「カリウム添加は重要」水草水槽ユーザーなら1度は聞いたことあるはずだけど、個人的にブライティKから始まっていると思う。別にけなすわけじゃないけど、本品のポイントはカリウム添加よりも「炭酸塩」を添加することだと思う。
良いところ、悪いところ
手軽
20Lに1プッシュ入れるだけなので手軽です!
炭酸塩の補給
多分、炭酸カリウムが原料なので簡単に炭酸塩 を補給できます。
カリウムだけ
シンプルにカリウムだけを養分として与えることができます。
入れ過ぎ注意
万能ではありません。これだけ入れれば水草が育つもんでもないです。
濃いが欲しい
90cm以上の水槽に添加するにはコスパが気になる
ADA特約店限定
特約店でないと売っていないので手に入れづらいです。
「水草水槽にはカリウム添加!」の常識を作り出したエポックメイキング的な液肥。
もちろんカリウムは水草の必須栄養素の1つなので大切なのですが、これだけで育つわけでは無いので注意。
よくある誤解として「窒素、リンは生体のフンや餌から供給されるので足りないカリウムだけを添加すればOK」というものがありますが、水草が繁茂した水槽では窒素やリンも添加する必要があります。
ADAが頑張ってカリウム添加の重要性を説きましたが、それの末法思想的問題なのでしょう。
本製品の最大のメリットは「炭酸塩の添加」にあると私は考えています。
炭酸塩をざっくりと説明すると、丈夫な水草が光合成に利用できる二酸化炭素のようなモノのこと。
要するに本品を添加すると光合成が促進されることがあるというわけです。
「カリウムを添加したら水草から泡が出た!」なんてことを聞いたことがありませんか?
それは恐らく炭酸塩を添加したことに起因しています。
推測するに、ADAのある新潟の水は炭酸塩の少ない水質なのではないでしょうか?
そこに開発中のこの液肥を入れたら水草の調子が良くなった⇒カリウムが決めて?
のような形で製品化が進んだのかもしれません。
⇑は完全に私の妄想ですので話半分に受け取ってくださいね。
20Lに1プッシュなので簡単に添加できる手軽さが売りです。
反面、大型水槽で使うにはコスパが気になります。
濃度を調整して50L/1プッシュ、100L/1プッシュなどを出してくれると嬉しいんだけどなぁ。
PH12程度の強いアルカリ性の液肥ですが、水草用に添加するくらいの水質変化なら気にしなくても良いレベルですので、過度に心配する必要なありません。
具体的な肥料の使い方はこちらの記事をご覧ください。
スペック
製品名 | ブライティK |
容量 | 180ml、300ml |
用量 | 20Lあたり1プッシュ |
添加のタイミング | 毎日 ※私は2~3日間隔で入れています |
販売価格 | 180ml:1400円程度 300ml:2000円程度 |
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