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【京セラ CERAPHIC いきもの電球をレビュー】太陽光に最も近いランプ

京セラ CERAPHICいきもの電球
轟元気
ライトの革命!?
 (4.5)

京セラが本気で開発したLEDランプ。似たような製品は数多いですが一線を画すスペックでアクアリウム業界のライト事情を1段レベルアップさせうる製品です。正直、アクアリウムだけだと本製品のスペックを十分に活かしきれないので、水槽、観賞植物などをまとめて天井から照らすみたいな使い方が面白いかな。

良いところ、悪いところ

01

まさに太陽

こいつの売りはなんといっても波長の良さです。

02

拡張性が高い

口金:E26の電球タイプだから色々と工夫して遊べます。

03

自然な見た目

太陽光で見たような自然な雰囲気になります。

01

取り付けに工夫がいる

電球タイプなので水槽で使うにはライトスタンドとソケットが必要です。

02

派手さは無い

RGBタイプのライトのような派手な発色ではありません。自然な見た目を楽しみたい方向けです。

03

取り扱い店が少ない

しっかりと接客販売をして欲しいということから取り扱い店が限られています。

電子部品メーカー「京セラ」が本気を出して開発したフルスペクトルのLED電球。

「太陽に最も近いライト」を喧伝しているだけのことはあり、今までの製品とは一線を画す波長のバランスの良さが売り。

地球上に生息するほとんどの生物は光からスタートした生態系の中にいますから、光にこだわることはアクアリストとして必然と言えるでしょう。

光の色は3色から選べます。

  • 4000K ⇒観葉植物におすすめ
  • 5000K ⇒観葉植物、水草におすすめ
  • 6500K ⇒水草におすすめ

こんな感じで使い分けるのがおすすめ。

Kケルビンとは色温度のことで、数値が少ないほど赤みが強くなり、大きくなるほど青くなります。

4000K 昼下がり光、5000K 日中の太陽の光、6500K 曇りの日の光

色の雰囲気を言葉で説明するとこんな感じでしょうか。

アクアリウム用のライトは水を透明に見せるために、やや高めの色温度のものが多いのですが、本製品はやや低めです。

昨今のライトに慣れているとちょっと黄色く感じるかもしれませんが、蛍光灯時代のような優しい色味で私は好きですよ。

  • RGBライトと組み合わせて⇒ 4000Kを補助光として
  • 本製品を複数使う ⇒6500Kと5000Kを1台づつ

電球タイプなので組み合わせやすいから工夫のしがいがあります。

上記は一例ですが、色々と遊べるランプです。

京セラ CERAPHIC いきもの電球の波長

波長はこんな感じで、バランス良く出ています。

他のライトとの違いは青の波長のバランスが良いこと。

一般的なLEDは効率の良さから青色LEDが使われているので、極端に青の波長だけ強いものが多いです。

本製品は紫色LEDに赤・緑・青色の蛍光体を組み合わせることでバランスの良い波長に仕上がっています。

これだけの波長ならC4型光合成を行なう植物も室内で育成できます。

アクアリウムだけでこの波長のスペックを最大限に活かすのは難しいですが、アガベやビカクシダ、アグラオネマなどを水槽の横に置いて一緒に楽しむのが面白いかもです。

E26なのでDIYでライト周りを工夫できる方は色々と遊べると思います。

反面、ライトスタンド、ソケットなどが必要なので初心者の方にはちょっととっつきにくいかもしれませんね。

部屋の1部にボトルアクアリウムや観葉植物、水槽などをまとめて素敵空間を作っている方をSNSでちらほらと見ますが、そんな場所を天井から照らす照明としてイチオシです。

元気
元気

うちので買えますよ!

スペック

製品名CERAPHICいきもの電球
口金E26
光質LBWCS001 ⇒4000K(白色)
LBWCS002 ⇒5000K(昼白色)
LBWCS003 ⇒6500K(昼光色)
全光束4000K ⇒1900lm
5000K ⇒1950lm
6500K ⇒2040lm
演色性Ra97(Ra:平均演色評価数)
配光1/2ビーム角 34度
消費電力23W
質量約390g
IP保護等級防滴Ⅰ型相当
販売価格17000円程度

公式HPへ

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