私が行っている苔対策まとめ

【様々な感染症に】エルバージュエースの使い方

エルバージュエースの使い方

SHARE

この記事のURLとタイトルをコピー

本記事は「エルバージュエースの使い方」を解説します。

様々な感染症に高い効果を発揮する薬で「グリーンFゴールド顆粒」「観パラD」の上位互換です。

これらの薬が効かなかったら「エルバージュエース」を試してみてください。

効果が高い分、お魚への負担も他の薬より大きいので多用するものではありませんが、重症化してしまった場合など使いたい場面は多いです。

特にエロモナス症が発生した際には頼りになりますので、万が一に備えて使い方を覚えておくと良いでしょう。

分かりやすく丁寧に解説していきますので、ぜひご覧ください。

元気
元気

コスパも良く、効果も高いです!

効能

「カラムナリス症」「エロモナス症」など細菌感染症の治療薬です。

その他、こちらの病気ににも効果がありますよ。

  • 白点病(重症にも効く)
  • コショウ病(重症にも効く)
  • 水カビ病(重症にも効く)
  • 白雲病(重症にも効く)
注意
白点病、コショウ病、水カビ病への効果は説明書には記載されていません。オフィシャルではありませんが実際に効果を確認していますよ。

カラムナリス症?

細菌の仲間「フレキシバクター・カラムナリス」の感染によって起きる病気の総称です。

感染する箇所によって呼び名が変わりますが、すべて対処法は同じで大丈夫ですよ。

こちらの症状はカラムナリス菌が原因であることが多いです。

  • 尾腐れ病
  • 口腐れ病
  • 鰓腐れ病
  • ヒレ腐れ病

エロモナス症?

