
ミクロソリウム・プテロプス “プチ”
Microsorum pteropus ‘petit’
- 低光量~中光量
- 不要
- 軟水~中硬水
- 5cm~30cm
- 活着、中景草、丈夫な水草
- 改良品種?
- ミクロプチ、ミクロソプチ、プテロプチ
レイアウトのコツ
ミクロソリウム・プテロプスをそのまま小型化したような水草です。
30cmクラスの小型水槽でも使えるサイズ感になっていますよ。
成長スピードも遅くなっているので、トリミングの手間もそれほどかかりません。レイアウトに取り入れやすい水草ですね。
他のミクロソリウム同様、石や流木に活着させて中景に使うのがオススメです。一緒にコケの仲間も活着させると自然感がグッと増しますよ。
育成のコツ
- 軟水
- 高水温に注意
- 適度な水流
この3点がキレイに育てるコツです。
・軟水
ある程度、硬度の高い環境化でも育成することは可能です。しかし葉が「硬い雰囲気」になってしまいあまりキレイではありません。軟水で育成することでキレイになりますよ。

・高水温に注意
30℃を超える水温が続くと「シダ病」が発生しやすくなります。夏場は注意が必要ですよ。

・適度な水流
ミクロソリウムやボルビティスは水流が好きです。特に株の根元付近の流れが滞ると調子を崩すことがあるので注意が必要です。
株が大きくなり葉の枚数が増えてくると、株の根元の流れが滞るので適時間引いてあげましょう。
アヌビアス社
たしかイタリアの水草ファーム「アヌビアス社」から発売されたものがオリジナルだったと思います。
現在ではそれを他のファームが増殖させたものが出回ることが多いです。特に国産ファームのものが流通量が多く安定して手に入りますよ。
分類
ウラボシ科 ヌカボシクリハラン属 ミクロソリウム・プテロプス “プチ”
おすすめの水草まとめ
「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。
実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。
水草選びの参考までにぜひご覧ください。

水草水槽に欠かせない5つの要素
- 光
- CO2
- 水質
- 肥料
- 温度
こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。
水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。
初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。
こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。

水草の育て方

当ブログ「Ordinary-Aquarium」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。
実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。
1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。
水草レイアウトの作り方
私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。
水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。
初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。

水草の育たない原因をチェック
30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。
水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。
結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!

水道水の硬度をチェック
水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。
水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。
当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。
まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。
