本記事は「スマートプラグを使って水槽の電源を管理をする方法」を解説します。
現在、私の自宅の水槽機器はすべてスマートプラグで管理しています。
スマートプラグを導入したことで「フィルター」「ヒーター」「ライト」「CO2」など水槽の電源管理がスマホでできるようになりとても便利になりましたよ。
通常のタイマーでも困っているわけではありませんでしたが、手元で管理できるのはやはり便利です。
さらにAIスピーカーアレクサと連動させることで「アレクサ、水槽のライト点けて」と声でコントロールできるので、もうめちゃくちゃ楽になりました。
「スマートプラグのセット方法」「アレクサとの連動方法」など画像をたくさん使って分かりやすく解説していきます。
家にWi-Fiが飛んでるならスマートプラグを手に入れるだけで簡単にセットできますので、ぜひ取り入れてみてください。
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スマートプラグ(スマートタップ)とは、コンセントの電源状況をスマホ、タブレット、PCなどで管理できるプラグのことです。
例えば、スマホをリモコン代わりに水槽のライトのON/OFFができるようになります。
「8時にライトON」「18時にライトOFF」などタイマー設定も使用機器から簡単にできるので水槽管理が楽になりますよ。
また、Alexa、GoogleHomeなどのAIスピーカーとリンクさせることで「声」でコントロールできるようになるのでさらに便利ですよ。

自宅ではAmazonのアレクサと組み合わせて使っています!
- ライトのON/OFFを時間でコントロール
- CO2添加のON/OFFを時間でコントロール
- エアレーションのON/OFFを時間でコントロール
- 見たい時間にスマホで水槽のライトをON
- 換水時にフィルター、ヒーターの電源をスマホで管理
- 餌を上げる時にスマホでフィルターをOFF
- 細かなタイミングで機器の電源をON/OFF
などなど、今まで通常のタイマーで行っていたライトのON/OFF管理以外にも細かな設定ができるようになりますよ。



手動でももちろんできますが、自動化することで毎日の管理が格段に楽になりますよ!


例えば毎日10:00ライトON、18:00ライトOFFのような設定がスマホなどの機器から簡単にセッティングできます。
アプリ上で従来のタイマーよりも簡単にセットできいつでも設定を入れ替えることができますよ。
ライトの点灯時間の目安はこちらの記事をご覧ください。


ライトと同様にCO2のコントロールもできます。
時間のコントロールはアプリ上で簡単に変えられますので、「水槽ごとに設定を変える」なんてことも簡単にできますよ。


ライト、CO2と同様にエアレーションの時間もコントロールすることができます。
エアレーションとはブクブクのことですよ。
特に水草水槽の場合はライトの点灯時間外にエアレーションをすること(通称、夜間エアレ)が多いのでライト、CO2と合わせて一括で管理できるのは便利です。






普段ライトが消えている時間にもライトを点けたいタイミングってありますよね?
スマートプラグを使えばスマホで簡単に管理できますから、「キャビネットを開けてスイッチを探して、、」なんて工程からはおさらばです!



アレクサ、グーグルホームなどと連動させれば「アレクサ、水槽のライト点けて」と言えばOKです!
換水時に電源を切ったほうが良い機材はフィルターとヒーターですが、毎回キャビネットを開けてスイッチをON/OFFするのは面倒です。
スマートプラグを使えばこちらも簡単に管理できちゃいますよ。
意外と掃除終わりにスイッチを入れ忘れてしまうことが多いのですが、スマホ画面で現在の状況(ONなのかOFFなのか)が分かるのでスイッチの入れ忘れ防止に役立ちます。


「餌を与えるタイミングでフィルターが動いていると餌が散らばってヤダ」という方は餌やり毎にフィルターの電源をON/OFFしていると思いますが、これって結構面倒臭くないですが?
こちらもスマホで手元で管理できるようになりますので、日頃の管理がグッと楽になりますよ。
- パルダリウム用霧発生機のコントロール
- パルダリウム用ファンのコントロール
- 海水用ウェーブポンプのコントロール
などなど、1日の内で細かく稼働時間をコントロールしたいものも簡単に管理できます。
この辺りの機器がまとめて管理できるようになるのは大きなメリットですよ。
普通のタイマーを使うと機器毎にタイマーが必要になるので高価&管理が面倒ですが、電源を複数管理できるスマートタップなら1台で済むのとっても経済的です。
- Wi-Fi(ワイファイ)
- スマホ、タブレット、PC
- スマートプラグ
- 専用のアプリ
こちらの4つが必要なです。
Wi-Fi、スマホ等の機器についてはすでにお持ちの方が多いと思いますので、スマートプラグだけ用意するれば良い方が多いはずです!
Wi-Fiとは、ケーブル無し(無線)で電子機器同士を接続する無線LANの規格のことです。
こんな感じのルーターという機器を使っているところが多いのではないでしょうか?
普段よりYouTube、Netflixで動画を見たり、無線でPCをネットに繋いでいる方はお馴染みだと思います。
スマートプラグもWi-Fiを通じて機器同士をリンクさせますよ。


