
ナンナカラ アノマラ
Nannacara anomala
- 種類シクリッドの仲間
- 体色青、黄、オレンジ
- 性格やや気が強い
- 水質酸性~弱アルカリ性
- 水温20~30℃
- 寿命3年程度
- 分布南米
- サイズ6cm程度
- 泳ぐ所中層
- 通称名ナンナカラ アノマラ
特徴
成熟したオスが見せる青く光るような金属光沢が美しいシクリッド。
決して派手な品種では無いと思いますが、いぶし銀の魅力があり古くから人気のある品種です。
ヨーロッパなどで盛んに養殖されているため比較的手に入れやすいです。
シクリッドらしく縄張りを主張しますが、シクリッドの中でも比較的大人しいため混泳水槽にも導入しやすいです。
縄張りに入ったお魚を追い払う仕草をするので、隠れ家をたくさん用意しましょう。
水草水槽への適正
水草水槽向きです。
ほとんど水草を食害しないため安心していれることができます。
ヤマトヌマエビなど、お掃除屋さんを追ってしまうことから藻類除去の邪魔になってしまうことがありますのでエビの隠れ家を用意すると良いでしょう。
水槽サイズ
30cm以上の水槽がおすすめ。
混泳水槽に入れるなら60cm以上の水槽がおすすめ。
おすすめの餌
- 顆粒タイプ
- フレークタイプ
- タブレットタイプ
こちらのタイプの餌がおすすめです。
食欲旺盛で選り好みをせずに食べます。
成長に合わせて粒の大きな餌に切り替えると良いでしょう。
タブレットタイプのものを与えると食いっぱぐれを防ぐことができます。
プレコ用の餌などをサプリメント的に与えると良いでしょう。
繁殖方法
卵生です。
成熟した雌雄が揃っているとペアになります。
パイプや流木の表面、大きな葉の水草の周りなどをペアで占有し卵を産みます。
購入してすぐに産卵することもあります。
注意する病気
- エロモナス症
- カラムナリス症
基本的に丈夫な種類なので、状態の安定した子を入手すれば大きく心配する必要はありません。
強いているいうならエロモナス症、カラムナリス症に注意する程度でしょうか。
タフなので水質悪化から病気になることは少ないのですが、餌をたくさん食べることから食べ過ぎ・太り過ぎから病気になるケースがあります。
植物質主体の餌を与えたり、与えすぎに注意して飼育しましょう。
分類
シクリッド科 ナンナカラ属 ナンナカラ アノマラ