【水草QA100】当ブログが書籍になりました!!

プラチナゴールデンバルブ

プラチナゴールデンバルブ
Puntius semifasciolatus ‘Platinum Golden’

  • 種類コイの仲間
  • 体色黃、緑、黒
  • 性格温和
  • 水質酸性~弱アルカリ性
  • 水温18~30℃
  • 寿命5年程度
  • 分布改良品種
  • サイズ7cm
  • 泳ぐ所中層、下層
  • 通称名プラチナゴールデンバルブ

特徴

鮮やかなイエローの体色と背なりのグリーンの発色が美しい小型バルブ。

グリーンバルブの改良種で1960年台にアメリカで作出されたと言われています。

基本的に温和ですが7cm程度まで成長し、口がやや大きいので口に入るサイズのお魚と混泳させる場合は注意が必要です。

かなり丈夫な種類なので初心者の方でも飼育しやすいです。

低水温にある程度耐性があるので1年を通じて温かい部屋ならヒーターを使わなくても育てることができます。

ギリギリ15℃くらいまでは耐えられることがありますが、下限は18℃くらいと思っておくと良いでしょう。

水草水槽への適正

水草水槽向きです。

ほとんど水草を食害しないため安心していれることができます。

水槽サイズ

30cm以上の水槽がおすすめ。

複数匹で群泳を楽しむなら45cm以上の水槽に泳がせると良いでしょう。

おすすめの餌

  • 顆粒タイプ
  • フレークタイプ
  • タブレットタイプ

こちらのタイプの餌がおすすめです。

食欲旺盛で選り好みをせずに食べます。

混泳水槽に入れる場合は食いっぱぐれを防ぐためにタブレットタイプなど、大きな塊状の餌を与えると良いでしょう。

繁殖方法

卵生です。

成熟した雌雄が揃っていると時折ばら撒くように卵を生みます。

購入して3~6ヶ月も飼育すれば十分に性成熟しますので繁殖できるようになります。

水草水槽など、隠れるところが豊富な環境なら自然に増えていることもあります。

注意する病気

  • エロモナス症
  • カラムナリス症

基本的に丈夫な種類なので、状態の安定した子を入手すれば大きく心配する必要はありません。

強いているいうならエロモナス症、カラムナリス症に注意する程度でしょうか。

タフなので水質悪化から病気になることは少ないのですが、餌をたくさん食べることから食べ過ぎ・太り過ぎから病気になるケースがあります。

植物質主体の餌を与えたり、与えすぎに注意して飼育しましょう。

分類

コイ科 プンティウス属 プラチナゴールデンバルブ