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どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事は「おすすめの水草用ピンセット」をご紹介します。
数ある水草用ピンセットの中でも、私が実際に使って心からおすすめできるものだけをご紹介します。
ピンセットは見た目が似ているだけの粗悪品が数多くありますが、水草専用に開発されたものは「植やすさ」が一味違いますよ。
精密に作られているものはそれなりに高価なので購入をためらいがちですが、末永く水草水槽楽しむのなら、できるだけ早い時期に「良いピンセット」の導入をおすすめします。
今回は「おすすめの水草用ピンセット4選」の他、「長いピンセットがおすすめな理由」「先端の細さでピンセットを選ぼう」などピンセット選びのポイントも解説します。
初心者の方にも分かりやすく丁寧に進めていきますのでぜひご覧ください。
水草が植え込みやすいように工夫されているピンセットです。
クラフト用、美容用、医療用など様々なピンセットがありますが水草用のピンセットもあるんです。
ピンセットはどれも見た目が似ていますが、材質やどれだけ精密に作られているかで大きく値段が変わります。
ついつい同じ見た目なので値段の安いものに目がいきがちですが、水草を植栽するのはなかなかに精密な作業です。
しっかりとしたピンセットを使うことで、水草が植えやすくなりレイアウト製作時の「ストレスが少なく」なります。
こちらの4種が私のおすすめ。
オールマイティーに色々な水草を植えられるものから、細かな水草、株の大きな水草に特化したものまで様々です。
1つ1つ詳しく解説していきますのでお気に入りをお探しください!
今の所、私が1番おすすめしているピンセットです。
適度なバネ感と細すぎず太すぎない先端は、どんな水草も植えやすいので基本的にこちらが1本あればレイアウト制作で困ることはないでしょう。
Lサイズは全長30cmあるので細かなスペースにも先端が入るので、小型水槽で強みを発揮します。
Mサイズは全長22cmと短めなので、操作性はLサイズよりも良いです。
しかし、細かなスペースへの植え込みは苦手なので、90cm以上の水槽向きですよ。
操作性はL、M共に変わりませんが、狭いスペースにも植えやすいことからLサイズの方がおすすめです。
僕のイチオシです!私が心から秀逸だと思うアクアリウム用品の1つで、学生の頃より愛用しています。
先端がかなりシャープなことから細かな水草に特化したピンセットです。
前景草や茎の細い有茎草など、細かな水草に限定して言えばJAQNO ピンセット(L)よりも植えやすいですが、茎の太い水草や株の大きな水草を植えるのは苦手です。
植えづらい大きめの水草はADA プロピンセット・グリップタイプMで植えるなど、シーンに応じてピンセットを使い分ける常に最善のツールを使いたい方におすすめのタイプですね。
全長27cmと長いことから細かなスペースにも植え込みやすいので、たくさんの水草を密植したいシーンで活躍します。
2番めにおすすめするとしたらこちらのピンセットです!
先端が太いタイプなのでエキノドルスの仲間やクリプトコリネの仲間など、株が大きめの水草を植えるのに向いているピンセットです。
水草をグリップするように先端には細かな溝があります。
しっかり水草を掴んで植えることができるので初心者の方にも扱いやすいですよ。
先端が太い分、細かな水草の植栽には向かないので状況に応じてADA プロピンセット Lなどと使い分けましょう。
丈夫な水草は茎が太いもの、株が大きいものが多いので、初心者の方はこちらのピンセットで「水草を植えるということに慣れる」なんて使い方もありですよ。
可も無く不可も無く無難なピンセットです。
先端は細すぎず太すぎないので様々な水草を植えることができます。
同じオールマイティーなピンセットであるJAQNO ピンセット(L)の方がおすすめなのですが、取り扱い店舗が少ないので見つけづらいです。
こちらはADAの第2ブランド「DOOA」なので、水草を取り扱う店舗なら比較的置いてあります。
JAQNO ピンセット(L)が手に入らない時の代替品としておすすめですよ。
偉そうな言い回しですが「悪くない」ですよ!
