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どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事は水草の肥料「液体肥料と固形肥料の違い」を解説します。
結論から言うと、どちらも水草に栄養を供給するという意味では一緒です。
管理スタイル、水草の種類に合わせて使いやすいものを使えば大丈夫ですよ。
液体肥料と固形肥料はそれぞれメリットデメリットが違いますので、しっかり把握してご自分の水槽に合ったものを選びましょう。
そこで今回は「肥料のタイプ」「水槽に添加する方法」「液体肥料と固形肥料の使い分け」などを解説します。
興味のある方はぜひご覧ください。
- 液体肥料
- 固形肥料
肥料はその形状からこちらの2つに分けられます。
基本的にはどちらも「水中に成分が広がり水草に吸収される」ということは一緒です。
どちらがより優れているという訳ではなく、使い方やメリット、デメリットが違いますので用途に合わせて使い分けましょう。
- 液体肥料だけ
- 固形肥料だけ
というように、どちらかだけを使っても綺麗な水草水槽を作ることができます。
使いやすい方を使うでOKです!
- 即効性がある
- 栄養素別に様々な種類がある
- 添加量をコントロールしやすい
- 入れすぎるとすぐに藻類が出る
- 持続性が無い
文字通り水に各成分を溶かした肥料です。
水草は日々必要な分しか養分を吸収しないので、液肥タイプをマメに追肥するというのが今のところ最良の方法です。
量をコントロールしやすいので、今の水槽コンディションから足りない栄養素を把握してから使用できると飛躍的に水草を育てやすくなります。
- 肥料効果がある程度持続する
- ある程度狙った水草に与えることができる
- 追肥しずらい
- 肥料の種類が少ない
「練って固めてあるもの」「樹脂でコーティングされているもの」など何らかの手段で固形状になっている肥料です。
基本的にの固形肥料は持続性があり長期間(数カ月)効果が持続します。
固形肥料は「底床に埋めて使う」と説明してあるものもありますが、水槽に撒くように使っても問題ありません。
- 埋める=溶けずらくなるので効果がさらに長持ちする
- 底床に埋めて肥料を目立たなくさせる
- 効果範囲をある程度限定できる
このような効果を狙うなら底床に埋めて使いましょう。
また、固形肥料は根からたくさん養分を吸収する水草に特に有効に作用します。
しっかりと根を張る水草をメインにしている水槽なら、固形肥料を使うのがおすすめです。
これらのタイプの水草は根からたくさん養分を吸収するので固形肥料が有効です。
特にスイレンの仲間は根からの養分吸収にかなり依存しているので、固形肥料を使うことで大きく健康的に成長させることができます。
- 元肥⇒ 水草を植える前に予め入れておく肥料のこと
- 追肥⇒ 適時追加する肥料のこと
元肥、追肥と読みます。
水草用ソイルには肥料が含まれているので「ソイル=元肥」と考えることもできます。
- 液体肥料 ⇒ 入れるだけ
- 固形肥料 ⇒ 底床に埋める or 水槽に撒く
液体肥料は水槽にピュッと入れるだけでOKです。
固形肥料は効かせたい水草の根本辺りに埋めましょう。
埋める際は手で押し込むか(画層参照)、ピンセットでつまんで底床に刺すとよいでしょう。
水槽にばら撒くように入れても問題ありません。
おすすめの水草肥料や実際の添加スケジュールなどはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
- 固形肥料でベースを作る
- 足りない分を液体肥料で補う
こんな感じで使い分けると良いでしょう。
細かな調整が苦手な固形肥料で大まかなベースを作り、調整の効く液体肥料で足りない部分を補うと効率がよいですよ。
水草用のソイルを使っているなら、ある程度養分が含まれているためとりあえずは液体肥料だけでも良いでしょう。
いいえ。そんなことはありません!
固形、液体、どちらだけを使っているとしても綺麗に水草を育てることができます。
要するに、足りない栄養素を補充できればOKですので。
色々な種類の水草を使ってレイアウトしているなら両方使うのがおすすめ!
私が普段から使っているおすすめの肥料をこちらで紹介しています。
普段から使っている頼りになるものばかりですので、肥料をお探しの方はぜひご覧ください。
使いこなすのにちょっと慣れが必要ですが園芸用の肥料を使うこともできます。
私が使っている園芸用の肥料はこちらの記事でご紹介していますのでぜひご覧ください。
今回は水草の肥料の「液体肥料と固形肥料の違い」を解説しました。
形のまったく違うものがあると迷ってしまいますが、実はどちらもお仕事は一緒です。
使いやすいタイプの肥料を使って綺麗な水草水槽を作ってくださいね!
液体肥料をメインにして、固形肥料をたまに使うというのが使いやすいかもしれません。
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