ブラックルビー
Pethia nigrofasciata
- 種類コイの仲間
- 体色赤、黒
- 性格やや気が強い
- 水質酸性~弱アルカリ性
- 水温18~30℃
- 寿命2~3年程度
- 分布スリランカ
- サイズ6cm程度
- 泳ぐ所中層
- 通称名ブラックルビー
特徴
成熟したオスの黒と赤の発色は一見の価値があるバルブの仲間。
飼い込んで色が揚がるということを勉強するにはもってこいの種類です。
アクアリウム界全体ではとても人気のある種類ですが、日本ではあまり人気が無いことからあまり見かけないかもしれません。
活発に泳ぎ回る元気なお魚です。
やや同種間で争うので、なるべく多頭飼育をするのがおすすめです。
5匹以上で飼育すると同種間の争いを緩和できます。
基本的に丈夫で飼育しやすいお魚です。
飼育を続けていれば自然と成熟するので色が揚がるのを楽しむことができます。
水草水槽への適正
柔らかな水草を食害することがありますが、まったく水草水槽に入れられないレベルではありません。
水槽サイズ
45cm以上の水槽がおすすめ。
複数匹で群泳を楽しむなら60cm以上の水槽に泳がせると良いでしょう。
おすすめの餌
- 顆粒タイプ
- フレークタイプ
- タブレットタイプ
こちらのタイプの餌がおすすめです。
食欲旺盛で選り好みをせずに食べます。
混泳水槽に入れる場合は食いっぱぐれを防ぐためにタブレットタイプなど、大きな塊状の餌を与えると良いでしょう。
繁殖方法
卵生です。
成熟した雌雄が揃っていると時折ばら撒くように卵を生みます。
購入して3~6ヶ月も飼育すれば十分に性成熟しますので繁殖できるようになります。
水草水槽など、隠れるところが豊富な環境なら自然に増えていることもあります。
注意する病気
- エロモナス症
- カラムナリス症
基本的に丈夫な種類なので、状態の安定した子を入手すれば大きく心配する必要はありません。
強いているいうならエロモナス症、カラムナリス症に注意する程度でしょうか。
タフなので水質悪化から病気になることは少ないのですが、餌をたくさん食べることから食べ過ぎ・太り過ぎから病気になるケースがあります。
植物質主体の餌を与えたり、与えすぎに注意して飼育しましょう。
主な分布域
分類
コイ科 ペティア属 ブラックルビー