最近発売されているこれらのアイテムならたいていWi-Fiに接続できますので、専用アプリをダウンロードすることでスマートプラグをコントロールできるようになります。



わざわざ買わなくても今使っているスマホが水槽のタイマーになるなんて素敵ですよね!
私が今使っているのはこちらの2つです。
スマートプラグはリビングのライト、スマート電源タップは水槽の機材を管理しています。
- スマートプラグは1つの電源
- スマート電源タップは複数の電源
このように管理したい電源の数で使い分けるとよいでしょう。
スマートプラグ(タップ)を発売しているメーカーがそれぞれ管理アプリを作っているので端末にダウンロードしましょう。
こちらで紹介している2つのアプリは「無料」でダウンロードできますよ。
Android、Iphoneのどちらでも使うことができます。
スマートプラグの説明書にもダウンロード先の案内があるはずなので、そちらを見ながらセットすれば良いでしょう。
今回はこちらのMeross「Smart Surge Protector」を例にして接続方法を解説していきます。
基本的にどのスマートプラグ(タップ)も同じようなセッティング、操作感ですので参考になるはずです!
Google Play、Apple Storeより専用アプリ「meross」をダウンロードしましょう(無料)。
初めて使う際はアカウント登録が必要です。


電源ボタンのところをタップするだけで簡単にON/OFFを切り替えることができます。
一番上のボタン(この場合は水槽のタイマー)はデバイス全体のON/OFFを一括で管理できますよ。
状況が変わったらアプリで簡単に設定を変えられますので、適時対応しましょう!
我が家ではスマートプラグ(タップ)をアレクサと連動させてコントロールしています。
基本的に仕事から帰ってくると水槽のライトは消えているのですが、今まではキャビネットの中のスイッチをONにしていました。
今では、「アレクサ、30のライト点けて」「アレクサ、120のライト点けて」と水槽別に設定したセリフを喋るだけでライトが点きます!
ちょっとしたことですが、めちゃくちゃストレスが減ったのでスマートプラグを使うなら、ぜひともアレクサなどのAIスピーカーと連動させることをおすすめします。



水槽管理にかかるストレスが減ればそれだけ「状態管理」に集中できますので結果として状態の良い水槽に近づきますよ!
今回は先程使えるようにしたSmart Surge Protectorをアレクサと連動させる手順をご紹介します。
Google Play、Apple Storeより専用アプリ「Amazon Alexa」をダウンロードしましょう(無料)。
ダウンロードしたらアプリの指示に従いアレクサをWi-Fiに接続してください。
基本的にスマートタップの接続と同じ要領ですよ。
※使用にはAmazonのアカウント登録が必要です。


Merossスキルを許可した状態でデバイスを検索すると先程設定した「Smart Surge Protector」が見つかるはずです。
名前は先程登録したものが表示されているはずです。
アレクサ側でも名前を自由に変えられますので、言いやすいものにしましょう。
「アレクサ、水槽のライト点けて」などと言ってみましょう。
結構感動しますよ(笑)
快適なアクアライフをお楽しみください。
接続が不安定なことがある。
これがスマートプラグの弱点です。
無線LANを使用しているシステム特有の「つながらない」「デバイスが検出できない」などの不具合がでることがあります。
特に初期設定が上手くできないことがありますのでご注意ください。



僕は初期設定以外で不具合が出たことはありません!
- 専用アプリのアンイストール ⇒ 再度インストール
- デバイスの削除
- 各端末の再起動
これらのどれかで治ることが多いと思います。
面倒ですが、アンイストール⇒再インストールが一番有効かもしれません。



僕が初期設定でつまずいた時はアプリをアンイストールして最初からやり直したら接続できました!
スマートプラグ、アレクサなどのAIスピーカーはIFTTT(イフト)と連携できます。
IFTTTとは、Twitter、LINE、Facebook、Instagram、Pinterest、YouTube、WordPressなどのwebサービスを連携できるサービスです。
- WordPressにブログを投稿したら ⇒ 各SNSと連携
- Instagramに画像を投稿したら ⇒ Pinterestで画像をアーカイブ
- YouTubeに動画を投稿したら ⇒ サムネイル画像をPinterestへ投稿
などなど、「何々したら⇒何々する」というように自分の好きに「アプレット」が作れますよ。
水槽管理に活かすなら、「水槽メンテナンス」という言葉をトリガーにして「フィルター、ヒーターはOFF」「ライトはON」などでしょうか。
私は水槽管理にIFTTTをまだ活かしていませんが、工夫しだいで色々できそうですね。



僕はIFTTTを「ブログ、YouTubeに投稿⇒Pinterestへ画像をアーカイブする」という具合に活用しています!
今回は「スマートプラグを使って水槽の電源を管理をする方法」を解説しました。
正直なところ、「もっと早く導入すればよかった」と思いました。
水槽管理のストレスが少なくなれば、その分、レイアウト制作、生体管理などに時間をかけることができますので、結果としてより良い水槽をキープすることができます。
手間、時間など削れるところは削ってアクアライフをさらに楽しみましょう!



これからはスマホで水槽を管理する時代ですね!