細菌の仲間「エロモナス」の感染によって起きる病気の総称です。

・エロモナス サルモニシダ
・エロモナス ハイドロフィラ

などが原因菌として有名ですよ。

こちらの症状はエロモナス菌が原因であることが多いです。

  • 運動性エロモナス症
  • 赤斑病
  • 穴あき病
  • 松かさ病

用量

投薬例①の場合「60Lに対して0.5g程度」

投薬例②の場合「10Lに対して0.5g程度」

粉の薬のため量が計りづらいです。

特に小型水槽の場合は計量するのがとても難しいですよ。

隔離水槽を使用し薬浴をする場合、ほとんどの方が小型水槽を使用するかと思います。

そこで、小型水槽向けに「簡単に計量する方法」をまとめましたので、お困りの方はこちらを御覧ください。

【小型水槽向け】粉タイプの魚病薬を簡単に計量する方法【小型水槽向け】粉タイプの魚病薬を簡単に計量する方法

使い方

顆粒とあるように「粉状」のお薬です。

規定量を水槽に溶かすように入れましょう。

水は黄色く染まり、色が付いている間は薬効が継続しますよ。

ある程度、ろ過バクテリアにダメージがありますので薬浴は「隔離水槽」で行うことをオススメします。

また、同時に「塩水浴」を行うとより効果的です。

【病気の治療】隔離水槽のセッティング方法塩水浴の方法【お魚の調子を整える】塩水浴の方法

投薬例①

熱帯魚など「小型魚」を対象とした投薬例です。

基本的にこちらの使い方をメインにした方が良いでしょう。

隔離水槽の用意、投薬、病魚の移動

隔離水槽をセッティングし、薬を入れましょう。

準備が整ったら病魚を移して治療スタートです。

~6日目「様子を見る」

お魚の様子を確認してください。

もし、何か異変がある場合は、換水をして薬を抜き様子をみましょう。

7日目「換水」

50%程度換水を行い、薬を抜きましょう。

治癒しているようなら薬浴は終了です。

症状がまだ残っている場合、再度薬を投入し薬浴を続けましょう。

※投薬量は換水した水量分です

8日目~14日目「様子を見る」

お魚の様子を確認してください。

もし、再発があるようなら薬を追加して、再度薬浴を行ってください。

薬浴を続けている場合、お魚に何か異変があれば、換水して薬を抜きましょう。

15日目 「 お魚を戻す 」or「様子を見る」

治療の終わったお魚を飼育水槽へ戻して治療を終えてください。

STEP3で再度、薬を投入している場合は、50%程度換水を行い薬を抜きましょう。

もう3日~7日程度様子を見て再発が無いようなら、お魚を飼育水槽へ戻し治療を終えてください。

治らなかった場合

ここまでで治らないようなら、薬を「エルバージュエース」へ変え再度STEP1より薬浴をスタートしてください。

投薬例②「高濃度、短時間浴」

金魚、鯉など薬に強いタフなお魚向けの方法です。

重症化した場合にも有効なのですが、薬害が強く出るので小型熱帯魚に行う場合は負担が大きいです。

「他の治療法が効かなかった」場合に最後の砦になることが多いので頭の隅に入れておきましょう。

隔離水槽の用意、投薬、病魚の移動

隔離水槽をセッティングし、薬を入れましょう。

準備が整ったら病魚を移して治療スタートです。

※短時間で薬浴を終えるため、バケツや空の水槽など「水が張れる入れ物」があれば代用出来ます。冬場の場合はヒーターを入れて保温しましょう(入れ物の材質に注意!)

~4時間

お魚を飼育水槽or隔離水槽へ移し治療を終えてください。

数日様子を見て改善が見られないようなら、再度、同手順にて薬浴を行いましょう。

水が白濁する場合

エルバージュエースの成分によりお魚の粘膜が剥がれ水が白濁することがあります。

薬浴中に水が濁ってくるようなら、50%程度換水をして濁りをとりましょう。

成分

  • ニフルスチレン酸ナトリウム 10g
  • 乳糖 89g

100g中にこちらが入っています。

塩水浴と組み合わせて

薬浴する場合、「塩水浴」と合わせて行うとより効果的ですよ。

塩水浴についてはこちらで詳しく解説しましたのでぜひ覧ください。

塩水浴の方法【お魚の調子を整える】塩水浴の方法

注意点

  • 紫外線で分解される
  • 活性炭、ゼオライトで無効化されてしまう
  • 薬浴は隔離水槽で
  • 生き物によっては使えない

紫外線で分解される

紫外線で成分が分解され薬効を失います。

太陽光が当たる水槽では効果が下がるのでご注意ください。


活性炭、ゼオライトで無効化されてしまう

「吸着系ろ材」は薬を吸着して無効化してしまいます。

薬浴時は予め取り除いておきましょう。

【ろ過の要】3種類のろ材を徹底解説!

薬浴は隔離水槽で

  • ろ過バクテリアに多少ダメージがある
  • 水草を枯らす

以上の点から、薬浴は隔離水槽で行うことをおすすめします。

【病気の治療】隔離水槽のセッティング方法

生き物によっては使えない

古代魚、ナマズの仲間は薬にあまり強くありません。

耐性は魚種によって異なり、まったく駄目というわけではないので薬浴する際は詳しい方に聞いてみましょう。

藍藻の特効薬

「藍藻」をあっさりと倒せる薬です。

お困りの方はぜひお試しください。

しかし、エルバージュエースは薬害が強いので使うなら「グリーンFゴールド顆粒」をおすすめしますよ。

こちらで詳しく解説しましたのでご覧くださいませ。

藍藻を駆除する方法【これで解決】藍藻を確実に駆除する2つの方法苔対策水槽で生える苔対策まとめ ー苔の増殖原因、苔一覧、お掃除屋さんの量など丁寧に解説ー

おすすめの魚病薬

こちらで私が普段から使っている薬を紹介しています。

病状別におすすめの薬を一覧表にまとめましたのでぜひご覧ください。

魚病薬まとめ【魚病薬まとめ】私が使っているおすすめのお薬をご紹介

また、こちらの記事では流通量の多いポピュラーな薬を網羅した一覧表を作りました。

魚病薬に興味のある方は、お時間のあるときにでも読んでみてくださいね。

魚病薬一覧【小型熱帯魚向け】魚病薬一覧