アポノゲトン クリスプス ‘レッド’
Aponogeton crispus ‘Red’
- 光量低光量~高光量
- CO2不要
- 水質軟水~中硬水
- 葉長15~50cm
- 自生地インド、スリランカ
- 通称名アポノゲトン クリスプス レッド
- タグ後景草、テープ状、ユニーク、赤色、丈夫な水草
レイアウトのコツ
新芽が赤くなるタイプのアポノゲトン。
葉のフチは波打つようになります。
海藻を連想させる葉は強く水中感を演出し、独特の赤みと相まって水景のポイントになります。
90cm以上の水槽で後景のアクセント的に取り入れるのがおすすめです。
同じくテープ状の葉幅の細いものや細葉の水草と組み合わせて配置するとより自然感が増します。
育成のコツ
CO2無添加の水槽でも育成できる丈夫な種類です。
低光量下では小型するので大きく育てる場合は明るいライトを使用しましょう。
肥料切れには弱いので液体肥料、固形肥料を同時に使用するのがおすすめです。
比較的硬度の高い環境でも育つので石組みレイアウトに植えても良いでしょう。
砂、砂利でも特に問題無く育成できますが、養分の多くある底床を好むことから水草用ソイルを使うと育成しやすいです。
アポノゲトン全体に言えることですが、水流のある環境を好みます。
特に株の部分の水流が滞ると調子を崩すことがあるので注意しましょう。
赤みを強く引き出すには窒素系の養分を少なめにするのがコツです。
下処理・植え方
- ロゼット型の下処理・植え方
本種の下処理・植え方はロゼット型水草と同様です。
水草の下処理・植え方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
トリミング
- 古い葉のカット
- 差し戻し
本種はこちらの2つの方法でトリミングできます。
スイレンの仲間は葉の展開が早く、その分葉が古くなるのが早いので傷んだ葉は早めにカットして取り除きましょう。
水草のトリミングはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
増やし方
- 株分け
本種は株分けで増やすことができます。
株がある程度大きくなったら差し戻しのタイミングで株分けをすると増やすことができます。
水草を増え方・増やし方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
主な自生地
分類
レースソウ科 レースソウ属 アポノゲトン クリスプス ‘レッド’
おすすめの水草まとめ
「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。
実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。
水草選びの参考までにぜひご覧ください。
水草水槽に欠かせない5つの要素
- 光
- CO2
- 水質
- 肥料
- 温度
こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。
水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。
初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。
こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。
水草の育て方
当ブログ「Ordinary-Aquarium」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。
実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。
1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。
藻類対策
美しい水草水槽を作るには上手に藻類と付き合うことが大切です。
こちらの記事で藻類対策の方法をまとめてありますので、お時間のある際にぜひご覧ください!
水草レイアウトの作り方
私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。
水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。
初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。
水草の育たない原因をチェック
30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。
水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。
結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!
水道水の硬度をチェック
水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。
水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。
当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。
まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。