無駄を削ぎ落として小型水槽でもネイチャーアクアリウムを楽しめるようにした小型セット。ポイントは生体を少なめにすること。何かトラブったら大量換水でなんとかなるのも小型水槽の良いところ。ヒーター、冷却ファンの設置スペースを予め考えておくと捗ります。
良いところ、悪いところ
お洒落
こんなのがデスクサイドにあったらなぁを形にした水槽です
手軽
小型水槽だから手軽に設置できます。
CO2の持ちが良い
付属するCO2拡散器はコスパが良いです。
水草を植えづらい
縦長水槽で間口が狭いから水草がちょっと植えづらいです。
ポンプのみ
フィルターは無く、水草の水質浄化能力に頼る形なので生体の数は少なめにしましょう。
ADA特約店限定
特約店でないと売っていないので手に入れづらいです。
ADAはボトルアクアリウム的な方向性に進まないなと思っていたら方向転換をしてリリースしてきた水槽セット。
流石にお洒落ですね。
「机の上にこんな水槽があったら素敵だろうなぁ」をそのまま形にしてきました。
小型化するために無駄を削ぎ落としてますので、なんでもかんでもチャレンジするというよりは「この水槽でできることする」ということに注力するのがコツ。
- 水草はたくさん植える
- 生体は少なめ
- トラブったら多めに換水
簡単に説明するとこちらの3点を守ると失敗が少ないです。
縦長水槽で間口が狭いことから水草をピンセットで植えるのが慣れていないとちょっと大変。
初めての方はADA侘び草シリーズなどの配置するだけでレイアウトできるタイプの水草を使うと良いでしょう。
この大きさの水槽なら、侘び草かれん×1、前景草タイプの侘び草×1程度で十分過ぎるほどですよ。
ろ過は水草の水質浄化能力に頼る形なので、水草が茂ってから生体を入れるようにすると良いです。
小型魚を数匹など、少なめに入れると安定すると思います。
濁りや藻類の発生など、何かトラブルがあったら多めに換水をするパワープレイでなんとかなるのが小型水槽の利点。
50~80%程度を換水して環境を一気に変えるようにすると良い方向に進むことが多いです。
今回のセットに合わせて開発されたCO2拡散器は添加量が抑えられる構造でコスパが良いです。
小型水槽でもCO2中毒になりづらい構造なのも素晴らしく、拡散器の革命となるやもしれません。
ADAは方向性として水温管理はエアコンで行うので、ヒーターなどの設置スペースが取られていません。
ヒーターをセットして使用する場合は、レイアウトを組む際に予め場所を確保しておくと良いでしょう。
また、フタの構造的に冷却ファンを設置しづらいので注意しましょう。
GEX アクアレイクール コンパクトなら、なんとか設置できますのでお試しください。
結論としては、水槽に触るのが初めての方向けのセットではありませんが、アクアリウムを初めて1年以上経っている方、1周回って小型水槽で遊びたい方におすすめの内容です。
ADAからの「この水槽で遊んでみろよ」という挑戦を受けてみたい方はぜひ!
スペック
製品名 | ミニNAセット 150 |
水槽サイズ | W150×D150×H220mm |
セット内容 | 水槽、ソイル、底床バクテリア、ポンプ、ライト、CO2セット、台座、フタ |
販売価格 | 49000円程度 |
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