【まずはココから!】カリウム肥料の使い方をマスターする -初心者の方向け-

【ちょっとづつ死んでいく、、】エビの細菌感染症対策

今回は「エビの細菌感染症対策」について解説します。

聞き慣れないかもしれませんが、エビにも病気が出ることがありますよ。

病気になると「毎日少しづつ死ぬ」ようになります。

原因が細菌感染症だった場合、魚病薬「観パラD」を使って薬浴をすると改善することに気が付き、色々と試していました。

今ではある程度、形になっていますので方法を皆さんにお伝えしようと思います。

なるべく分かりやすく解説していきますので、ぜひ読んでみてください。

元気

方法として改良の余地はありますが、現時点でも一定の効果を確認しています!

エビの細菌感染症って?

エビも生き物なので病気になります。

外見からの判別が難しく、なかなか判断に迷うのですが、

「毎日数匹づつ死んでいる」「ただただ死んでいく」「見た目に特に悪そうなところが無いけど死ぬ」「1週間以上死に続けている」「体が濁っている」

なんて場合は細菌感染を疑いましょう。

アクアリウムではありませんが、養殖エビは病気により壊滅的な被害を受けている場合もあるようですね。

参考 エビの感染症東京海洋大学
注意
「高水温」「水が出来ていない」などエビが死んでしまう原因は他にもあります。

細菌感染の他にも、エビに発生する寄生虫などもいますが、エビの病気治療はまだまだ研究段階のものが多く、データ、情報発信ともに少ないのが現状です。

ちなみに、寄生虫には「塩水浴」が効果的ですよ。

こちらのページでエビの病気がまとまって紹介されていますので、興味のある方は読んでみてください(英語です)

参考 エビの病気いろいろAquarium Creacion

治療法解説

今のところ「観パラD」を使った薬浴が1番効果があります。

規定量を投入して様子をみましょう。

本来は隔離をして薬浴するべき薬なのですが、飼育水槽全体を殺菌したほうが結果が良いことが多いです。

そのため、「飼育水槽」への投入をオススメいたします。

観パラDの詳しい解説はこちらを御覧ください。

「観パラDの使い方」へ飛ぶ

注意
水草が枯れてしまいます。一時的に動かせる水草は隔離しましょう。

投薬例

投薬

水槽へ規定量を投入しましょう。

~3日目「様子を見る」

エビの様子を確認してください。

もし、何か異変がある場合は、すぐに換水をして薬を抜き様子をみましょう。

4日目「換水」

50%程度換水を行い、薬を抜きましょう。

死ぬ個体が出ないようなら薬浴は終了です。

まだ死ぬ個体が出る場合、再度薬を投入し薬浴を続けましょう。

※投薬量は規定量です。

~7日目「様子を見る」

エビの様子を確認してください。

もし、再発があるようなら薬を追加して、再度薬浴を行ってください。

薬浴を続けている場合、エビに何か異変があれば、すぐに換水して薬を抜きましょう。

8日目 換水

50%程度換水を行い、薬を抜きましょう。

STEP3で 「薬を入れていない場合」これで治療は終了です。

STEP3で「再度、薬を投入している場合」は、もう3日~7日程度様子を見て再発が無いようなら 治療は終了です。

治らなかった場合

ここまでで治らないようなら、投入量を「1.5倍~2倍」へ増やしSTEP1より薬浴を繰り返してください。

※濃度を上げると効果も増しますが、薬害も増します。エビをよく観察して、様子がおかしいようならすぐに換水して薬を抜きましょう。

注意点

  • 底面フィルターを使用している場合
  • ソイルの場合
  • エビへの薬害について
  • 流木などのアク

・底面フィルターを使用している場合

エビの飼育では底面フィルターがメジャーなので使われている方も多いと思います。

底面フィルターの場合、底床の中に溜まった有機物が薬と反応して「無効化or効果を下げてしまうこと」がありますよ。

予め「水作プロホース」などを使って底床内の汚れをある程度キレイにしてから薬浴を始めましょう。

使い方はこちらの動画を見てください。
分かりやすく丁寧に解説してくれています。

参考 プロホース水作

・ソイルの場合

底床にソイルを使用している場合、「ソイルの吸着作用」により薬が吸着され無効化されてしまうことがあります。

そのため、薬の効果時間が短くなってしまうので、マメな投薬が必要になるかもしれません。

エビを観察しながら、様子を見て投薬回数を調整してみてくださいね。

MEMO
栄養系ソイル、吸着系ソイル問わず薬を吸着してしまいます。

・エビへの薬害について

観パラDはエビへのダメージが比較的少ない薬です。

とはいえ「0」ではありませんので、様子がおかしい場合は換水をして薬抜きをしましょう。


・流木などのアク

観パラDはpHの高い薬です(pH11程度)

そのため、流木などのアクが染み出しやすい環境になることがあります。

薬を投入後、急にアクが大量に出ることがありますので、気になる方は予め流木などを取り出しておきましょう。

MEMO
今のところ、大量に出たアクでエビが死んだことはありません。

病気の原因

・輸送により弱る ⇒ 抵抗力↓ ⇒ 罹患

・外部からの持ち込み

この2点が多いようです。

「輸入物のエビ」に発生しやすいように感じます。

特に台湾などから大量に輸入されてくる「チェリーシュリンプ系」は罹患率が高いのでご注意ください。

罹患率の高いエビをざっとリストアップしますのでご確認くださいませ。

  • レッドチェリーシュリンプ
  • オレンジチェリーシュリンプ(マンゴーシュリンプ)
  • イエローチェリーシュリンプ
  • ブルーベルベットシュリンプ
  • ランシーロンシュリンプ
  • ルリーシュリンプ
  • オレンジルリーシュリンプ
  • 極火蝦(ごくひえび)

元気

国産ブリードのレッドビーなどはあまりなりません!

まとめ

現場で対応に追われている中、試しながら形にした対策法です。

「効果はバツグンだ!」

とはまだ言えませんが、ある程度の効果は期待できますよ。

ぽつりぽつりと死んでしまう現象にお困りの方は一度試してみてはいかがでしょうか?

元気

さらに良い方法が見つかりましたらお知らせします!

2 COMMENTS

アバター アクアリスト

いつも記事が配信される度興味深く拝見させてもらっています。
漢字間違いがありましたのでコメントしておきます。
羅患→罹患(りかん)
このコメントは削除していただいて構いません。

返信する
轟 元気 轟 元気

コメントありがとうございます。
また、ご指摘ありがとうございました!

お恥ずかしい。。
すぐに修正させて頂きます。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です