タイガーロータス ‘グリーン’
Nymphaea lotus ‘Green’
- 光量中光量~高光量
- CO2必要
- 水質軟水~中硬水
- 葉長15~20cm
- 自生地西アフリカ
- 通称名ロータスグリーン
- タグセンタープラント、ユニーク
レイアウトのコツ
かなり大型化するスイレンの仲間です。
綺麗に見せるためには小さくても90cmクラスの水槽が必要ですよ。
レイアウトとしてみるなら120cm以上の水槽が欲しいところ。
「水面に浮かぶ葉」「水面まで伸びる長い葉柄」が水中感を演出し、水中と空中を分ける水面という「境界線」を強く意識させます。
主役としてセンタープラントにするのも良し、点在させてワンポイントにするのも面白いですよ。
葉が放射状に広がるので、サイドや端に植えてしまうと窮屈な印象になってしまいます。
植える場所はある程度開けたところが良いですね。
育成のコツ
養分をたくさん必要とします。
栄養が豊富に含まれる水草用ソイルを使うと育てやすいですよ。
また、固形の底床肥料の追加も有効です。
高光量、たくさんの肥料がある環境下では他のスイレン同様に花を楽しむことができます。
株が大きく育つと葉をたくさんつけるので、水面が葉で埋め尽くされてしまいます。
そうなると水中に光が入らなくなり他の水草が枯れてしまうので、適時間引きましょう。
レッドタイプ
レッドタイプもあります。
東南アジアで養殖されている一部のタイガーロータスはレッドタイプとグリーンタイプの交雑が進み中途半端な色彩表現のタイプがあります。「レッド」「グリーン」などハッキリとした色合いのタイプを探してるなら注意が必要ですよ。
「本物」のグリーンタイプ
水草マニアの間では
ハンス バース デソー便(Hans Barth Dessau 通称HBD便、バース便)
にて入荷したタイガーロータス・グリーンを「本物」とすることが多いです。
たしかに斑の入り方、色が綺麗で東南アジアものとは全然違いますよ。
もう入荷はおそらくはありませんので、国内にて店舗、愛好家が殖やしたものが時折流通するのみとなりました。
名前にあやかって「偽物」が出回ることがあるので信頼できるところから入手することをおすすめします。
※この記事の写真は東南アジアで栽培されたロータスグリーンです
主な自生地
分類
スイレン科 スイレン属 タイガーロータス ‘グリーン’
おすすめの水草まとめ
「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。
実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。
水草選びの参考までにぜひご覧ください。
水草水槽に欠かせない5つの要素
- 光
- CO2
- 水質
- 肥料
- 温度
こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。
水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。
初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。
こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。
水草の育て方
当ブログ「Ordinary-Aquarium」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。
実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。
1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。
藻類対策
美しい水草水槽を作るには上手に藻類と付き合うことが大切です。
こちらの記事で藻類対策の方法をまとめてありますので、お時間のある際にぜひご覧ください!
水草レイアウトの作り方
私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。
水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。
初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。
水草の育たない原因をチェック
30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。
水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。
結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!
水道水の硬度をチェック
水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。
水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。
当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。
まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。