僕が最もおすすめする外部式フィルターはエーハイム クラシックシリーズ(EF500以外)。シンプルな構造だから故障が少なく、パーツが少ないからメンテしやすいです。こいつの高い壁があるから外部フィルターの進化がストップしてるんじゃないかと思うほどに安定した性能です!
良いところ、悪いところ
故障が少ない
シンプルな構造ゆえに故障も少ないです。
静か
数あるフィルターの中でも特に静かなタイプです
応用力がある
配管の工夫、ろ材の組み合わせ方など、応用範囲が広いから色々と遊べます。
緑色がダサい
ドイツの人ってなんで緑にしちゃうの?
慣れた方向け
水を回す際に呼び水が必要です。ちょっとコツがいるので慣れた方向けです。
進化を止めてない?
あまりにも安定感があるので、他の機種を使うきになれません。進化を堰き止めてない?
現行の最高の外部式フィルターと言えば?と聞いたらプロ・アマを問わず本シリーズと答える方が多いハズ。
アクアリウムを始めた方の5割が5年以内に本シリーズを買います(超適当)。
簡単にいうと筒の上にポンプが付いていて、筒と水槽をつないで使うタイプのフィルターです。
シンプルな構造だからパーツも少なく故障も少ないです。
フィルターは基本的に水流が必要で、なんらかの形でモーターを動かしているため音がしますが、本シリーズはフィルターの中でも特に静かなので、静音性を求める方にもおすすめ。
インペラーやスピンドルなど消耗部品も多く流通しているので、いざという時にすぐに手に入るのも良い点です。
生体メインの水槽、水草レイアウトなど幅広く対応しバリエーションがあるので水槽サイズに合わせて選びましょう。
機種名 | 水量の目安 | 水槽サイズの目安 |
---|---|---|
2211 | 20~30L | 30~40cmクラスの水槽 |
2213 | 30~60L | 45~60cmクラスの水槽 |
2215 | 60~80L | 60cmハイタイプ、60×45×45cmクラスの水槽 |
2217 | 100~150L | 90cmクラスの水槽 |
2260 | 300~500L | 150~180cmクラスの水槽 |
こんな感じで使い分けるのがおすすめ。
120cmクラスの水槽は2217を2台使うと安定します。
2260がかなり大きいので音もそれなりに大きいですが、このクラスのフィルターとしては静かなほうですよ。
配管やろ材を自由に組み替えられる構造なので、慣れてきたら気に入ったものに交換して楽しむこともできます。
配管をガラスパイプ(ADAリリィパイプシリーズなど)にする方が多いですね。
機種によってはろ材が最初から付属します。
悪いものではありませんので使い続けても大きな問題にはなりませんが、慣れてきたらぜひ水槽に合わせて調整してみてください。
ろ材にこだわると1段上の管理ができるようになります!
外部式フィルターにおすすめのろ材・セッティングの仕方を解説した記事もありますので、合わせてご覧ください。
なんでドイツの人はこの色にしちゃうのかと聞きたいくらい絶妙にダサいグリーンがなんとかなればもっと良いのですが、、
本体はキャビネットの中に隠す、配管は見栄えの良いものに換装するとグッと良くなります。
セットして作動させるのに「呼び水」が必要です。
水槽に触り慣れているとあまり違和感無く作業できますが、初めての方だとピンとこないかもしれません。
そういった意味で慣れた方向けかなと思っています。
とはいえ安定感抜群なので万人におすすめできるフィルターです!
このシリーズが安定しているが故に新商品が出ても消えていくことが多いように感じています。
それだけ素晴らしい製品だということなのですが、プロである私としては他の機種も積極的に触っているのですが、結局は本シリーズに帰ってきてしまうのが現状です。
現行機種で最も信頼性の高いものをお探しなら本シリーズを買えば間違いないです!
スペック
製品名 | エーハイム クラシックフィルター |
ラインナップ | 2211、2213、2215、2217、2260 |
販売価格 | 2211:12000円程度 2213:15000円程度 2215:20000円程度 2217:25000円程度 2260:55000円程度 |
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