サウルルス
Saururus cernuus
- 光量中光量~高光量
- CO2必要
- 水質軟水~中硬水
- 葉長3~6cm
- 自生地北米
- 通称名アメリカハンゲショウ、リザードテール
- タグ中景草、丸葉、ユニーク
レイアウトのコツ
スペードのような形をした葉が美しい有茎草です。
グリーンの葉は葉脈部分が濃くなり網目状に模様が入ります。
真っ直ぐに水面を目指して成長しますが、成長速度はかなりゆっくりなので中景のポイントとしておすすめです。
葉1枚1枚の印象が強いため少ない本数でも十分なインパクトがあります。
45~60cmクラスの水槽なら3~5本、90~120cmクラスの水槽なら10~15本程度もあればボリュームのある茂みを作ることができます。
葉の形が特徴的なことから、ロタラの仲間やルドウィギアの仲間、ハイグロフィラの仲間などと組み合わせて配置すると効果的です。
本種を小型化したような品種のレッドサウルルスというものもあります。
育成のコツ
育成自体はCO2無添加でもできるのですが、成長がかなり緩やかなことから綺麗に育てるためには添加したほうが良いでしょう。
高光量下のほうが綺麗に育ちますが、成長が緩やかなことから藻類の付着に注意が必要です。
そのため、養分の多い栄養系ソイルなどの底床よりも、砂や砂利、吸着系ソイルを使用した貧栄養の環境のほうが綺麗に育てやすいです。
肥料が不足すると葉色が黄色~白色になります。
葉色が薄くなってきたら肥料を追加しましょう。
液体肥料、固形肥料ともに効果的ですが、成長が緩やかなので固形肥料のほうが使いやすいです。
株の根元付近に埋めてあげましょう。
下処理・植え方
- 有茎草の下処理・植え方
本種の下処理・植え方は有茎草と同様です。
水草の下処理・植え方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
トリミング
- ピンチカット
- 差し戻し
本種はこちらの2つの方法でトリミングできます。
ピンチカットを繰り返して株の下側が見苦しくなったら差し戻しをしましょう。
水草のトリミングはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
増やし方
- 脇芽
本種は脇芽で増やすことができます。
水草を増え方・増やし方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
主な自生地
分類
ドクダミ科 サウルルス属 サウルルス
おすすめの水草まとめ
「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。
実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。
水草選びの参考までにぜひご覧ください。
水草水槽に欠かせない5つの要素
- 光
- CO2
- 水質
- 肥料
- 温度
こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。
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初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。
こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。
水草の育て方
当ブログ「Ordinary-Aquarium」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。
実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。
1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。
藻類対策
美しい水草水槽を作るには上手に藻類と付き合うことが大切です。
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水草レイアウトの作り方
私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。
水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。
初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。
水草の育たない原因をチェック
30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。
水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。
結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!
水道水の硬度をチェック
水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。
水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。
当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。
まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。