【水草QA100】当ブログが書籍になりました!!

フェネストラタルム ムリヤディ

フェネストラタルム ムリヤディ
Fenestratarum mulyadii

  • 光量低光量~中光量
  • CO2必要
  • 水質軟水~中硬水
  • 葉長3~6cm
  • 自生地カリマンタン島東部
  • 通称名ムリヤディー
  • タグ中景草、活着、ユニーク

レイアウトのコツ

ブケファランドラの仲間を大きくしたような葉が特徴の水草です。

深い緑色の葉はウェーブが入り、ユニークな草姿ですね。

石や流木に活着する性質があるので、素材に巻きつけて配置すると良いでしょう。

流通量が少なく、生長も緩やかなため、数を揃えるのが難しいです。

そのため、レイアウトには取り入れづらいですね。

レア物コレクションケースで楽しむのが良いでしょう。

育成のコツ

とても生長が緩やかなので、藻類の付着に注意が必要です。

軟水で維持したほうが綺麗に仕上がりますが「マグネシウム、カルシウム」が不足すると調子を崩しやすいです。

軟水だけどミネラル分がある

というような一見矛盾する水質を維持できると綺麗に育つでしょう。

軟水をキープしつつ、適時肥料で「マグネシウム、カルシウム」を補うようにすると良いですよ。

下処理・植え方

  • 下処理⇒ ロゼット型水草
  • 植え方⇒ 活着

本種の下処理はロゼット型水草と同様です。

植え方は活着水草と同様です。

水草の下処理・植え方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。

トリミング

  • 古い葉のカット
  • 株をカット

本種はこちらの2つの方法でトリミングできます。

葉が古くなると黄色~茶色くなるので見つけたら根本からカットして取り除きましょう。

地下茎をカットして株を小さくすることもできます。

水草のトリミングはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。

増やし方

  • 株分け

本種は株分けで増やすことができます。

地下茎が大きくなったら株分けをしましょう。

水草を増え方・増やし方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。

主な自生地

分類

サトイモ科 フェネストラタルム属 フェネストラタルム ムリヤディ

おすすめの水草まとめ

「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。

そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。

実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。

水草選びの参考までにぜひご覧ください。

水草水槽に欠かせない5つの要素

  • CO2
  • 水質
  • 肥料
  • 温度

こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。

水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。

初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。

こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。

水草の育て方

120cm水槽

当ブログ「Ordinary-Aquariumおーでぃなりーあくありうむ」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。

実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。

1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。

藻類対策

美しい水草水槽を作るには上手に藻類と付き合うことが大切です。

こちらの記事で藻類対策の方法をまとめてありますので、お時間のある際にぜひご覧ください!

水草レイアウトの作り方

私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。

水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。

初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。

水草の育たない原因をチェック

30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。

水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。

結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!

水道水の硬度をチェック

水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。

水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。

当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。

まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。