
ミクロソリウム・プテロプス”ギガンティア”
Microsorum pteropus’Gigantea’
- 低光量~中光量
- 不要
- 軟水~中硬水
- 8cm~25cm
- 活着、中景草、ユニーク、丈夫な水草
- 改良品種
- ミクロソリウム・ギガンティア
レイアウトのコツ
葉の縁が「矛」のように突き出ているプテロプスの改良品種です。
通常のプテロプスと同様、大型するので出来れば90cm以上の水槽でレイアウトしたいところ。
CO2無添加の水槽ではそれほど大きく育たないので、45cm~60cmクラスの水槽でも十分にレイアウト出来ます。
単調な印象になりがちな「陰性水草をメインにしたレイアウト」では、特徴的な葉姿から良いアクセントになりますよ。
育成のコツ
- 軟水
- 高水温に注意
- 適度な水流
この3点がキレイに育てるコツです。
・軟水
ある程度、硬度の高い環境化でも育成することは可能です。しかし葉が「硬い雰囲気」になってしまいあまりキレイではありません。軟水で育成することでキレイになりますよ。

・高水温に注意
30℃を超える水温が続くと「シダ病」が発生しやすくなります。夏場は注意が必要ですよ。

・適度な水流
ミクロソリウムやボルビティスは水流が好きです。特に株の根元付近の流れが滞ると調子を崩すことがあるので注意が必要です。
株が大きくなり葉の枚数が増えてくると、株の根元の流れが滞るので適時間引いてあげましょう。
ミクロソリウムの病気
ミクロソリウムは病気になって調子を崩すことがあります。
放って置くと元気な葉にも症状が感染るので早めに取り除くようにしましょう。
①シダ病
葉に「黒い模様」が出来て、それが広がっていきます。黒くなったところは枯死します。
「高水温が続いている」「水流が無い」「葉が混み合っている」ような状態が続くと発生しやすいです。
感染スピードは早くないので、見つけ次第、黒くなった葉をカットするようにすればそれほど問題になりません。
②ブツブツ病
葉が変な形にブツブツしてきます。ウィルスが原因と言われていますが詳細は不明です。
今のところ、治す方法は無く症状が現れた葉を取り除くしかありません。
感染力が強いので、発見したら株ごと処分することを検討する必要があります。
枯れている訳では無いようですが?、見た目が悪いので気になりますね。
分類
ウラボシ科 ヌカボシクリハラン属 ミクロソリウム・プテロプス”ギガンティア”