基本的に小型水槽ほど長いピンセットがおすすめです。
短いピンセットの方が、水草を掴んでいる先端と手が近いので操作性は良いのですが、短い分、手を動かすスペースが取れないと植えづらいです。
とはいえ長すぎても操作性が悪くなので、25~30cm程度のピンセットが使いやすいですよ。
商品名 | 長さ |
---|---|
JAQNO ピンセット(L) | 30cm |
ADA プロピンセット L | 27cm |
ADA プロピンセット・グリップタイプM | 26cm |
DOOA アクアピンセットM | 25.5cm |
こちらの2つが短めのピンセットではおすすめです。
水草の植栽ならこちらのピンセットがあれば事足りるのですが
- 効率を追求する
- 植える以外にもピンセットを活用する
- ピンセットを使い分けるという「玄人感」
などなど、さらにディープに水草水槽を楽しむならタイプの違うピンセットがあると良いですね。
状況によってサッとピンセットを使い分けると、なんだかプロっぽいですよ(笑)
水草を植えるというよりは、レイアウトを作る時に「何かと便利」というのが本当のところです。
- ポットに入っている水草の根からロックウールを取る
- 水草を接着剤で活着させる時に抑えておく
などの作業をするときにあると便利です。
特にロックウールを取る際は、先端の細さから簡単に素早く綺麗にできるので存在感を発揮しますよ。
水草を持った状態で手をある程度自由に動かせるならJAQNO ピンセット(L)よりもこちらの方が植えやすいです。
- 大きな水槽に前景草を植える
- 後景の広いスペースに水草をたくさん植える
なんて時はこちらが活躍します。
JAQNO ピンセット(L)でも十分に植えやすいので、両方持って使い分けるのは最早趣味の領域ですが、さらなる植やすさを追求するならおすすめですよ。
僕は「JAQNO ピンセット(L)」と「JAQNO ピンセット(M)」の2つを使って水草を植えています!
ある程度のクオリティーのピンセットなら操作性は正直なところあまり変わりません。
大きく変わるのは先端の幅による「植えやすい水草の種類」です。
- 先端が細いほど⇒ 細かな水草が植えやすい
- 先端が太いほど⇒ 茎が太い、株の大きな水草が植えやすい
- 先端が程良い⇒ 様々な水草を無難に植えられる
このような違いがありますよ。
それぞれに特化したピンセットであるADA プロピンセット L(先端が細い)とADA プロピンセット・グリップタイプM(先端が太い)は得意な水草はとても植えやすいという特徴がありますよ。
反面、苦手な水草はとても植えづらいのでピンセットを持ち替えて植えた方が良いです。
先端が程良いもの(JAQNO ピンセット(L)、DOOA アクアピンセットM)は、植やすさを単純に比べると特化型のピンセットに負けてしまいますが、様々な水草に対応できるのでピンセットを持ち変える必要がありません。
1本目のピンセットならどんな水草にも対応できる先端の程良いオールマイティーなものがおすすめです!
実際のところはこれくらいしか変わりません!
本当に微々たるものなのですが、この差で得意な水草が変わりますよ。
水草の植栽がいかに繊細かが分かりますね。
粗悪なピンセットは噛み合わせが悪いので、水草を掴むことすらできないものもあります。
ハサミもピンセットと同様に水草レイアウトには欠かせないアイテムです。
こちらの記事で私がおすすめする水草トリミング用のハサミを紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
- 水槽
- ライト
- CO2添加キット
など、水草水槽を作るにはいくつか必要なものがあります。
こちらの記事で30cm水槽を使って実際に水草水槽を作る過程をまとめています。
必要機材やセット方法、水草の植え方など順を追って解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
今回は「おすすめの水草用ピンセット」をご紹介しました。
正直なところ、安価な粗悪なピンセットでは満足に水草を植えることができません。
初心者の方にこそ、ちゃんとしたピンセットを使って欲しいというのが本音です。
水槽が3000円だったのに、ピンセットが2000円??
という感覚も分かるのですが、一度騙されたと思って水草専用のピンセットを使っていただきたいですね!
良いピンセットは基本的に壊れないのでずっと使えますよ!
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