かなりの高コスパかつ扱いやすいCO2拡散器。CO2の泡を細かくしないという逆転の発想で誰でも簡単に扱える操作性とCO2中毒の予防を実現しています。小型水槽のCO2拡散機はもうこれでいいんじゃないでしょうか。
良いところ、悪いところ
操作が簡単
CO2添加に高い圧力が不要なため添加量の調整が楽です。
コスパ良し
15L程度の水槽で3~5秒に1滴程度の添加量でOKなのでかなりコスパが良いです。
CO2中毒の危険性が低い
構造的に過剰添加をしづらいのがGOOD!
小型水槽限定
構造上、CO2の溶解量に限界があるので小型水槽用です。
ピンときてない
新機軸の添加方法だから直感的に浸透していないからか誤解されやすいかも。
ADA特約店限定
特約店でないと売っていないので手に入れづらいです。
ADAがミニNAセットのために開発した小型CO2拡散器。
数あるADA製品の中でもかなりのお気に入りです。
通常のCO2拡散器には泡を細かくするための目の細かな白い石みたい部分があるのですが、これが添加量の調整を難しくしています。
CO2添加キットをお持ちの方は
ちょっと弁をいじる⇒添加量を確認する⇒また微調整する
なんて作業をしたことがあると思いますが、これって難しいですし面倒ですよね?
小型水槽ほど添加量を少なくする必要があるので、作業がより大変です。
ですが、本品には泡を細かくする石がないので、添加量の調整がめちゃくちゃ簡単です。
もう今までのイライラはありません。
泡が細かくないとCO2添加効率が悪くなってしまうのでは?
と思いますが、そこはCO2と水が触れ合う面積を大きくすることで解決しています。
こちらの30cm水槽(13L程度)で使用していますが、5秒/1滴程度の添加で綺麗に育っています。
20Lくらいまでなら十分添加できる程度のスペックはありそうですね。
これくらいの添加量なら小型ボンベでも2~3ヶ月は持ちますから、かなりガス代を節約できます。
本品は構造的に小型水槽向けですが、大きくした60cmクラスでも使えるような製品の登場に期待したいですね!
泡が細かいほうが正義の時代が長く続いているので、すぐには市場に浸透しないと思いますがこれからの新定番として紹介していきたいですね。
小型水槽でのCO2添加と言えば、CO2中毒のリスクが大きな水槽と比べると高いのですが、本品は構造的に過剰添加しづらい(できない)ので安全な点も素晴らしいです。
今までの拡散器と違って圧力の弱いCO2添加キットでも使えますから、発酵式や化学式のCO2添加でも使えますので応用範囲が広いのも良いですね。
ちなみにメンテナンスはたまに全体を漂白剤などで漬け置き洗いするのがおすすめです。
従来の拡散器のように石に藻類などが詰まってCO2が出なくなることが無いのでメンテも楽ですよ!
スペック
製品名 | ベルグラス・ミニ |
セット内容 | 水槽、ソイル、底床バクテリア、ポンプ、ライト、CO2セット、台座、フタ |
販売価格 | 5200円程度 |
クチコミを投稿