
アンゴラバルブ
Enteromius fasciolatus
- 種類コイの仲間
- 体色赤、オレンジ、黒
- 性格温和
- 水質酸性~弱アルカリ性
- 水温18~30℃
- 寿命2~3年程度
- 分布西アフリカ
- サイズ6cm程度
- 泳ぐ所下層、中層
- 通称名アンゴラバルブ
特徴
シャープな体型と黒いライン模様が美しい小型バルブ。
東南アジアで養殖されており、時折まとまって入荷します。
入荷直後は色が出ていませんが、じっくりと飼い込むことで赤~オレンジ色になります。
丈夫かつ温和なお魚なので混泳水槽におすすめ。
比較的臆病な面があり少数で飼育すると隠れて出てこなくなることがあります。
できれば10匹単位での飼育をおすすめします。
色の出方も群れで飼育したほうが綺麗になる印象があります。
水草水槽への適正
水草水槽向きです。
ほとんど水草を食害しないため安心していれることができます。
水槽サイズ
30cm以上の水槽がおすすめ。
複数匹で群泳を楽しむなら45cm以上の水槽に泳がせると良いでしょう。
おすすめの餌
- 顆粒タイプ
- フレークタイプ
- タブレットタイプ
こちらのタイプの餌がおすすめです。
食欲旺盛で選り好みをせずに食べます。
混泳水槽に入れる場合は食いっぱぐれを防ぐためにタブレットタイプなど、大きな塊状の餌を与えると良いでしょう。
繁殖方法
卵生です。
成熟した雌雄が揃っていると時折ばら撒くように卵を生みます。
購入して3~6ヶ月も飼育すれば十分に性成熟しますので繁殖できるようになります。
水草水槽など、隠れるところが豊富な環境なら自然に増えていることもあります。
注意する病気
- エロモナス症
- カラムナリス症
基本的に丈夫な種類なので、状態の安定した子を入手すれば大きく心配する必要はありません。
強いているいうならエロモナス症、カラムナリス症に注意する程度でしょうか。
タフなので水質悪化から病気になることは少ないのですが、餌をたくさん食べることから食べ過ぎ・太り過ぎから病気になるケースがあります。
植物質主体の餌を与えたり、与えすぎに注意して飼育しましょう。
主な分布域
分類
コイ科 エンテロミウス属 アンゴラバルブ