YouTubeも頑張ってます!

【診断結果】水温と水質をチェック!それから肥料添加を検討しよう!

  • ライトを当てる
  • CO2の添加

こちらの2点だけをしているなら、水温と水質をチェックしてから肥料添加を検討しましょう!

基本的に水温、水質のチェックが終わってから肥料にチャレンジしてください。

水温、水質の状況によっては水草が肥料を吸収できないことがあります。

水温をチェック

(18℃)22℃~28℃(30℃)

※()内は一応の下限と上限です

こちらが水草の適温です。

水温調整をしなくても適温にある時期は問題ありませんが、冬と夏は調整が必要になります。

冬場はヒーターを、夏場は冷却ファン、水槽用クーラー、エアコンなどを使い対応しましょう。

【エヴァリス】おすすめの水槽用ヒーター =選び方、種類、設置場所、寿命などを徹底解説!= 水槽の水温を下げる3つの方法 【夏の暑さ対策】水槽の水温を下げる3つの方法 ーおすすめの冷却アイテムをご紹介ー

水質をチェック

弱酸性の軟水(pH 5.5~6.5)

水草に最適な水質はこちら。

アルカリ性などpHが高い場合、水草はCO2と肥料の吸収効率が悪くなってしまいます。

まずはpHをチェックして、もし高いようなら「pH降下剤」などを使って対応しましょう。

もし、pHがあまりにも下がらないなら、硬度が高いのかもしれません。

その場合は、こちらの記事を参考に水質を調整しましょう。

pHと硬度を下げる方法 【水草水槽向け】PHと硬度を下げる方法 水草水槽に最適な水質 水草水槽に最適な水質 ーPH6.5以下、GH3以下を目指して調整しよう!ー

肥料を検討する

こちらの画像のように養分不足の症状が出ている場合は、肥料添加を検討しましょう。

まずはカリウム、微量元素系の肥料から試していくと失敗が少ないですよ。

[leaf title=”MEMO”]水温、水質が水草に合ったものになっているなら、水草がたくさん養分を吸収するようになるので、それだけで解決するかもしれません。[/leaf] 水草の栄養不足の見分け方と対策 【水草の色が薄い?】水草の栄養不足の見分け方と対策 ー肥料を入れる前にまずは確認!ー 水草水槽の肥料の使い方 おすすめの水草肥料と使い方 ー実践的な肥料の組み合わせ、添加例をご紹介!ー

各項目を詳しくチェックする

詳しくチェックする
  • 照明もある、、
  • ヒーターも使っている、、
  • CO2も添加している、、

などなど水草に必要なことをしている場合でも、もしかしたら「量が不十分」「適正値では無い」などの可能性もあります。

これから、各チェック項目を簡単に解説していきますので、水草が上手く育たない方はぜひご覧ください。

また、それぞれの事柄について、詳しく解説している記事へのリンクもご用意しました。

お時間のある際に確認していただけると新しい発見があるかもしれません!

光量は十分か?
ライト(照明)をセットしよう!
サイズ丈夫な水草本格水草水槽
30cm350lm程度700lm程度
45cm1000lm程度2000lm程度
60cm1500lm程度3000lm程度
90cm3000lm程度6000lm程度
120cm4000lm程度8000lm程度
180cm6000lm程度12000lm程度

こちらが水槽サイズ別の光量の目安です。

ライトの「lmるーめん」という単位を元にチェックしてみましょう。

もし、光量が足りないのなら

  • ライトの台数を増やす
  • 強力なライトに交換

こちらのどちらかで対応しましょう。

水草水槽におすすめの照明は別記事で紹介していますので、お探しの方はぜひご覧ください。

どれも実際に使っておすすめできると感じたものばかりですので、きっとお役に立つはずです。

水草水槽におすすめのライト 【2023年版】水草水槽におすすめのLEDライト ー水草のプロが厳選した丁度良い照明!ー 水草水槽の光 水草水槽の光 ー必要な光量、適切な照明時間、時間帯などを徹底解説ー

lmの確認方法

こんな感じで「商品パッケージ」か「メーカーHP」に記載があるので確認しましょう。

値段の安い照明ほど暗い傾向があるので、安易に値段で選ばないほうが良いですよ。

元気
元気

詳しい店舗の方に確認するのが確実です!


