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どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
今回は「アベニーパファー」について解説します。
「世界最小の淡水フグ」として紹介されることも多く、可愛らしい姿からとても人気のあるお魚です。
水草を楽しんでいる方には「貝退治」用のお魚として有名なので、すでに飼育している方も多いはず。
実は比較的簡単に繁殖させられるなど、他の魅力もあるお魚です。
初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
現地でも貝を好んで食べていることから「貝駆除用」として有用です。
駆除能力は物凄く強いので、極少数を入れるだけでも十分に効果を発揮しますよ。
こちらの表に具体的な匹数をまとめましたので御覧ください。
水槽サイズ | 数 |
45cm~90cm | 1匹 |
90cm~150cm | 2~3匹 |
その他、貝駆除に関してこちらで詳しくまとめました。
興味のある方は、ぜひ読んでみてくださいね。
[reco title=”あわせて読みたい”] 水槽で増える貝(スネール)を駆除する方法 ー原因、予防法も詳しく解説!ー [/reco]アベニーパファーは人工飼料に餌付き難いお魚です。
活餌系はだいたいなんでもよく食べてくれるので、飼育の際は予め準備しておきましょう。
手に入りやすく、管理が簡単な「冷凍アカムシ」を与えるのが良いです。
キョーリンから発されている「クリーン赤虫」「クリーン赤虫ミニキューブ」が質も良くおすすめですよ。
- 冷凍アカムシ
- イトメ
- ブラインシュリンプ
餌付く子は餌付くのですが、少数です。
JUNから発売されている「クリルグラニュールパファー」は比較的餌付きやすいので、人工飼料にチャレンジするならおすすめですよ。
[fish title=”MEMO”]餌付かない子は餌付かないので、できることなら冷凍アカムシも準備しておきましょう。[/fish]与えないほうが貝駆除を積極的にしてくれます。
場合にもよるのですが、そのまま餌を与えずに飼育してしまうこともありますよ。
貝は根絶することがかなり難しいため、常にちょっとは残ります。
上手くバランスが取れると餌を与えなくても貝を食べて元気に飼育できますよ。
元気
成熟していれば比較的簡単にオス・メスの区別がつきます。
- 目の後ろにシワが入る
- 全体的に色味が派手
- 小競り合いをしている
- お腹以外に黒いスポット模様が入る
- 全体的に色味が薄い
- お腹がふっくらする(成熟すると)
元気
オス・メスの区別が簡単なことから繁殖させやすいお魚です。
雌雄が揃っているなら状態良く飼育しているだけでも、いずれ繁殖させることができますよ。
しっかりと子供を取るなら「30cmクラスの水槽」を繁殖用として用意しましょう。
卵をばら撒くように産むため、他の魚がいるとすぐに食べられてしまいます。
そのため、アベニーだけで飼育した方が殖やしやすいですよ。
アベニーは淡水フグの中でも「他のお魚のヒレを齧る傾向が強い」です。
「ヒレの長いお魚」や「動きの遅いお魚」とは一緒に飼育しない方が良いでしょう。
自然化では大きな群れを作って生活しているためか、飼育数が多くなればなるほど気が強くなります。
複数匹で飼育する場合はさらに注意が必要ですよ。
- ベタ
- グッピー
- エンゼルフィッシュ
- トランスルーセントグラスキャット
元気
動きの早いお魚は比較的混泳させやすいですよ。
また、底物など泳ぐ場所が全く違うお魚も向いていますね。
- テトラの仲間
- コイの仲間
- プレコの仲間
- コリドラスの仲間
「梅雨明け~9月半ば程度」まで繁殖シーズンのため入荷がストップします。
お探しの方はご注意ください。
「9月中旬~下旬程度」から順次、入荷が始まりますよ。
[fish title=”MEMO”]最初は小さい赤ちゃんアベニーが入荷します。[/fish]飼育に冷凍アカムシが必要ですが、とっても可愛いですよね。
水草水槽を楽しむ方にとっては「貝駆除」のイメージが強いですが、実は繁殖も狙えるペットフィッシュとして高いポテンシャルがあるお魚なんです。
水草のたくさん茂った水槽は繁殖するにあたり、理想的な環境です。
すでに貝駆除用に飼育しているなら、数を増やして繁殖を狙ってみるのも面白いですよ。
元気
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