どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事では「ウーパールーパーにおすすめの餌と与え方」をご紹介します。
慣れてくると手から餌を食べるようになるウーパールーパーは特に「餌やり」の楽しい生き物です。
ですが、餌の与えすぎは太ってしまうだけで無く、「白濁」「匂い」「健康悪化」の原因になりますよ。
今回は、私がおすすめする「よく食べる餌」「与え方」などを解説していきます。
初心者の方にも分かりやすく解説していきますので、ぜひご覧ください。
【初心者向き】ウーパールーパーをシンプルに飼う方法 ー必要機材、セット方法、日常管理を詳しく解説ー
- 底に沈むタイプの餌を好む
- 匂いの強い餌を好む
- ゆっくり食べる
ウーパールーパーはこのような食性を持っています。
目よりも鼻を使って餌を探すタイプなので、匂いの強い餌に強く反応しますよ。
よく慣れないと水面まで食べに出てこないので、底に沈むタイプの餌が向いています。
ウーパールーパーにおすすめのメインフードはこちらの2つです。
どちらも匂いが強いので、食いつきが良くガツガツ食べてくれますよ。
こちらのナマズ用の餌「キャットシリーズ」はウーパールーパーの餌と同じものです。
大容量パックをお探しの方はこちらをご利用ください。

- 活餌
- 抜群の食いつき
- よく太る
ウーパールーパーは冷凍赤虫、イトメが大好きです(お魚全般もそうですが)。
メインフードの変わりにたまに与えると良いでしょう。
メインフードだけでも十分に育てることができますが、高タンパクの冷凍餌、活餌を与えることで体ががっちりしますよ。


5cm以下の小さなウーパールーパーには「ひかりウーパールーパー」か「イトメ」がおすすめです。
イトメの方が食いつきがよく、早く大きくなるためよりおすすめなのですが、取り扱い店舗が少なく手に入りづらいです。
イトメが手に入らない場合は「ひかりウーパールーパー」を細かく砕いて与えると良いでしょう。
もし、食べないようなら「UV赤虫」など冷凍赤虫を細かくカットして与えてください。
ある程度人工餌に慣れているウーパーなら食いつくことがあります。
植物質メインなので太りづらく、食べるようなら餌のバリエーションに加えることをおすすめします。
2cm直径くらいのタブレット状なので、サイズの小さいウーパーに与える場合は、細かくして与えてくださいね。

おせんべいみたいに「パリポリン」みたいな音をさせて食べますよ!
ウーパーの大きさ | 餌の間隔 |
---|---|
10cm未満 | 毎日(週1日は餌抜き) |
10cm以上 | 2~3日間隔 |
ウーパールーパーは大きさに応じて、餌を与える回数が変わります。
小さなうちは毎日与えて、大きくなったら2~3日に一度与えましょう。

毎日与える場合でも、週に1日は餌を与えない日を作りましょう!
餌の量の目安は「頭の大きさ程度」です。
与え過ぎは水質悪化だけでなく、「白濁」「臭い」「健康悪化」と良いことが1つもありません!
十分にご注意ください。

こちらの餌などは、水を吸うと「1.5~2倍程度」まで膨れます。
乾燥状態の大きさで「頭の大きさ目安」に与えてしまうと多すぎてしまうのでご注意ください。

1度どれくらい膨れるかチェックすると良いでしょう!

もし、餌が残ってしまったらすぐに取り除きましょう。
残り餌などがあると水質悪化から「外鰓」が小さくなってしまうかもしれませんよ。

- 餌が崩れる前にさっと取り除く
残り餌はアミやピペットを使いサッと取り除きましょう。
もたついていると、餌が崩れて広がってしまうので「素早く」作業をしましょう。
「週1回程度」の餌やりで十分です。
水温を10~15℃程度にキープすると冬眠をするのでほとんど餌を食べなくなります。
ウーパーの冬眠とは、眠るわけではなく、低水温により極端に代謝が低くなった状態を指します。
消化能力も下がっているので、普段どおりに餌を与えると消化不良になってしまうので注意しましょう。
「封を開けたら3ヶ月~6ヶ月程度」
こちらが寿命の目安です。
封を空けると餌はどんどん酸化していきます。
状態の悪い餌を与え続けると、調子が悪くなることがあるのでご注意ください。
大容量の餌は割安ですが、なるべく短い間隔で使い切った方が良いですよ。
今回は「ウーパールーパーにおすすめの餌と与え方」をご紹介しました。
ウーパーは可愛いので、ついつい与えすぎてしまいますがあげすぎには十分注意してください。
運動量の少ない生き物なので、太りやすく、1度太るとなかなか痩せないので大変ですよ。
ウーパーの寿命は5~10年程度ですので、長生きさせるためにも餌やりに気を配りましょう!

餌は少なめが基本です!