水温は適温か?
水槽用ヒーター
水槽用ヒーター
冷却ファン
冷却ファン

(18℃)22℃~28℃(30℃)

※()内は一応の下限と上限です

こちらが水草水槽の適温です。

冬場はヒーターを入れて加温、夏場は冷却ファン、水槽用クーラー、エアコンなどを使い水温を下げましょう。

冬はヒーターをセットすれば解決しますが、大変なのは夏場ですね。

最近ではゴールデンウィーク明けくらいから30℃を超える日が出てきますので、5月になったら暑さ対策の準備をすると良いでしょう。

水槽の水温を下げる3つの方法 【夏の暑さ対策】水槽の水温を下げる3つの方法 ーおすすめの冷却アイテムをご紹介ー 水草水槽の適温 【適温はどれくらい?】水草水槽の水温 ー季節ごとの水温管理を詳しく解説ー

CO2添加量は十分か?
CO2添加例
水量添加量(陰性水草メイン)添加量(陽性水草メイン)
15L3秒/1滴2秒/1滴
30L2秒/1滴1秒/1滴
60L1秒/1滴1秒/ 1滴 ~ 2滴
100L1秒/2滴1秒/ 2滴 ~ 3滴
150L1秒/3滴1秒/ 3滴 ~ 4滴
300L1秒/4滴1秒/ 5滴 ~ 7滴
650L1秒/8滴1秒/ 9滴 ~ 15滴

こちらが水量別CO2添加量の目安です。

添加量が単純に足りていないケースは意外と多いので、水草の成長が鈍いと感じたらちょっとCO2添加量を増やして様子を見る作戦は有効ですよ。

CO2カウンターを使い、きっちりと添加量は確認することをおすすめします。

しっかり添加してるけど効いてる気がしない、、

なんて場合は、後述する「水質」に問題があることが多いですよ。

CO2添加量の目安と計り方、CO2とpHの関係などを徹底解説! 【CO2の適正量】CO2添加量の目安と計り方、CO2とpHの関係などを徹底解説! 【CO2過多】お魚やエビがCO2中毒になった時の対処法

水質は合っているか?
水質をチェック

弱酸性の軟水(pH 5.5~6.5)

こちらが水草に最適な水質です。

もし水質がずれていると(特にpHが高い場合)、水草が必要なものを吸収できなくなってしまいます。

  • CO2の吸収効率が低下
  • 肥料の吸収効率が低下

pHが高い場合はこのような弊害がありますので、いくらCO2を添加しても、肥料を入れても水草が吸収しないので、あまり意味がありません。

そればかりか、余った分が藻類の増殖に使われてしまうので逆効果です。

CO2添加しているけど効いてる気がしない、、

肥料入れてるけど、藻類ばかり増える、、

なんて時は水質をチェックしてみましょう。

水草水槽に最適な水質 水草水槽に最適な水質 ーPH6.5以下、GH3以下を目指して調整しよう!ー

石をたくさん使っている水槽は要注意!
青龍石
龍王石
  • 龍王石
  • 青龍石
  • 昇竜石

などなどレイアウトで使う石の中には「硬度」を大きく上昇させるものがあります。

このようなタイプの石を多用している水槽は「硬度上昇⇒pHが下がらない」という悪循環に陥るので、水草が育ちづらい傾向があります。

そんな時は、「水質調整をする」「硬度が高くても育つ水草を植える」ことで対応しましょう。

pHと硬度を下げる方法 【水草水槽向け】PHと硬度を下げる方法 硬度が高くても育つ水草 【石組レイアウトにおすすめ】硬度が高くても育つ水草10選 水槽レイアウトに使える石まとめ 水槽レイアウトに使う石まとめ ー各石の水質変化、加工のしやすさなどを詳しく解説ー

養分は足りているか?
正常な水草
白化した水草

水草は養分不足が進み症状が重くなると、このように色が抜けて白くなります。

こうなる前に肥料を入れて予防するのが理想なのですが、なかなか難しいのが現状です。

肥料は水草が元気でないとあまり利用されませんので、1番最後にチェックするようにしましょう。

まずは、前述の4つの項目をクリアしてから肥料を添加すると失敗が少ないですよ!

水草の栄養不足の見分け方と対策 【水草の色が薄い?】水草の栄養不足の見分け方と対策 ー肥料を入れる前にまずは確認!ー 水草水槽の肥料の使い方 おすすめの水草肥料と使い方 ー実践的な肥料の組み合わせ、添加例をご紹介!ー