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ゴールデンハニーグラミー

ゴールデンハニーグラミー
Trichogaster chuna ‘Golden’

  • 種類アナバスの仲間
  • 体色黃、赤
  • 性格温和
  • 水質酸性~弱アルカリ性
  • 水温20~30℃
  • 寿命2~3年程度
  • 分布改良品種
  • サイズ4cm程度
  • 泳ぐ所中層
  • 通称名ゴールデンハニードワーフグラミー

特徴

全身が鮮やかなイエローに染まるハニーグラミーの改良種。

小型で温和なため、グラミー1の普及種です。

基本的に丈夫で飼育しやすいため初心者の方にもおすすめ。

餌を食べるスピードがゆっくりなので活発なお魚と混泳させる場合は食いっぱぐれないように注意しましょう。

オスは成熟すると赤みがかるのでさらに美しくなります。

東南アジアで養殖されているため、比較的手に入れやすいお魚です。

痩せていない子を導入するのがポイントです。

水草水槽への適正

水草水槽向きです。

強い流れをあまり好まないため、たっぷり水草を茂らせると安心するようです。

水槽サイズ

30cm以上の水槽がおすすめ。

小型種のため小型水槽でも十分に飼育できます。

おすすめの餌

  • 顆粒タイプ
  • フレークタイプ
  • タブレットタイプ

こちらのタイプの餌がおすすめです。

食欲旺盛で選り好みをせずに食べます。

餌をゆったりと食べるので食いっぱぐれないように注意しましょう。

混泳水槽の場合はタブレットタイプのものを与えると食いっぱぐれを防ぐことができます。

植物質をある程度好むことからプレコ用の餌などをサプリメント的に与えると良いでしょう。

繁殖方法

卵生です。

成熟したオスは水面に泡巣を作ります。

相性の良いメスがいると誘い込んで産卵をします。

注意する病気

  • エロモナス症
  • カラムナリス症

基本的に丈夫な種類なので、状態の安定した子を入手すれば大きく心配する必要はありません。

強いているいうならエロモナス症、カラムナリス症に注意する程度でしょうか。

タフなので水質悪化から病気になることは少ないのですが、餌をたくさん食べることから食べ過ぎ・太り過ぎから病気になるケースがあります。

植物質主体の餌を与えたり、与えすぎに注意して飼育しましょう。

主な分布域

分類

オスフロネムス科 トリコポドゥス属 ゴールデンハニーグラミー