膜もきっちり取れますよ。

MEMO
海水水槽ならこちらがおすすめです!

ADA ブッパⅡ

ブッパ2

やはりスタイリッシュですねー。

お値段もなかなかなので「油膜取り」として考えると躊躇しちゃいますが、小型水槽用のフィルターも兼ねると考えればお得かもです。

メリット
  • 確実に油膜を除去できる
  • 即効性がある

デメリット
  • 美観が悪い
  • フィルターがすぐに目詰まりする

水面を動かす

  • フィルターからの排水
  • エアーレーション

こちらの2つの方法でで水面を混ぜるように動かすと油膜が気にならなくなります。

油膜を消すのではなく「水中に沈める ⇒ フィルターで濾し取る」ことで油膜に対処します。

フィルターからの排水

ジャバジャバジャ

フィルター排水を水面より上から水槽に戻すことで油膜を沈めて対処します。

配管が微調節しやすい「外部式フィルター」なら簡単に対応可能ですよ。

水槽設置場所によっては水の音が気になります。あまり水面から離さないようにしましょう。

メリット
  • フィルター排水を利用するので、追加でものを購入しなくて良い

デメリット
  • 水の流れる音が気になるかも
  • フィルターの種類によってはできない


エアーレーション

エアレーション

泡が水面で弾ける際に油膜を沈めて対処します。

どんな水槽でも簡単に設置出来るのが特徴です。

仕組み上、泡が弾ける過程で油膜に対応するので飛沫が飛びます。

一度セッティングしてしまえばメンテナンスフリーに近いですよ。

MEMO
水面を動かすと「CO2が逃げてしまう」と言われています。しかし実際はそれほどロスしていません。それよりも油膜がある方が美観上よろしくないと考えているので私は油膜対策を優先しています。
メリット
  • どんな水槽でも対応可能
  • メンテナンスフリーに近い

デメリット
  • 飛沫が飛ぶ
  • 泡の音がする

【水草水槽】エアーレーションは必要なのか? ー必要な場面と方法を徹底解説ー

ブラックモーリー(淡水魚)に食べてもらう

ブラックモーリー

水草水槽の油膜退治と言えばコイツと言うくらい有名ですね。

とりあえず1匹入れば油膜をキレイに食べてくれます。

真っ黒い体色が水槽の中でとっても目立つので、好き嫌いが分かれるところ。

グッピーのように雌雄が揃っていると簡単に殖えるので、殖やしたくない方は1匹で飼うか、雌雄どちらかで揃えるようにしましょう。

MEMO
オレンジ、シルバー、グリーンなど他のモーリーも油膜を食べます。ベリフェラ属ならOKということですね。
メリット
  • 1匹で100Lくらいの水量をカバーできる
  • 可愛い

デメリット
  • 嫌いな人は嫌い
  • 効果が体調に左右される

油膜除去を続ける期間

セット初期など油膜が発生しやすい時期は基本的に常時続けても良いです。

長期間維持している調子の良い水槽でも油膜は発生することがあるので、ずっとなんらかの対策をし続けても良いでしょう。

常時、油膜対策をする場合はこちらの方法がおすすめです。

  • エアーレーション
  • ブラックモーリー

エアーレーション

1番おすすめの方法です。

タイマーを使って「ライト点灯時間、CO2添加時間」と逆に設定すると効率が良いですよ。

一度セッティングしてしまえば後は自動で油膜対策が出来るのでメンテナンスフリーに近いです。

ついでにCO2中毒の予防ができますよ。

【水草水槽】エアーレーションは必要なのか? ー必要な場面と方法を徹底解説ー


ブラックモーリー

ブラックモーリーが好きな方におすすめです。

コイツが元気に泳いでいればモリモリ油膜を食べてくれますので、油膜で悩むことは無いんじゃないでしょうか。

まとめ

今回は「油膜対策」を解説しました。

自宅の水槽は120cmなので「エーハイムスキマー350」を常時稼働させています。

仕事で作った水槽はセット時に「エアーレーション」を組み込んでしまうことが多いですね。皆さん、メンテナンスフリーの方が好まれますしね!

油膜は対策法を知っていれば簡単に対処できます。今回の記事で油膜から開放されたら幸いです。

元気
元気

水草水槽を趣味にするとずっと油膜と付き合っていくことになりますので、早めに対策法を知っておくと悩まずにすみますよ!