アヌビアス バルテリー ‘ストライプ’
Anubias barteri ‘Striped’
- 光量低光量~中光量
- CO2不要
- 水質軟水~中硬水
- 葉長15~40cm
- 自生地改良品種
- 通称名アヌビアス カラディフォリア
- タグ中景草、活着、丈夫な水草
レイアウトのコツ
葉脈の「ストライプ」が美しいアヌビアスです。
かなり丈夫な水草なので初心者の方にもおすすめです。
水上に葉を出すようなデザインの水景作りにも向きます。
石や流木に活着させることもできますが、底床に直接植え込んだほうが成長が早いです。
成長速度は緩やかなので中景のポイントとして取り入れるのがおすすめ。
葉の形が違うアヌビアスを集めて配置することでワイルドな雰囲気を演出することができます。
「コケの仲間」「シダの仲間」と組み合わせて活着させることで、自然感の強い水景を作ることができますのでお試しください。
「細葉」の水草を周りに配置するとより自然な雰囲気になります。
育成のコツ
低光量、CO2無添加でも育つタフな水草です。
アヌビアスは古くから「丈夫な水草」の代表種として扱われており、一度水槽環境に馴染むと滅多なことでは枯れません。
生長がとても緩やかなので葉に藻類が付きやすいです。
藻類対策を入念に行うことがアヌビアスを綺麗に育てるコツ。
ほとんど肥料は添加しなくても育成できます。
藻類が付きやすいという点も踏まえ貧栄養を保つようにすると良いでしょう。
下処理・植え方
- 下処理⇒ ロゼット型水草
- 植え方⇒ 活着
本種の下処理はロゼット型水草と同様です。
植え方は活着水草と同様です。
水草の下処理・植え方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
トリミング
- 古い葉のカット
- 株をカット
本種はこちらの2つの方法でトリミングできます。
葉が古くなると黄色~茶色くなるので見つけたら根本からカットして取り除きましょう。
地下茎をカットして株を小さくすることもできます。
水草のトリミングはこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
増やし方
- 株分け
本種は株分けで増やすことができます。
地下茎が大きくなったら株分けをしましょう。
水草を増え方・増やし方はこちらの記事で解説していますのでぜひご覧ください。
分類
サトイモ科 アヌビアス属 アヌビアス バルテリー ‘ストライプ’
おすすめの水草まとめ
「前景草」「中景草」「後景草」「丈夫な水草」「赤系水草」などなど、様々な個性を持つ水草があるのでいざレイアウトに使おうとすると選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで各カテゴリー別におすすめの水草をまとめた記事をご用意しました。
実際の水槽環境を考慮して扱いやすいもの、手に入りやすいものを中心にご紹介しています。
水草選びの参考までにぜひご覧ください。
水草水槽に欠かせない5つの要素
- 光
- CO2
- 水質
- 肥料
- 温度
こちらの5つが水草育成に欠かせない5つの要素です。
水草水槽はこの5つのバランスを取ることが奥義と言っても良いでしょう。
初心者の方はまずはこの5つバランスというものがどんなものか知ることから始めると良いでしょう。
こちらの記事で分かりやすく解説していますのでぜひご覧ください。
水草の育て方
当ブログ「Ordinary-Aquarium」では管理人である轟元気の経験をもとに水草の育て方について数多くご紹介しています。
実際の水草レイアウトに活用できるよう、なるべく実践的な情報発信を心がけていますので、きっとお役に立つはずです。
1記事につき1つのテーマに絞って解説していますので、スキマ時間などにぜひご覧ください。
藻類対策
美しい水草水槽を作るには上手に藻類と付き合うことが大切です。
こちらの記事で藻類対策の方法をまとめてありますので、お時間のある際にぜひご覧ください!
水草レイアウトの作り方
私が毎日(ほぼ)SNSでご紹介している30cm水槽の作り方を解説しています。
水草水槽に必要な機材の紹介、機材のセッティング方法、水草の植え方などを順を追って紹介しています。
初心者の方でも管理しやすく、失敗の少ない内容ですのでレイアウト水槽の作り方に興味のある方はぜひご覧ください。
水草の育たない原因をチェック
30秒で水草の育たない原因をチェックできるフローチャートを作りました。
水草がキレイに育たずお悩みの方はまずはこちらのチェックシートを利用して原因を探ると良いでしょう。
結果ページでは簡単な対処法も記載しましたのでこれからの管理の参考になるはずです!
水道水の硬度をチェック
水草の好む水質は「弱酸性の軟水」です。
水道水は地域によって水質が異なり水草育成に適さない地域もありますよ。
当ブログでは日本中の水道水の硬度データをまとめて簡単に確認できるページをご用意しました。
まずは水道水の硬度を確認してお住まいの場所に合った管理方法を知ると良いでしょう。