添加すると高分子ポリマーが粘膜の代わりになる調整剤。このタイプの製品の中でも群を抜いて効果が高いです。薬浴後などに使用することで死亡率を下げることができます。購入、採集したお魚などを水槽に入れる際などに使うのも効果的です!
良いところ、悪いところ
死亡率が下がる
粘膜の傷みによる死亡率が大きく下がります。
カルキ抜きとして
カルキ抜きとしても使えるので普段使いもできます。
重金属の無害化
こちらも普段使い向けの効能ですね。
魚病薬と併用できない
こだわりの餌だけにちょっと高いです。品質から考えたら安いくらいですが。
海水で使う場合は注意
しっかり人工海水を溶かしてから添加しましょう。添加する際はプロテインスキマーは止めましょう。
流石は世界のキョーリンから発売されている添加剤だけあって良く効きます。
白点病やコショウ病、水カビ病、カラムナリス症、エロモナス症などなど、体表が傷みやすい病気対策で薬浴をした後に使用すると立ち上がりが良くなります。
個人的には粘膜保護特化の製品だと考えているので、ここぞという時に使用することが多いですが、ベタやドジョウの仲間、コリドラスの仲間など、粘膜の傷みから調子を崩しやすいお魚には日頃から使用しても良いと思います。
海水でも使えるので、新規で生体を導入した際などに使うと効果的です。
人工海水をしっかり溶かしてから添加しないと白いゲル状?になるので注意しましょう。
プロテインスキマーを使用している場合は、電源を止めてから添加してください。
場合によってオーバースキミングします。
成分の都合上、基本的に魚病薬と併用できません。
使いたい場面は薬浴時なのでこれはジレンマですね。
白点病、コショウ病、水カビ病などは粘膜への負担が特に大きい病気ですから、薬浴を終えたら本品を使って養生するのがおすすめです!
病気対策についてはこちらのページでまとめてご紹介していますので、お困りの方はご覧ください。
スペック
製品名 | プロテクトX |
効能 | 粘膜保護、カルキ抜き(29ml、500ml)、重金属の無害化 |
用量 | 4Lに1ml程度 |
内容量 | 29ml、500ml、3.78L |
希望小売価格 | 29ml:320円程度 500ml:1800円程度 3.78L:8500円程度 |
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