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どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事では「金魚の歯」をご紹介します。
金魚を飼育している水槽で白いプラスチック片のようなものを見つけたことはありませんか?
それは金魚の咽頭歯です。
よくあることですから心配ご無用。
新陳代謝で生え変わっただけですので、気にしなくて大丈夫です!
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金魚を飼っていると白いプラスチック片のようなものが見つかることがあります。
これは古くなった歯が新陳代謝で抜けたもの。ちなみにこの歯は20cmくらいの和金のものです。
金魚の歯は、咽頭歯と呼ばれるタイプの歯です。
人の歯は口の中にありますが、金魚は顎には歯が生えない代わりに喉の奥に歯があります。
咽頭歯は、喉にある咽頭骨の上に生えています。
丸飲みした餌をすり潰すようにできていますので、大きな金魚になるとゴリゴリと音を立てて餌を食べることもあります。
金魚や鯉などコイ科のお魚は基本的に咽頭歯を持ちます。
咽頭歯は成長に従い生え変わるので定期的に抜け落ちます。
それがプラスチック片のように見えるというわけです。
ちなみにテトラの歯はこんな感じです。
実はピラニアもテトラの仲間なんですよ。
ピラニアは極端な例ですが、テトラの歯は口の中にあるタイプです。
ネオンテトラなど、自然ではプランクトンや小型甲殻類などを食べるタイプは小さな歯がたくさん並びます。
ピラニアなど、肉食傾向の強いお魚には固く尖ったような歯が並びます。
生えてきます。
咽頭歯は成長に従って何度も生え変わるので、抜けているのを見つけたら「生え変わったんだなぁ」と考えて良いでしょう。
歯が生え変わるのはサメが有名ですが、多くのお魚の歯は生え変わりますのでご安心ください。
今回は「金魚の歯」をご紹介しました。
急に骨のようなものが見つかるとびっくりしますよね。
金魚を飼育しているとわりと見かけますが、心配ありませんのでご安心ください!
砂利を敷いてる水槽だと気が付かないかもしれません!
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