【水草QA100】当ブログが書籍になりました!!

ハタベカンガレイ

ハタベカンガレイ
Schoenoplectiella gemmifera

  • 光量中光量~高光量
  • CO2必要
  • 水質軟水~中硬水
  • 葉長15~50cm
  • 自生地日本、朝鮮半島
  • 通称名ハコネカンガレイ、キタガワカンガレイ
  • タグ後景草、細葉、テープ状

レイアウトのコツ

日本にも自生しているテープ状の水草です。

高さ50cm程度になるので後景に配置するのがおすすめです。

ランナーでどんどん増殖する種類では無いため、レイアウトを維持しやすいです。

逆にいうとたくさん茂らせるためにはそれなりに時間のかかる種類です。

葉幅の細い水草は強い印象を和らげる効果があるので、丸葉センタープラントなどインパクトのある水草と好相性です。

草原のような爽やかな水景作りにも使えますのでレイアウトしがいのある水草です。

育成のコツ

高光量、CO2添加があれば比較的簡単に育てることができます。

底床肥料を使用すると成長を早めることができます。

下処理・植え方

  • ロゼット型の下処理・植え方

本種の下処理・植え方はロゼット型水草と同様です。

水草の下処理・植え方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。

トリミング

  • 古い葉のカット
  • 差し戻し

本種はこちらの2つの方法でトリミングできます。

スイレンの仲間は葉の展開が早く、その分葉が古くなるのが早いので傷んだ葉は早めにカットして取り除きましょう。

水草のトリミングはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。

増やし方

  • 株分け
  • 抽水葉に子株ができる

本種は株分けで増やすことができます。

差し戻しをする際に株別れしているようであれば切り離して独立した株にしましょう。

株が大きくなると水面から抽水葉を伸ばします。

抽水葉を水面に寝かせると子株がでてくるので切り離すことで独立した株になります。

水草を増え方・増やし方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。

主な自生地

分類

カヤツリグサ科 ホソガタホタルイ属 ハタベカンガレイ

おすすめの水草まとめ

「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。

そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。

実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。

水草選びの参考までにぜひご覧ください。

水草水槽に欠かせない5つの要素

  • CO2
  • 水質
  • 肥料
  • 温度

こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。

水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。

初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。

こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。

水草の育て方

120cm水槽

当ブログ「Ordinary-Aquariumおーでぃなりーあくありうむ」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。

実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。

1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。

藻類対策

美しい水草水槽を作るには上手に藻類と付き合うことが大切です。

こちらの記事で藻類対策の方法をまとめてありますので、お時間のある際にぜひご覧ください!

水草レイアウトの作り方

私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。

水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。

初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。

水草の育たない原因をチェック

30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。

水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。

結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!

水道水の硬度をチェック

水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。

水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。

当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。

まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。