
ブリクサ・ショートリーフ
Blyxa novoguineensis
- 中光量~高光量
- 必要
- 軟水~中硬水
- 4cm~15cm
- 中景草、細葉
- 東南アジア
- ブリクサ、ブリクサ・ショート
レイアウトのコツ
茎から細い葉を密に茂らせる中景草です。
有茎草に分類されますが、茎はあまり大きく成長しないので「中景草」として有用です。
縦方向にはあまり大型化しないのですが、ボリューム感のある水草なので60cm以上の水槽で使いたいところ。
葉を放射状に広げるので、サイドに植えると窮屈な印象になってしまいます。必ず開けた場所へ植えましょう。
癖のない草姿はどんなレイアウトにも似合います。
ネイチャーアクアリウムの登場以来、定番の中景葉として親しまれていますよ。
石や流木の際部分へ植えると自然感が出ます。
数種類の「前景草」と組み合わせて植えることで、より自然感を高めることが出来ます。
トリミング
全体的に有茎草の仲間はトリミングに強いのですが、本種はトリミングに弱いです。
脇芽を残すようにカットしないと芽が出てこないので注意してください。
キレイに維持するなら「差し戻し」がオススメです。一度、引き抜いて剪定してから再度、植えましょう。
根をしっかり張っているので、引き抜く際はゆっくりと丁寧にしないと周りの水草まで抜けてしまうのでご注意ください。
育成のコツ
基本的に丈夫で育てやすい水草です。
十分な光量とCO2添加があれば問題無く育成出来るはずですよ。
根張りが良い水草のため、底床肥料が特に有効です。
小さくまとめたい場合は、底床肥料を控えめにすると良いでしょう。
CO2を添加しなくても育つ?
- pH6.4以下
- 軟水
以上のような水質にすることでCO2無添加でも育成することが可能です。
この場合、大きく育たないので小型水槽でも長期間楽しむことが出来ますよ。
分類
トチカガミ科 スブタ属 ブリクサ・ショートリーフ
おすすめの水草まとめ
「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。
実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。
水草選びの参考までにぜひご覧ください。

水草水槽に欠かせない5つの要素
- 光
- CO2
- 水質
- 肥料
- 温度
こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。
水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。
初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。
こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。

水草の育て方

当ブログ「Ordinary-Aquarium」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。
実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。
1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。
水草レイアウトの作り方
私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。
水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。
初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。

水草の育たない原因をチェック
30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。
水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。
結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!

水道水の硬度をチェック
水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。
水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。
当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。
まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。
