シルバーフライングフォックス
Crossocheilus reticulatus
- 種類コイの仲間
- 体色銀
- 性格やや気が強い
- 水質酸性~弱アルカリ性
- 水温20~30℃
- 寿命5年程度
- 分布東南アジア
- サイズ15~18cm程度
- 泳ぐ所中層
- 通称名サイアムアルジイーター
特徴
対黒髭苔対策として現状最も食べてくれるお掃除屋さん。
銀色の体に鱗の縁が黒くなる模様が入る魚らしい体色が美しいです。
同種間でやや争いますが混泳水槽にまったくいれられないというレベルではありません。
中層を活発に泳ぎ回るので遊泳スペースを広く用意してあげましょう。
藻類対策を優先するなら餌を与えすぎないように管理するのがコツ。
食べる藻類
こちらの藻類を好んで食べてくれます。
口で摘んで藻類を食べることから立体的な藻類を好みます。
藻類対策はこちらの記事でまとめてご紹介していますのでぜひご覧ください。
水草水槽への適正
柔らかな水草の新芽などを齧ることがあります。
硬い水草などは食べないのでまったく水草水槽に入れられないレベルではありませんから、水草の種類、藻類対策を天秤にかけて導入するか判断すると良いでしょう。
ウィローモスなど、コケの仲間はよく食べるのでコケを主体としたレイアウトには不向きです。
水槽サイズ
30cm以上の水槽がおすすめ。
小さなうちは小型水槽でも十分飼育できます。
大きくなったら大きな水槽へ移してあげましょう。
おすすめの餌
- 顆粒タイプ
- タブレットタイプ
こちらのタイプの餌がおすすめです。
食欲旺盛で選り好みをせずに食べます。
成長に合わせて粒の大きな餌に切り替えると良いでしょう。
繁殖方法
卵生です。
水槽での繁殖例を聞いたことが無いので難しい部類かと思います。
注意する病気
- エロモナス症
- カラムナリス症
基本的に丈夫な種類なので、状態の安定した子を入手すれば大きく心配する必要はありません。
強いているいうならエロモナス症、カラムナリス症に注意する程度でしょうか。
タフなので水質悪化から病気になることは少ないのですが、餌をたくさん食べることから食べ過ぎ・太り過ぎから病気になるケースがあります。
植物質主体の餌を与えたり、与えすぎに注意して飼育しましょう。
主な分布域
分類
コイ科 クロソケイルス属 シルバーフライングフォックス