どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事では「ベタにおすすめの餌」をご紹介します。
ベタは1匹で飼育することが多いので、特に餌やりを楽しめるお魚です。
ゆっくりお魚と向き合って、一粒一粒与えている時間はベタ飼育の醍醐味と言えるでしょう!
また、ベタは熱帯魚の中でも餌の好みがはっきりしているお魚です。
今回はベタの食性に合わせた餌を厳選してご紹介しますので、餌選びにお悩みの方はぜひご覧ください。
なお、熱帯魚の餌についての基礎知識はこちらの記事にまとめてあります。合わせてご覧ください。
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- 浮かんでいるタイプ、ゆっくり沈むタイプの餌を好む
- 動物性タンパク質が多い餌を好む
- 柔らかい餌を好む
- ゆっくり食べる
ベタはこのような食性を持っています。
熱帯魚の中では割と好みがはっきりしているので、何でもバクバク食べてくれる訳ではありません。
好まない餌はあまり食べないので、食べ残しから水が悪くなってしまいます。
そのため、できるだけ好みに合わせた餌を与える必要がありますよ。
ベタにおすすめのメインフードはこちらの3つ。
メインフードとは毎日与える餌のことです。
特に「ひかりベタ アドバンス」「バイブラバイツ」は良いですよ。
「ひかりクレストカラシン」は小型熱帯魚全般におすすめできる餌なので、お持ちの方も多いはず。こちらを与えても良いです。
おやつは週に2~3回メインフードの代わりとして与える餌です。
ベタのおやつには大好物の赤虫がおすすめですよ。
特にキョーリンの赤虫は、入念に洗浄していることから安心してベタに与えることができます。
「クリーン赤虫 ミニキューブ」は量が少なくパッケージされているタイプです。
1匹飼育の多いベタには量の少ないこちらタイプがおすすめですよ。
1キューブ入れてしまうと多いので、6分の1程度にカッターなどでカットして与えましょう。
虫はちょっと苦手、、、
という方は、「ひかりFDビタミン赤虫」はどうでしょうか?
乾燥させてあるので虫感が少し軽減されています。

ベタが喜びますから頑張って与えてみてください(笑)

餌の量の目安は「片目の大きさ程度」です。
与え過ぎは水質悪化だけでなく、「白濁」「臭い」「お魚の健康悪化」と良いことが1つもありません!
十分にご注意ください!
ベタは動物性タンパク質が多い餌を好みます。
タンパク質を多く含む餌は、他の餌と比べて消化に時間がかかりますよ。
このことから、ベタは消化不良になりやすいお魚と言えます。
他のお魚以上に餌の与えすぎに注意しましょう!
消化不良予防のため、週に1、2回、餌を与えない日を作りましょう。
よほど痩せている子で無い限り、餌抜きをしても問題ありませんのでご安心ください。

むしろ餌抜きをしたほうが調子良くなりますよ!
「封を開けたら3ヶ月~6ヶ月程度」
こちらが寿命の目安です。
封を空けると餌はどんどん酸化していきます。
状態の悪い餌を与え続けると、お魚の調子が悪くなることがあるのでご注意ください。
大容量の餌は割安ですが、なるべく短い間隔で使い切った方が良いですよ。
- グラミーの仲間
- 小型シクリッドの仲間
ベタにおすすめの餌はこちらのグループにお魚にもおすすめできます。
グラミー、小型シクリッドは好みがベタと似ているので同じような餌を食べますよ。
初心者向けに「シンプルにベタの飼育を楽しめる水槽」のセッティング方法を解説しました。
興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
【ベタ水槽の作り方】ベタをシンプルに飼う方法 ー必要機材、セット方法、日常管理を詳しく解説ー
今回は「ベタにおすすめの餌」をご紹介しました。
ベタは消化不良になりやすいので、与えすぎないようにするのがコツです。
慣れれば手から餌を食べるほどになりますので、上手に楽しみながら与えてくださいね。

赤虫をがっついて食べている姿が可愛いですよ!