江戸錦
Carassius auratus ‘Edonishiki’
- 種類コイの仲間
- 体色赤、白、黒
- 性格やや気が強い
- 水質弱酸性~弱アルカリ性
- 水温10~30℃
- 寿命5~15年程度
- 分布改良品種
- サイズ15cm程度
- 泳ぐ所中層
- 通称名江戸錦
特徴
赤、白、黒の模様が入り乱れるらんちゅうタイプの金魚。
らんちゅうと東錦を交配してできた品種です。
模様の個体差が激しいため選ぶ楽しみのある品種です。
背ビレが無いタイプのため、強い水流は苦手なので注意しましょう。
金魚全般に言えることですが、やや気が強い面があるので様子を見ながら混泳させましょう。
熱帯魚との混泳について
口に入らないサイズの熱帯魚であれば混泳させることもできます。
熱帯魚と混泳させる場合は必ずヒーターを使用しましょう。
水草水槽への適正
基本的に水草を食害するため水草水槽には不向きです。
水草の好みは金魚により大きく違うため、アヌビアスの仲間やミクロソラムの仲間など葉が硬いものはあまり食べないこともあります。
また、クリプトコリネの仲間など、味が不味いものは食べない傾向が強いです。
水槽サイズ
45cm以上の水槽がおすすめ。
複数匹で群泳を楽しむなら60cm以上の水槽に泳がせると良いでしょう。
おすすめの餌
- 顆粒タイプ
- フレークタイプ
- タブレットタイプ
こちらのタイプの餌がおすすめです。
食欲旺盛で選り好みをせずに食べます。
混泳水槽に入れる場合は食いっぱぐれを防ぐためにタブレットタイプなど、大きな塊状の餌を与えると良いでしょう。
繁殖方法
卵生です。
成熟した雌雄が揃っていると1年に1回程度、ばら撒くように卵を生みます。
購入して3~6ヶ月も飼育すれば十分に性成熟しますので繁殖できるようになります。
注意する病気
- 白点病
- エロモナス症
- カラムナリス症
基本的に丈夫な種類なので、状態の安定した子を入手すれば大きく心配する必要はありません。
強いているいうなら白点病、エロモナス症、カラムナリス症に注意する程度でしょうか。
タフなので水質悪化から病気になることは少ないのですが、餌をたくさん食べることから食べ過ぎ・太り過ぎから病気になるケースがあります。
植物質主体の餌を与えたり、与えすぎに注意して飼育しましょう。
分類
コイ科 フナ属 江戸錦